知られざるご当地グルメ「いずみ親子ステーキごはん」を食べるために、出水市内のれすとらん竹の子へやってきました!鶏肉の産地ならではの味を存分に楽しめるメニューです。
出水市のご当地グルメ
ツルの飛来地として知られる出水市。毎年冬になると1万羽を超えるツルが渡来して冬を越すそうです。
そんなツル目当てで訪れたのですが、せっかくなら出水市ならではの食事を楽しみたい!ということで「出水 ご当地グルメ」で検索してみるとヒットしたのがいずみ親子ステーキごはん。
初めて耳にする名前であり、どことなくイメージしづらいネーミング。産地ならではの鮮度抜群の「親子」を味わいつくすメニューとのことですが、いったいどのようなメニューなのでしょうか?
食べられるお店
このいずみ親子ステーキごはんがデビューしたのは2011年。2023年時点では市内4店舗で提供中であるそうです。
・味処魚松
・ホテルキング
・鶴丸会館
・れすとらん竹の子
どこで食べるか迷ったのですが、入りやすい雰囲気と宿の近くであるという点から「れすとらん竹の子」に行ってみることしました。日曜の夕飯時であったため2組待ちでしたが、それほど時間はかからずに案内してもらえました。
竹の子の親子ステーキご飯
店内はまちの洋食屋さんといった雰囲気。感じの良い店員さんが迎えてくれます。ハンバーグやステーキが人気のお店で、オムライスやチャンポンなど様々なメニューがそろっています。鹿児島の黒豚カツ丼といったご当地感あふれるものも。
いろいろと目移りしそうですが、今回の目的はいずみ親子ステーキごはん。このメニューはお店によって差異があるようですが、ここはソフトドリンクやデザートが付いた定食タイプ。
サラダやスープといったいろいろな品々が並んでおり、とっても豪華な仕上がりです。
地鶏のステーキ
出水親子ステーキご飯のメインとなるのは地鶏のステーキ。出水市は全国第2位の鶏の農業産出額であるそうで、自慢の鶏肉を好きな焼き加減で楽しむことができます。
ムネ肉とモモ肉を鉄板へ。野菜も一緒に焼くと、見栄えがとってもキレイ。しっかり焼くと、皮がパリッとしてきました。
焼き上がった鶏肉は、味噌ダレ、焼き肉ダレ、塩コショウの3つの調味料で楽しむことができます。いずれもオリジナリティあふれる風味。ムネ肉は塩コショウでさっぱりと、モモ肉は焼肉ダレでこってりと食べるのが合う気がしました。
濃厚な卵かけご飯
さて、商品名に「親子」という名称がついているのなぜでしょうか。地鶏のステーキが親だとしたら、子に当たるのがこちら!
いずみ親子ステーキごはんには、もれなく生卵がついており、卵かけご飯を楽しむことができます。産まれていないため子ではないのではという点が若干気になりますが、それを口にすると親子丼の立場が危うくなるのでそんなことは気にせずTKGにしましょう。ちなみに卵黄が双子でちょっと得した気分に。
「鶏だしTKGの素」をかけて、さらに焼いた地鶏も載せればステーキごはんが完成します!鶏肉とTKGって合わせたことなかったのですが、これが合わないワケはありません。焼肉ダレをたっぷりつけるととびっきり相性が良いです。
なお、鶏肉を焼いているとご飯が冷めてしまうので、TKGは早めにとりかかるのがおすすめです。ちなみにご飯はおかわり可能です。
食べてみた感想
ステーキとTKG以外にも、チキンののったサラダや、溶き卵のスープもとっても美味。ソフトドリンクもついて、大満足のメニューでした。
ただし、色々と焼きながらTKGを作ったりしていると意外と忙しいです。私はうっかりしており、まだ焼き終わってないのに火が燃え尽きてしまいました。そんなときは慌てずに店員さんに頼めば燃料を追加してくれます。店員さんもけっこう気にかけてくれており、「火、消えてますよね!燃料お持ちしますね!」とすぐに気が付いてくれました。モモ肉は火が通りにくいので、最初に全部乗せておいた方が良いかもしれません。
食べ終わったのでお会計へ進もうとすると、デザートがついているとのこと。ハートのお皿に乗った手作り牛乳プリンはとっても美味でした!
アクセスと営業情報
JR九州および肥薩おれんじ鉄道の出水駅より徒歩15分ほど。
営業時間 | 11:00~14:00, 17:00~21:00 |
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定休日 | 木曜 |
公式サイト | https://www.instagram.com/resutorantakenoko/?hl=ja |
※掲載の情報は2023年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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