食欲旺盛なアニマルたちに襲われる!『那須サファリパーク』(那須町)

栃木県

動物たちが放し飼いにされているサファリの中を車に乗ってドライビング!エサを求めて集まってくるのはキリン、ロバ、リャマなど様々な種類のアニマル。ときに愛らしく、ときにバイオレンスな動きで入園者を楽しませてくれます。

2021/10/30(土)

4パターンの入園方法

那須サファリパークでは、「入園料(2,800円)+乗り物+エサ代」の料金がかかります。この乗り物は全部で4パターンあるため、事前に確認しておくととってもスムーズ。

①ライオンバス<入園料+1,100円>
真っ白なライオンのデザインのバス。スタッフさんによる案内を聴きながら、高い位置からエサやりが楽しめます。運行間隔は平日で30~40分、土日祝日で20~30分とのこと。

②WILD RIDE<入園料+1,200円>
金網で囲まれたスリリングなバス。通常のエサやりに加えて、このバス限定でライオンへの肉やりができるのがポイント。運行間隔は平日2便(11:00/14:00)、土日祝3便(10:00/12:30/14:00)と決まっています。また、基本は前日までにWeb予約、空席があれば当日券でも乗車可能とのこと。

③レンタカー<入園料+1台2,000円~3,000円>
自分のペースで巡りたいけどマイカーだと汚れが不安な方向けな専用レンタカー。サファリナビというタブレットで案内を聞くこともできます。

④マイカー<入園料+1台500円(サファリナビ代)>
自分の車でそのまま園内へ入ることも可能。乗り換えがないので楽々、お値段も最もリーズナブル。ただし、汚れや破損などの恐れがあります。

わくわくサファリ体験スタート

やっぱり自分のペースでまわりたい!だけど、車の破損は不安・・・というわけで迷うことなくレンタカーを選択しました。

受付でお金を払うと「あそこにある車から好きなものに乗って良いですよ~」と、貸し出しはめっちゃスムーズ。公道ではなく敷地内を走るため、一般的なレンタカーのような細かい手続きなどは不要なのです。

出発のゲートをくぐる際に、音声ガイドのタブレットを貸してもらえます。注意事項や気を付けた方が良い動物の説明など、簡単なガイダンスもあります。

ゲートが開いて園内へ!ムフロン、トラ、そして世界に300頭ほどしかいないというレアなホワイトライオンの登場。

ライオンゾーンでは窓開け禁止。さらに停車も禁止。うっかり停まってしまうとタイヤに噛みつかれ、一発でパンクさせられるそうです・・・!恐るべしライオンの咬合力。

どきどきのエサやり

草食動物エリアに入ると、自由にエサやりが可能となります。エサは一袋1,000円で受付時に購入可能!口コミを見ていると「足りなくなる」というコメントが多かったので、2袋購入しました。サファリの途中でも購入ポイントがあるので、迷っている方はとりあえず1袋でも大丈夫!

車を進めると、大きなキリンさんがコチラを見ています。

なんの躊躇いもなく、長い首をこちらにぬーっと向けてきました!いきなり急接近する大きな頭に思わず悲鳴があがります!

顔を近づけて来たキリンはガラス窓を長い舌でべろべろ。窓を少しあけると、隙間からべろべろ。器用にエサを絡めとっていきます。

白熱するアニマル

さらに車を進めていくと、よりアクティブな動物がたっぷり暮らしているエリアに突入!!四方八方から集まってくる動物たちで、あっという間に動物まみれです!

これだけ動物たちに囲まれると、否応なしにテンションが上がります!

ここで見ることができるのは、ロバ、ニホンジカ、ファロージカ、アカシカ、エランドなど様々な草食動物たち。みんな車をみつけると、一目散に駆け寄ってきます。明らかにスタッフさんが置いたエサを食べている食事中の動物も、車めがけて走ってきます。車からもらえるエサの方が美味しいのでしょうか?

バリエーション豊かなラインナップ

毛の長いウシのヤクはのんびり屋さん。ゆったりと過ごしており、車に群がることもありません。なんだか落ち着きます。

アフリカに暮らすウシの仲間エランド。真っ直ぐな角と美しい毛並み、そして大柄な姿に神々しさも感じます。

ねじねじ角が特徴的なブラックバック。他の動物よりも小型で、スタスタ歩いている様子がとってもかわいらしい。モノトーン模様もおしゃれです。

マップには掲載されていませんが、突然ゾウも現れました!こちらは、ゾウライドという、ゾウに乗ってサファリを歩くことができるアトラクション。たまたま開催しているところに出会うことができました。

アグレッシブな動物たち

草食動物=大人しいイメージでしたが、ここの動物たちはかなり攻めてきます。

みんな容赦なく窓ガラスをベロベロ舐めてくるため、車の窓は確実にヨダレまみれになります。また、エサやりのために窓をあけようものなら、ベロをねじ込んできて車内にまでたっぷりとヨダレを送り込んできます。

特にロバが攻撃的!サイドミラーを噛み砕いてしまうことがあるそうで、レンタカーはほぼすべてサイドミラー無しです。

さらに、ごくごく一部シカは車のボディに向かって両脚でガンガンとアピール!恐怖のヒヅメアタックを放ってきます。こ、こ、これ、マイカーでこのシカに見つかったら終わりではないでしょうか・・・。

もちろん、エサやりせずにさっと通り抜けるだけなら問題ないかもしれませんが、前の車が停車してしまうと、場所によっては追い越し不可。動物に囲まれることになります。やっぱり不安を抱えながら巡るよりは、多少値段ははりますが、汚されても痛くないレンタカーがおすすめです!(ちなみに園内の出口には500円でマイカー洗車することができるスペースもあります。)

アクセスと営業情報

JR那須塩原駅よりバスで27分、またはJR黒磯駅よりバスで17分のバス停《那須サファリパーク入り口》下車後、徒歩7分。

車の場合は、東北自動車道の那須ICから約15分ほど。駐車場は無料で利用できます。

開園時間 9:00~17:00 ※季節によって異なる
料金 入園料2,800円+乗り物代
公式サイト https://www.nasusafari.com/

入園料、レンタカー代、エサ代と合計すると5,000円くらいになってしまうためなかなかのお値段・・・。最初は訪問を少しためらっていました。

しかし、実際に体験してみると、もはやラフティングやバンジージャンプといったレベルで大はしゃぎ。動物園と考えると高く感じますが、アクティビティと考えるとこれくらいのお値段でここまで楽しめたら全然アリだと思います!

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