礼文島 Part 5 リーズナブルな個室宿『ゲストハウスのんの』(礼文町)

利尻島・礼文島

最北の離島、礼文島にあるゲストハウス。香深(かふか)港からすぐ近くと、何かと便利な立地に建っています。島の中ではかなり格安でありながらも、しっかりと個室に泊まることができます。

宿泊日:2022/9/19(月)

礼文の安宿

2019年にオープンした新しいゲストハウス。稚内・利尻とのフェリーが寄港する香深港からすぐ近くにあるため、アクセス抜群!

フェリーターミナルからの距離、およそ50mとものすごく近いです。周辺にはお店も多く、またレンタカーやレンタサイクルの営業所もすぐ近く。先に荷物だけ預かってもらって観光にでかけたりすることもできます。離島において港に近いというのは、非常に便利です。

1階はカフェRu-We

こちらのゲストハウス、1階は「Ru-We」というカフェになっています。グリーンの壁紙があざやかでおしゃれな店内。壁に貼られたアイス・キューブの険しい表情がなんとも言えない雰囲気です。

コーヒーやカフェラテなどのドリンクはもちろん、カレーやウニ丼などの食事メニューもあります。営業時間は11:00~17:00なので夕食はとれませんが、お昼ごはんをここですませるのもアリです。

なお、カフェの営業時間中しかスタッフさんは滞在しておりません。チェックイン時間も基本は13:00〜17:00となります。

カフェにある扉を開けて階段を登ると宿泊者専用のスペースです。

共有の設備

通路に個室が並んでおり、廊下の部分に冷蔵庫、電子レンジ、ポットなどの共有の設備があります。

洗面台は2基。掃除が行き届いており、とってもキレイです。ハンドソープ、カミソリ、ドライヤーが備え付けあり。

シャワーも2基。石鹸類は備え付けがあり、またバスタオルとフェイスタオルも使用可能です。洗濯機は無料ですが、洗剤は100円となります。

和室タイプのお部屋

こちらがお部屋。1名で予約したところ、6畳の和室。布団は最初から敷いてもらえてました。

お部屋にはテレビがあります。エアコンはありませんが、ファンヒーターと扇風機があるので調整可能です。

宿泊料金は素泊まり1泊4,500円。礼文島はいろいろな値段が利尻よりも高め。そんな中でこのゲストハウスはかなり安く泊まることができるお宿です。

悩む食事

こちらの宿は素泊まりのため、食事は各自で調達する必要があります。前述の通りフェリーターミナルのすぐ近くではありますが、そもそもお店は少なめ。特に夜になるとほとんどが閉まってしまいます。買い物できる場所が極端に減るため、食べ物や飲み物の買い出しは明るいうちに済ませておくのが良さそう。

頼みの綱である島唯一のコンビニ「セイコーマート」は港から約2kmと少し離れているため、少々利用しにくいです。

お店で食べるならば、徒歩5分のところに「海鮮処 かふか」「炉ばた ちどり」があります。どちらも夜に営業しているため、夕飯はこのあたりがおすすめ。2店とも、礼文島名物のホッケのちゃんちゃん焼きなどのメニューがあります。

詳しくはコチラの記事にて

礼文島 Part 4 外せない島グルメちどり&かふかの「ホッケのちゃんちゃん焼き」(礼文町)
礼文島に行ったらゼッタイに食べておきたいのが「ホッケのちゃんちゃん焼き」。鮭でつくるのが有名な料理ですが、島では肉厚なホッケを開きのまま使用して豪快に焼き上げます。今回は「炉ばた ちどり」と「海鮮処 かふか」の2店舗で食べ比べしてみました!

温泉もおすすめ

宿から徒歩3分のところに礼文島温泉うすゆきの湯があります。料金は600円、営業時間は21:00までと長め。

離島の温泉とは思えないほどしっかりとした温泉施設で、あつ湯とぬる湯の2つの内湯、サウナ、水風呂、ジャグジー、そして利尻島を見渡せる露天風呂と充実しています。

広々とした湯上がりの休憩所もあるので、のんびり過ごすことも可能。ただし、食事処はありません。

この温泉は先程の「ちどり」「海鮮処かふか」の道中にあります。そのため、夕飯を食べに行く場合はお風呂セットも持っていくのがおすすめです!


共有スペースがないため宿泊者同士のコミュニケーションは生まれませんが、ゆっくり過ごすのにおすすめな宿です。

安く済ませたい方はもちろん、トレッキングメインで早朝から活動する方や夜は飲みに行くので宿は寝るだけ、そんな方にぴったりな宿です!

濃厚なコミュニケーションを求めている方は、きっと「桃岩荘」や「星観荘」へ向かうことでしょう。

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