平たく薄い超個性的な麺料理「ひもかわうどん」を食べに、桐生市にある「ふる川」へ!つるっとしたのど越しと旨味たっぷりの出汁が堪らないメニューです。行列必至な超人気店なので、時間に余裕をもっていくのがおすすめです!(※ちょっとした攻略法もあり)
桐生名物ひもかわうどん
群馬県の桐生市の名物といえばひもかわうどん。うどんと呼ぶのを躊躇うほど平たく薄い形状が特徴の麺料理です。愛知県のきしめんのルーツ「芋川うどん」がなまったという説もありますが、正確なルーツはわかっていないそうです。
そんなひもかわうどんの名店は桐生市内に多数存在していますが、中でもその幅広さで話題の店が今回ご紹介する「ふる川」。
「相生店」と、JR桐生駅前の「パークイン桐生店」という2つの店舗があります。今回は車で行きやすそうな相生店へ。「ぐんま昆虫の森」や「岩宿遺跡」、「桐生が岡動物園」をめぐったあと、夜の部に訪問してみました。
行列必至な人気店
テレビなどのメディアでも話題であるため非常に人気なお店。夜の部が17:30からとのことなので、少し早めの17:15頃に到着したところ、「夜の部は18:45から」との貼り紙が。昼13:30頃に前を通りがかったとき行列だったので、お昼営業が延びて後ろ倒しになったのかもですね。
出直そうかと思ったところ、店舗の前に「名前記入シート」を発見しました!!ラッキーなことに、順番は2番目。きっとこの名前記入シートの存在はあまり知られていない気がします。
たまたま出てきたスタッフさんに尋ねてみたところ、夜のオープン時間通りに来れば大丈夫だけど、駐車場が満車になるかもしれないので早めがおすすめとのことでした。
ということで18:30にくると11台の駐車場がラスイチ。名前シートは14組待ちになっていました。18:40くらいになると、車で待機していた人がみんな降りてきて、店の前は人だかりに。オープンすると、一組ずつ順番に名前を呼ばれて席へと案内されます。
店内はテーブル席が5席、お座敷席が6席ほど。名前シートの11組まではすんなり入れたようで、それ以降は2巡目みたいでした。
バリエーション豊富なメニュー
メニューは、「うどん」「そば」「ひもかわ」の3種類の麺。それぞれいろんなタイプのお味があります。
つけ麺スタイルが「もり」「冷たいつけ汁」「温かいつけ汁」の3タイプ、かけスタイルが「冷」「温」の2タイプ。それぞれ色々な味がそろってます。メニューの一部はこんな感じでした。
もり、野菜天もり、海老天もり
■冷たいつけ汁
おろしつけ汁、なめ茸つけ汁、とろろつけ汁
■温かいつけ汁
なすつけ汁、肉つけ汁、しめじつけ汁、かもつけ汁
■冷
冷やしたぬき、冷やしおろし、冷やしとろろ
■温
たぬき、きつね、玉子とじ、カレー、肉なす、かも
これは迷いますね!!!
他にも唐揚げ、餃子、天ぷら、丼などのメニューもあります。
極薄幅広なひもかわ
到着したひもかわ。10cm四方に折りたたまれており、まるで折り紙のようです。
持ち上げるとこんな感じに広がります。こんな麺、初めてみました!!
そのまま、塩をちょっとだけふって食べてみるとツルっとした喉越しがたまりません。
持ち上げられるほどしっかりしてますが、お箸で簡単にちぎることもできます。大きすぎて食べにくいときは、ほぐしてひとくちサイズにするのもおすすめ。
激ウマの鴨汁
悩んだ結果、「かもつけ汁ひもかわ」にしました。最初はひもかわそのものの味が楽しめそうな「もり」にしようかと思ったのですが、「温かいつけ汁が美味しい」というクチコミに心が揺らぎました。
甘口の出汁に鴨の旨味がたっぷり!鴨肉もしっかり煮込まれて柔らかくておいしいです。たっぷり入ったネギは、炭火のような香ばしさを感じます。
ちなみに、ひもかわをつけるとこんな感じになります。
こちらは同行者が頼んだ「野菜天もりひもかわ」。ナス、カボチャ、ししとう、マイタケ、ニンジンというラインナップ。サクサクの衣がとっても美味です。
食べ終わって外に出たのは19:30頃。このときも10組以上が待っていました。晴れた夜なのでまだマシですが、炎天下や雨天時はかなりきつそうです。
というわけで、「名前シートの存在」と「駐車場満車の可能性」、この2点だけでも覚えておいてもらえたらと思います~。
アクセスと営業情報
駐車場は店舗前に11台ほどありますが、満車の可能性が高いです。店舗の傍の交差点に第2駐車場もありました。
営業時間 | 昼:11:00~14:00(L.O.) 夜:17:30〜21:15(最終入店) ※混雑時は変動あり |
---|---|
定休日 | 月曜、第4火曜 |
公式サイト | http://himokawa.jp/ |
※掲載の情報は2024年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント