鳥羽から向かう離島の一つ、菅島(すがしま)。まずは島の簡単な紹介やアクセス情報、そして島へ向かう定期船の乗船から。しろんご浜や灯台へ向けて歩くと、その道中にて水中レールを発見しました!
菅島ってどんな島?
鳥羽港から東に約3kmのところに浮かぶ菅島。神島、坂手島、答志島とともに志摩諸島に属しております。面積4.52km²、海岸線長13.0 kmと、志摩諸島では答志島に次ぐ大きさ。
島内は平地が少なく、ほとんどが山。集落や見どころは、島の北東部に集中しております。美しいビーチ「しろんご浜」や歴史ある洋式灯台「菅島灯台」、戦争遺跡の「監的哨」などが気になります。
島へのアクセスと訪島計画
答志島や神島と同様に、「佐田浜」こと鳥羽マリンターミナルから鳥羽市営定期船を利用します。本数は1日10往復程度となかなか多め。運賃は510円、所要時間は13分~15分ほど。
近鉄のお得すぎるフリーパス、まわりゃんせ。鉄道やバスのフリーパスであり、鳥羽水族館や志摩スペイン村にも入れてしまう超便利なパスです。これを持っているとこの鳥羽市営定期船も乗り放題!お値段は2025年3月時点で4日間11,700円でした。

ミジュマル船で菅島へ
もはやおなじみの鳥羽マリンターミナル。前回の坂手島同様に、さくっと自動券売機で乗船券を購入します。
乗り換え15分はちょっと不安でしたが、船もあまり遅れず、乗り場もすぐ隣なのでまったく問題ありませんでした。
今回の船ははばたき。なんと「みえ✕ミジュマル」のラッピング船です!「三重」が「みじゅう」と読めること、おなかの貝が名産の真珠貝のようであることなどから、ミジュマルがみえ応援ポケモンに選ばれているのです。
船内もあちこちにミジュマルがたっぷり!ポップなデザインでテンションあがります!
にぎやかな菅島の港
乗船時間は13分、あっという間に菅島の港に到着しました。
港には自販機や大きな待合所があります。人も多く、にぎやかな雰囲気。
菅島灯台を模したモニュメントとともに、色褪せた海女さんの顔ハメパネルも。この島は海女さんが多いことでも知られています。
さきほどの坂手島は手押し車ばかりの島でしたが、この島は原付バイクばっかり!モータリゼーションが進んでいます。
港には島内マップもあります!左下が港で、集落もその周辺に広がっています。集落の先に、しろんご浜、菅島灯台、監的哨と見どころが集まっているので、これらをぐるっとまわってみることにしました!(※この地図はノースアップではなく北が下です)
地図で見ると狭い範囲に感じますが、菅島はそれなりに広い島。港から灯台までは片道30分以上かかるようです。
飲み物を自販機で購入したら、いざ出発!
海辺の道を進んで
海苔やワカメが多数ぶら下がる漁港を抜けると、海辺の遊歩道。
途中、地面に何かがあります。
これは、海へ向かうレールだ!日本各地にあり、ときおりSNSで話題になる水中レール。見つけるとラッキーな気分になれます。
レールの先はプライベート感のあるビーチ。マップもあります。
最初の目的地しろんご浜はもう少し先。長くなってきたので、続きはまた次回に!
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