立山の麓にあるローカルコンビニ。チェーン店では見ることのできない商品ラインナップは、独特の存在感を放ちます。特にサンドイッチとおにぎりはここでしか買えないようなものばかりです!
アクセス情報
富山市街地から車で40分ほど、富山立山公園線上にあります。立山黒部アルペンルートの起点となる立山駅や、立山博物館に向かう途中です。
意外にも鉄道駅も近くにあり、富山地方鉄道立山線の横江駅から徒歩5分ほどでもアクセスできます。
にじみ出るオリジナリティ
黄色い看板と平屋の建物がまさにコンビニといった雰囲気のお店。
入口には、Instagramやフェイスブックのアイコンが並んでいます。
そこにナチュラルに並ぶ「みみずあります」。おそらく釣り餌、もしくは園芸用だったりするのでしょう。しかし、SNSの並びにさらっと混ぜてくる辺りから、このお店が個性派であることがひしひしと伝わってきます。
個性が強いローカルコンビニ
ご当地コンビニらしく、富山県のおみやげがずらりと並びます。富山ブラック、富山コーラなどに加えて、パーキングなどでは見かけないような渋い品も扱っています。
こちらのパンダ柄の缶詰は、なんとケーキの缶詰!富山県射水市で作られているかわいい保存食。チョコレートやキャラメルなど、味のバリエーションはとっても豊富です。
立山サンダーバード自身のグッズも豊富。Tシャツやトートバッグ、サコッシュなど、ロゴがかわいいので普段使いできそうです。
富山県とは関係ないのですが、気になったのは赤いきつねと緑のたぬき。東日本と西日本で出汁の味が異なるのは有名ですが、ここでは「東」「西」両方取り扱っています。さらに、東西どちらでもない「北海道」と東西とはまた違う「関西」までそろい踏み。カップ麺1つとっても個性的な品揃えです。
驚愕のサンドイッチ
さてさて、ここに来たら絶対に見逃してはいけないのがサンドイッチ。一見すると普通の三角サンドイッチが並んでいるコーナーなのですが、問題はその味。
「炭火焼チキンカレーライス」「天津飯」「チャーハンギョウザBセット」「冷やし中華」と、他所では全く見かけない異次元のラインナップ。
「みたらし団子とウインナー」「おでん」など、全く味の想像がつかないものも。いったいどういう基準で味を決めているのか、歴代何種類のサンドイッチが販売されたのかなど興味は尽きません。
仰天のおにぎり
サンドイッチに負けず劣らずなラインナップを見せるおにぎり。これまた一見すると普通のおにぎりコーナーですが、よく見ると「くま」「しか」「いのしし」「さめ」と、恐ろしいほどレアな品揃え。ひらがなでポップな雰囲気ですが、その具材はかなり攻めています。
値札には、ちゃんと解説が書かれているのでとっつきやすいのが救いです。「白エビ」や「ほたるいか」など、いかにも富山県らしいメニューや、「うど」「わらび」などの山菜も揃います。
レアメニューを実食
せっかく来たので、何かレアなメニューを買ってみよう!ということで、悩んだ結果「げんげ」おにぎりを買ってみました!ゲンゲは漢字で「幻魚」とも書く深海魚。すり身状で入っているためクセもなくとっても食べやすいです。
サンドイッチも買いました!選んだのは「きのこたけのこチョコ」「月へ行こう!(アポロ)」。
「味の想像つく」「記事にするならもっと冒険しろ」と怒られそうですが、食べたかったんだもん!!!
イメージ通り食パンと生クリームとチョコの味ですが、これめっちゃ美味しいです!きのたけもアポロも食パンと食べると、食感が良い感じのアクセント。こんど自家製してみようかな。
あと、ついでに「バター醤油」も買ってみました!餅屋が作った餅が美味しくなる醤油とのことで、卵かけご飯にかけたら美味しそうです。
自販機も気が抜けない!
のどが渇いたので何か飲み物買おう。そう思って店先の自販機を見ると・・・
なんと力水限定自販機です!漢字2文字のパッケージがここまで並ぶと絵力が凄い。そこまでメジャーなドリンクではない気がするのですが、そんなにニーズがあるのでしょうか?
よく見ると3ヶ所だけ力水じゃないものが。1つは富山県デザインのコカコーラ。残る2つは「何か飲み物出ますよー♪」と書かれたランダムスイッチ。小さい缶と大きい缶があります。
これはやってみるしか無い!100円を入れて小さい缶の方を押して見ると・・・・
おーいお茶!おにぎりにもサンドイッチにも相性ぴったり!なんかハイキングに来たような気分になってきました。
さて、朝ごはんも食べたので立山方面へと進みます!
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