魚島群島めぐり、まずは高井神島(たかいかみしま)からスタート!!1本目なので簡単な島の紹介や訪島計画、そして船で島に渡るところまでをお送りします。港も船内も人がほとんどおらず、とっても静かな島旅がはじまりました。
高井神島ってどんな島?
愛媛県上島町の高井神島。広島県と愛媛県の間に浮かぶ島々「芸予諸島」に属しており、近くの魚島とともに「魚島群島」でもあります。
離島だらけの瀬戸内海にありますが、他の島とは離れておりぽつんと浮かんでいる印象。面積は1.34km²と、とっても小さな島です。
人口はわずか7人だけでしたが、最近4人家族が移住したことで11人に。それでも他の有人島に比べると、非常に少ないです。
静かな島ですが、集落を彩るのは多数の「イラスト壁画」。有名漫画家のキャラクターが家々の壁に描かれており、とっても華やか。他の島にはない圧倒的な個性を放っています!
SNSで見かけて以来ずっと気になっていた島、ついに訪問するときがやってきました!!
島へのアクセスと計画
高井神島行きの船は、しまなみ海道の因島にある土生(はぶ)港から。「弓削島(ゆげしま)」「豊島(とよしま)」と経由していきます。所要時間は、弓削島で20分ほど停泊する便もあったり、「豊島」に立ち寄らない便もあるので変動しますが、概ね45~60分ほど。
本数は1日4便。最終便で行っても帰れないので、日帰りの場合は実質1日3便。島にどれくらい滞在するかで、どの便にするか決めるのが良さそうです。
今回は、魚島・豊島と合わせて訪問。1日で3島めぐる計画ですが、それなりに滞在時間が確保できました!
ちなみに、イラスト壁画は港に密集しているので、これを見るだけなら30分もかかりません。もし短い滞在時間となっても、それなりに満足できそうな島です。
ニューうおしま2乗船記
こちらが高井神島へ行くニューうおしま2。きっぷは船内にて支払います。土生港から高井神島までは810円です。
乗船したのは私と、前回登場した魚島の漁師のおじさん2人だけ。おじさんが顔なじみの船員さんに私の計画を話してくれたので、あらためて問題ないか確認できました!定期船といえど「船舶の故障で減便」「特定の港は工事中につき抜港」「強風予報につき午後減便」なんてことはこれまで何度もありました。事前に確認できて一安心。
2004年就航の船舶。船内はイスの座席と、靴を脱いで過ごせる小上がり席もあります。コンセントは最前席と小上がり席にありました。これ、けっこう重要な情報です。
船はまずは弓削島に寄港。ここから数人の乗客が乗ってきました。ニューうおしま2は各島につくと船内アナウンスでお知らせしてくれるので、降りる島を間違える心配はありません。
とっても静かな高井神島
8:47に到着した高井神島。港には、郵便物を受け取るスクーターのおじさん以外は誰もいません。
桟橋のそばにある待合室は、自動販売機とウォシュレット付トイレがあります。なんだか診療所の待合室みたいな雰囲気。
本棚にはマンガなどの書籍が置かれています。「ブッダ」「ハリーポッター」「クローズ」と、不思議なラインナップ。
観光マップも見つけました!集落の先は、「関道神社」「高井神島灯台」があるみたいです。滞在時間は3時間以上とたっぷりなので、いろいろめぐれそうです。
ということで、まずは集落へと向かいます!もう既にイラスト壁画が見えており、胸が高鳴ります!
つづく。
コメント