唯一無二の超個性派観覧車『道頓堀大観覧車 えびすタワー』(大阪市中央区)

大阪府

ドン・キホーテ道頓堀店に備え付けられた観覧車。メジャーな観覧車の一つですが、楕円形の軌道や横並びの座席、水平回転するゴンドラなど他に類を見ない個性的なポイントが盛りだくさん。観覧車好きに限らず、多くの人におすすめしたくなるアトラクションです!

訪問日:2025/9/18(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

超個性派観覧車

まるでフェスかというくらいインバウンドでにぎわう道頓堀。そこに立つドン・キホーテ道頓堀店は、なんと観覧車を備えています!

屋上ではなく建物の側面という非常にユニークなタイプ。さらに円ではなく長円形の軌道というのも超個性的。ウワサでは、世界初の長円形観覧車であったそうです。

描かれているのは、ドン・キホーテのキャラクター「ドンペン」と、七福神の恵比寿様こと「えべっさん」。派手なデザインは、道頓堀エリアの個性的な看板に引けを取りません。

観覧車好き、そしてドンキ好きを自称している私としては、ここは外せないスポット!6月に万博に行った際に訪問した時は、受付時間に間に合わず、今回やっと再訪できました。

待ち時間に注意

観覧車乗り場は3階ですが、並び口は1階の店舗入口向かって左側にあります。

この観覧車、インバウンドに大人気!特に土日祝日の夜は30分以上待つこともあるようです。

土曜夜の19:10に訪ねたところ、長い列ができていました。けっこう並んでる気がしましたが、回転は早いので20分ほどの待ち時間でした。

あと、雨が降ると運行停止となるのも他の観覧車とは異なるポイント。雨の予報がある場合は、待ち行列を考慮して早めに締め切りとなる可能性もあります。実は今回、私が並んだ数分後には「雨のため受付終了」となっていました!まだ全然降っていなかったのですが、かなり早めに判断しているようです。

チケットは自動券売機にて購入。料金は1,000円、支払いは現金かアリペイのみ。なんと、majicaは使えませんでした!

個性的過ぎるゴンドラ

4名乗りのゴンドラは全部で32基。シートが横並びという、これまたレアなタイプ。もちろん、一人で乗る場合はちゃんと1基貸切になります。

スタッフさんが安全バーを降ろしてくれます。観覧車で安全バーなんて珍しいなと思っていると、ガガガという音とともに座席が回転しました!!

といっても垂直回転ではなく水平回転。乗車時は店舗側を向いていた座席は、上昇するタイミングでぐるっとまわって道頓堀側を向きます。世界初の座席が水平回転する観覧車とのこと。

ゴンドラ内に空調設備はあるので、夏でも涼しいのが嬉しいポイント。BGMや音声案内はなく、機械音が響き渡るため、ちょっと無機質な印象です。

光り輝く道頓堀

回転した先に広がるのは、ネオンで色づいた華やかな道頓堀の景色。ビルの上にたつ巨大な串かつだるまの人形「だるま大臣」はあっち向いちゃってました。

上昇するにつれて少しずつ揺れはじめるゴンドラ。乗車から5分ほどでてっぺん付近に到着しました!

最高位置は77.4m。南を向いているので、「あべのハルカス」もばっちり見えます!窓はキズや汚れで少し曇ってしまっていますが、キラキラした夜景は充分に楽しめます。

そして最上部で停止!そういう演出かと思いきや、アナウンスが流れ緊急停止とのこと。停まると揺れをダイレクトに感じるので、けっこうスリリング。

すぐに運転再開してくだりはじめます。あ!「だるま大臣」がこっち向いてます!1時間かけて1周するので、運が良いとこっちを向いてくれるのです。

乗車時間は約15分、あっという間の空中散歩でした。

最後の1枚はこちら!ゴンドラ内の「縁起物紹介プレート」。そこには「たこ焼き:苦難をけむに巻く、多幸という想いが込められた縁起物」と記載されています。

スタッフのお姉さんが指さして、「これ、むちゃくちゃですよね〜!?なんでもありじゃないですか!?」と話しかけてくれました。言われてみれば、こじつけ感が強すぎるような気もしますね!

アクセスと営業情報

営業時間 11:00~22:00
※毎週火曜日はメンテナンスの為13:00~
料金 1,000円
公式サイト https://www.donki.com/kanransha/

※掲載の情報は2025年9月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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