目の前にサロマ湖が広がる開放的なホテル。オホーツクの海の幸がたっぷり楽しめる食事や、パノラマ広がる露天風呂など、充実した時間を過ごすことができる宿です。
サロマ湖畔のリゾートホテル
琵琶湖、霞ヶ浦に次ぐ日本で3番目の大きさを誇る湖、サロマ湖。淡水と海水が混じり合う汽水湖であり、様々な海産物が獲れることでも知られています。
そんなサロマ湖の東岸にたたずむリゾートホテルが「サロマ湖鶴雅リゾート」。
もともとここはサロマ湖東急リゾートでしたが、2002年に撤退。その後、北海道各地に多くの旅館やホテルを経営する鶴雅グループによって鶴雅リゾートとして生まれ変わります。再雇用を希望する地元社員を全て受け入れ、地域性を重視した旅館再生モデルの先駆けとなったそうです。
広々としたエントランスには、続縄文時代・オホーツク時代の土器なが展示されています。
リゾートスイートのお部屋
今回宿泊させていただいたのはこちらのお部屋。壁に埋め込まれたテレビやモダンな家具がおしゃれなリビングルームがあります。
こちらがベッドルーム。ふかふかのベッドが2台置かれた広々としたお部屋です。こちらにもテレビが設置されています。テレビ下のバーが小物置きに使えてとっても便利。
お部屋にはバスルームも備えております。設備・清掃ともに行き届いておりぴっかぴかです。
窓からはサロマ湖を一望できます。湖とはいえ、前述の通り広大な面積を持つサロマ湖。どこまでも続く水平線は開放感抜群です。
今回は「リゾートスイート」というお部屋でしたが、他にもリーズナブルな「洋室ツイン」や「和洋室」などの客室があります。いずれもサロマ湖を眺めることができるレイクビュー。さらに多くのお部屋は東から湖に向いているため、日没時は湖に沈むサンセットを拝むことができます。
海鮮たっぷりのビュッフェ
夕食は、レストラン ラ・メールにてビュッフェスタイル。ライブキッチンもあり、焼き立てステーキや天ぷら、ホタテ浜焼きなど、いろいろなメニューが揃っています。
さらにテーブルサービスとして「季節の海鮮盛り合わせ」も!大きなお皿にたっぷりと盛りつけられた新鮮な海鮮・・・贅沢すぎる一皿です。内容はその日によって変わるようですが、このときはホタテ・カキ・ボタンエビなどが盛り付けられていました。
ちなみに朝ごはんもビュッフェでしたが、定番の朝食メニューに加えてライスバーガーが!自分で好きな食材を選んで作るという、とっても楽しいメニューでした。
天然温泉・ワッカの湯
大浴場は「和風」と「北欧風」の2ヶ所あります。日にちによって入れ替わるので、夜と朝で入浴すれば両方楽しむことができます。
北欧風大浴場は2階にあるため、露天風呂からの展望が抜群!サンセットのタイミングで入浴すれば、サロマ湖に沈む夕陽を眺めてお風呂に浸かることができます。
一方、和風大浴場は1階にあるため北欧に比べると展望は少しだけ劣ります。しかし、それを補って余りあるのが岩石をくみあげた庭園露天風呂!まるでジオパークのような仕上がりで、わくわくする露天風呂でした。
無料送迎バスでアクセスも可能
駅や空港からは離れたところにあり、オホーツク紋別空港より車で約1時間10分、女満別空港より車で約1時間5分ほど。
JR北見駅から無料の送迎バス(16:15発)も出ており、約1時間ほど。こちら完全予約制なので、利用を考えている方はご予約をお忘れなく。
なお、バス乗り場は改札を出た後、跨線橋を渡った反対側となる北見駅南口。バス乗り場周辺には「北見市立中央図書館」以外は何もありませんので、コンビニなどは改札のある正面口周辺で済ませておくのがおすすめです。
泊まってみた感想
今回私はFAMツアーにて手配していただいたのですが、普段は車中泊やドミトリーばかりな私にとってこんなリゾートホテルはもはや別世界・・・!まず、お部屋にベッドルーム以外のリビングルームが存在していることが衝撃でした!
アメニティはもちろん、お水やコーヒーもお部屋完備。快適過ぎるお部屋でゆったりと休むことができましたし、豪華なビュッフェでは苦しくてなるくらい食べてしまいました・・・!
ホテルの目の前に広がるサロマ湖。波穏やかな湖面は、眺めていると落ち着いた気持ちに。いつかこんなホテルに普通に泊まれるようになりたいものです。
最後に、館内のお土産屋さんで見かけたカーリングポットの写真を置いておきますね。
このホテルがある北見市常呂町は、カーリングオリンピック選手を多数輩出したことでも知られています。この商品は、町内の流氷窯でつくられているカーリングストーンをモチーフにしたポット。販売している箇所はかなり限られているので気になる方はここで購入しておくのがおすすめです。
コメント