毎年秋に開催される二本松の菊人形は、菊の花でデコった人形が並ぶ華やかな祭典!色鮮やかに彩られた世界は、美しくもどこかコミカルでとても楽しめます。
秋の二本松といえば菊人形
毎年10月上旬から11月中旬、福島県の二本松市では「二本松の菊人形」というイベントが開催されています。全国的な知名度はまだそれほどなく、何となく「菊に詳しい専門家の品評会」のようなイメージ。しかし、気になったのはこのポスター。
よくわからないけど、なんかとっても楽しそう!!!
イメージしていたよりもずっとカジュアルなイベントのようです。せっかくこの時期に近くまで来ることができたので、急遽予定を変更して訪問してみることにしました。
会場となるのは二本松城公園。南側の三ノ丸が会場なので、間違えて本丸跡に向かわないようにご注意ください。ちなみにGoogle Mapには「二本松菊人形会場」として登録されていました。
駐車場からの道には、会場からはみ出した華やかな菊が顔を見せます。入場料金は大人800円、中学生以下は無料となっています。
多様な花が見られる菊花展
最初は菊花展コーナー。菊花愛好家の方々が仕立て上げた作品が約200点並びます。
「一文字の部」では、「これ菊の花!?」と思うような花がたくさん。こんなぺったらにすることができるんですね。
「管物の部」では、錦糸玉子のように花が細長くなった菊の花が。こんな菊があるなんて知らなかったです。
「大多輪の部」では、千輪咲といって、1本の茎から枝分かれさせ、たくさんの花を咲かせた菊の姿が。こちらはなんと1,568輪咲きというとんでもないボリュームの菊。菊の仕立てについて全く知識がなくても凄いとわかる圧倒的な数字の力、ここにたどり着くのにどれだけの努力があったのでしょうか。
テーマにあわせた菊人形
二本松の菊人形では、毎年テーマが決められており、それに合わせた菊人形が並びます。訪問した2017年のテーマは「EDO TRIP ~菊花繚乱!徳川時代絵巻~」。
こちらは華麗なる大奥の中央に立つ篤姫。艶やかな菊は大奥のイメージにぴったりハマります。
子どもたちも菊でおめかし。かわいらしい菊は元気な子どものイメージにぴったりハマります。
菊でデコられた江戸幕府初代将軍・徳川家康。シックな色合いの菊は渋い表情の家康にぴったり・・・・
江戸幕府5将軍・徳川綱吉。高貴な菊はダンディーな綱吉のイメージにぴったり・・・・
ちょっと待ってください、子どもや女の人はともかく、
おじさんはそんなに似合ってない気がします!!!
でも、そのお陰でキレイなだけじゃなくて楽しい雰囲気が生まれている気がしますね。
菊デコは止まらない!
まだまだ続く菊人形!相撲ももちろん菊デコです。
あれ、意外と地味な気がします・・・他の人形に比べて衣服が少なく、デコる面積が少ないからでしょうか。
おそらく園内で最も大きな菊人形がこちらの五重塔!こんな大きいものまで菊デコしてしまうなんて。
進んでいくと「菊人形ができるまで・菊付け実演コーナー」を発見。ここでは、実際に人形を菊デコする現場を見学することができます。園内の菊人形は、たった6人で行っているそう。これだけの規模、いったいどれほどの時間がかかっているのでしょうか。
他にも、頭に菊の花を飾ってもらえるブースや、ウサギやヤギのふれあいコーナーなど楽しめる要素がたくさん。友達や家族と行ってもわいわい楽しいスポットだと思います!
あれもこれも菊デコされた世界は見ごたえ抜群でした。盛りだくさんの展示でお腹いっぱい!
というのは嘘でお腹が空きました!菊人形会場には屋台や食事処が何軒か並んでいます。大きな「ネギ味噌油揚げ」を食べ歩きしながら駐車場まで戻りました。
コメント