透明度抜群!倉崎海岸でビーチシュノーケル(龍郷町)

奄美大島

奄美大島を代表するビーチ。白い砂浜と青い海が広がる波穏やかな海岸はシュノーケルにもぴったり。クリアな海の中にはカラフルなサンゴ礁と、クマノミやハナヒゲウツボといった多種多様な生き物たちの姿を見ることができます。

2018/10/9(火)

空港近めなビーチ

いつも沖縄や奄美に来ると、ほぼ毎日どこかの海でシュノーケルをしてしまいます。しかし、今回の旅では天候に恵まれず全然海に入れませんでした。やっと最終日にしてジリジリとした真夏日となったので、海に入らずにはいられません!!!

奄美大島で人気のシュノーケルスポット土盛海岸は前回行ってしまったので、今回は倉崎海岸に行ってみることに!

半島状につきだした地形にある倉崎海岸は、空港まで車で20分ほどの距離。奄美到着日や最終日に名瀬⇔空港の途中で立ち寄るのにもぴったりです。

意外と穴場?

案内板などは控えめでちょっと分かりにくいところにある倉崎海岸。「プチリゾートネイティブシー奄美」というホテルの目の前にあるので、迷ったらこのホテルを探しましょう。

駐車場は広々してます。自販機はあるのですが、トイレ、シャワーはありません。それっぽい建物があるのですが、封鎖されております。

駐車場から階段を降りていくと、すぐ目の前に青い海が広がります。

これぞまさに南の島といった、とってもキレイなビーチ!!連休直後の平日だったためか、 人もわずか数組しかおりません。なんだかプライベートビーチみたいな雰囲気です。

シュノーケル開始!

ちょっとだけ準備体操替わりのストレッチをしたら、さっそくシュノーケルを装備して海の中へ!

入るとすぐに3~5mくらいの深さの海が広がります。ほぼ干潮でこれということは、満潮時はなかなかの深さになるのでは。

湾になっているため、波もほとんどなく非常におだやか。ただ何もせずにプカプカ浮いていることもできます。

海底は基本的に砂地となっていますが、ポツポツと珊瑚の塊が点在しています。今回の旅は全然泳げなかったので、最後の最後にきれいな海に出会えて幸せです。

いろんな生き物がたっぷり

水面付近をすいすいと泳ぐコバンアジ。逃げるかと思いきや、けっこう近寄ってきてくれます。

黄色があざやかなトゲチョウチョウウオ。その名の通り、背ビレの後方がトゲのように伸びています。オス同士の争いでは、このトゲが刺さり合うこともあるそう。

クマノミもいました!シュノーケルではぜんぜん珍しい魚ではありませんが、かわいらしい姿なのでやっぱり見つけると嬉しいです。

クマノミってイソギンチャクから離れないので、近寄っても遠くへ逃げてしまうことがありません。写真に撮りやすく、なおかつ水中での目印にもなります。

ウミヘビ発見!!有毒生物なので一瞬ドキッとしますが、近寄ってくることはなく素通りしていきます。触ったりしなければ大丈夫。

会えたらラッキーハナヒゲウツボ

ちょっとレアなハナヒゲウツボも見かけました!細くてヘビのようなウツボなのですが、名前の通り鼻先からヒゲのような触覚のようなものが伸びている一風変わったウツボです。

まだ若いので黒色の体をしていますが、成長するとあざやかな青色へと変わります。さらに成長すると黄色に変わり、なんと性転換してメスになります。

最初は全てオスですが、大きく成長したものだけがメスになるというこの性質を「雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)」と呼ぶそう。他の生物ではクマノミが有名ですね。

逆に、大きく成長できたものだけがオスになるパターンを「雌性先塾(しせいせんじゅく)」といい、キュウセンやホンソメワケベラなどで見られるそう。どちらかといえばこっちの方がメジャーなようです。

どっちにしろ、人間から見ると年齢で性別が変わるというのはびっくり。ハナヒゲウツボやクマノミは男の子と熟女だけの世界ということになり、キュウセンやホンソメワケベラは女の子とおっさんだけの世界ということになります。いずれにしても人間に例えるとやばい。

チンクイムシの襲来

泳いでいると、露出している腕や唇がチクチクしてきました。まさか、クラゲの攻撃では!?!?

そう思ったのですが、それほどの刺激は無くちょっとピリピリするくらい。私はまだクラゲに刺されたことが無いのですが、刺されると電流が走ったような衝撃があるとききます。

調べてみたところ、チンクイムシというちょっと恥ずかしい名前の現象。原因となっているのは「ゾエア」という目に見えないくらい小さいエビやカニの子どもだそうです。

このゾエアは小さいながらもトゲトゲしたボディをしており、それが人の体に当たるとチクチクピリピリとするのです。

幸い特に跡になったりはしませんでしたが、ひどいときには腫れたり赤くなったりすることもあるそう。海水で洗いお酢をかけると良いらしいです。

シャワー問題

さて、非常に楽しくシュノーケルができる倉崎海岸ですが、最大の問題はシャワーがないこと。

そのまま島内で宿泊するなら自然乾燥でも良いのですが、今日は東京に戻る日。さすがに潮ベタベタで飛行機に乗るのは抵抗あります。

駐車場の階段を登ったところにあるホテル「プチリゾートネイティブシー奄美」に尋ねてみたところ、屋外のシャワーを500円で貸してもらうことができました!

シャワー室は鍵がかかっており、お金を払うとカギを貸してもらえる仕組みです。温水でシャンプーとボディソープも備えてあります。さすがホテルの設備!

このホテルに泊まると目の前が倉崎海岸なんですよねー。朝も夕方も思う存分泳げてうらやましい!

さて、シュノーケルの片付けをしているときに恐ろしいことに気がつきました。続きは次回にて。

コメント

  1. […] […]

  2. […] シュノーケルポイントとして人気な倉崎海岸、土盛海岸は過去に泳いだので別の場所に行ってみようかな。そう思っていろいろ探していたところ、気になったはヤドリ浜。 […]

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