那須連山をバックにしたロケーションに広がるフラワーパーク。広大なパノラマと高原の澄んだ空気が爽快なお花畑です。カラフルな花が大地を埋め尽くす様子は、まるで富良野のような景色を楽しむことができます。
季節の花が楽しめる
見どころが多く、広大な那須エリアの中でも北部にある那須フラワーワールド。4月下旬から10月下旬の期間限定で開園しており、季節に合わせた様々な花を見ることができます。
様々な品種のチューリップにはじまり、ネモフィラ、ルピナス、アイスランドポピー、ヘメロカリス、サルビア、ケイトウといったカラフルな花が咲き誇り、絨毯を敷き詰めたような花景色が楽しめます。
■5月:チューリップ、アネモネ
■6月:アイスランドポピー、ルピナス、ネモフィラ
■7月:メロカリス、パンジー、バラ
■8月:ケイトウ、マリーゴールド
■9月:サルビア
※その年によって多少変動します
なお、入場料金は花の開花具合によって変動します。今回の訪問時は見頃が過ぎていたため300円でしたが、マックスでは1,000円にまで上がるそう。
パノラマ広がるお花畑
園内に入ると、丘一面に広がるお花畑が目に入ります。壮大な那須連山をバックにしたロケーションはなんとも開放的。
高原ならではの澄み切った空気と、広がるパノラマで晴れやかな気分。「うふふ、あはは」と追いかけっこしたくなります!
園内はそれほど広くないので、30分もあれば見て回ることができます。近隣の那須どうぶつ王国や那須アルパカ牧場とセットで訪問すると良い感じです。
ラストを彩るケイトウ
10月下旬というシーズン終わりに訪問したところ、メインで咲いていたのはケイトウ。夏から秋にかけて咲く花で、鶏のトサカに似ていることから「鶏頭(ケイトウ)」という名が付けられています。
赤、ピンク、黄色とあざやかな花。たしかにトサカみたいにわしゃわしゃしています。見ごろを過ぎているためピンと張った花は少なく、やや乱れ気味。でも、これはこれで見ごたえあります。
こちらの丸っこい花もケイトウ。イメージする花のカタチと全然違いますが、クルメケイトウと呼ばれるタイプのようです。
見ごろの植物
ケイトウとともに咲いているのはラベンダー。初夏に咲く花と知られていますが、10月末でも見ることができました。紫色のカラーと、華やかな香りは有名ですよね。
大きな花を咲かせるダリア。こちらも初夏に咲く花ですが、植える時期によっては秋でも見ることができます。もともとはメキシコの高原に咲く花なので、日本では高冷地の方がキレイな花を付けるそうです。
園内にはもともと自生していたような樹木も生えています。こちらのヤマボウシは赤い果実をたっぷりと実らせていました。ヤマボウシの実は食用することもできるそうですが、どんな味なのでしょうかね?
さすがに見ごろを過ぎていたので、ケイトウ以外で見ることができたのはこれくらい。あとはコスモスが数本程度でした。ブルーサルビアも見られるという情報もあったのですが、訪問時は見かけませんでした。
ケイトウの他に、5月のチューリップや6月のアイスランドポピーも丘一面を埋め尽くす花畑になるそう。次は、春に訪問してみたいです!
アクセスと営業情報
東北自動車道の白河ICから約10分ほど。近くにバス停などは無いため、車での訪問が基本になりそうです。
開園期間 | 4月下旬~10月下旬 |
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開園時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 300円~1,000円 |
公式サイト | http://www.flower-world.net/ |
※掲載の情報は2021年11月時点のものです。最新情報は公式サイトにてご確認ください。(公式サイトは、系列の「白河フラワーワールド」と並列表記されているため、なかなかクセがあります)
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