京都で食べることができるという「ピネライス」。その名前からは全く想像がつきませんが、どうやら洋食メニューのようです。ということで、取り扱っているキッチンゴンというお店に行ってみました!
知られざる京グルメ
京都で悩むのがご当地グルメ。様々な京グルメがありますが、ひとりで気軽に食べられるものが少ないのです。
長崎の「トルコライス」とか、釧路の「スパカツ」とか、金沢の「ハントンライス」とか、佐賀の「シシリアンライス」みたいに、軽い気持ちで楽しめるグルメはないのでしょうか。
ありました!!!その名も「ピネライス」!!!
名前からは何を使っているのか、どのようなメニューなのか全くイメージがわきませんが、逆に謎めいた感じがして妙に惹かれます。
洋食屋キッチンゴン
ピネライスが食べられるのがキッチンゴン。1970年(昭和45年)にオープンした洋食店です。
ということで、烏丸御池駅近くの六角本店へ。当初は上京区椹木町通日暮にオープンしましたが、その後何度か移転、2017年にこの地に移転したそう。
今回は「京都国際マンガミュージアム」「京都万華鏡ミュージアム」「京都文化博物館」と、ミュージアムめぐりした後に訪問。日曜の18:30頃、テーブル席は満席でしたが、カウンターは空いておりました。
店内はカジュアルな洋食屋といった感じで、とても入りやすい雰囲気。たぶん店長は矢沢永吉が好きです。
選べるピネライス
さてさて、ピネライスの正体ですが、チャーハンにポークカツレツを載せてカレーをかけたもの。当時は高級料理のイメージであった洋食を気軽に楽しめるようにと考案されたそうです。
まずは「白」ことカレーソースか、「赤」ことデミソースから選択します。続いてチャーハンの量を選びます。デフォルトは180g。続けて350g(+200円)、500g(+400円)、650g(+600円)と変更可能です。
通常の白or赤のピネライスに加えて、ナポリタンの乗った「トルコピネライス」、トロトロ玉子ののった「オムピネライス」、エビフライと和風あんかけの「和風海老ピネライス」などバリエーション豊か。
さらにトッピングも、ガーリック、食べるラー油、粉チーズ、目玉焼き、ウインナー、ポークカツレツとカスタマイズ性抜群!
ピネライスとは別に様々な洋食メニューがありますが、付属のライスをピネライスに変更することもできます。思った以上に気軽に楽しめるメニューです。
カツカレーとは異なる味
初めてなので、普通の白ピネライスを注文。このタイプのメニューはヘヴィなことが多いのでチャーハンはSサイズにしました。
さぁ、やってきたピネライス!見た目は完全にカツカレー。
ですが、反対側から見ると、しっかりチャーハンの姿が!
「カレーをかけたら白ごはんもチャーハンも一緒なのでは・・・」と思っていたのですが、想像していたよりもチャーハンは存在感を残しています。塩コショウの味や油感といった風味はばっちり。カレールーが少ないかと思いきや、ご飯に味があるので平気でした。
カツも薄めで食べやすく、Sサイズはサクッと食べきれてしまいました。少食の私ですが、もうちょっと食べられそうなくらいです。
さてさて、気になるのはピネライスという名前。これは創業者の権藤吉彦が海外での修行中にトンカツを出した所、フランスの方からカツをもっと小さく小さく「フィネ、フィネ」スラングで「ピネ、ピネ」と聞こえていたことから名付けられたそう。まさかのフランス語由来でした!
アクセスと営業情報
地下鉄烏丸線・東西線の「烏丸御池」駅5番出口から徒歩5分。
営業時間 | 平日:11:00~14:30、17:00~21:00 土日祝:11:00~21:00 |
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定休日 | 水曜 |
公式サイト | https://kitchen-gon.co.jp/ |
※掲載の情報は2025年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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