京都で愛されているパン屋さん、志津屋。店舗数も多く、駅中でも見かけるため、京都市内で暮らしていて知らない人はいないレベルの有名店。名物のカルネ、ビーフカツサンド、カスクートに挑戦してみました!
京都のお手軽グルメ
京都旅行で意外と悩むのが京都グルメ。どうせならば他所では食べられないメニューが食べてみたいところ。でもおひとり様なので、あまり豪華なメニューはちょっと寂しくなるので避けたい。
ということで「B級グルメ」といったワードで検索していたところ、見つけたのが「カルネ」。京都人のソウルフードの1つでもあるそう。
カルネがあるのは志津屋というパン屋。昭和23年(1948年)、京都・河原町に誕生。社名は創業者の妻の名前「志津子」から採られているそうです。
パンならば、日中に移動しながら食べるのにもぴったり!旅程詰めがちな私にとってありがたいメニューです。ということで、行ってみることにしました!
立ち寄りやすい店舗
店舗を調べてみると京都市内に20店鋪以上も出店しています。京都駅店、烏丸御池駅、二条駅など、京都市内の各駅にもあるため、アクセスは良好。
今回はまず京都駅の地下にあるコトチカ京都店へ伺いました。新幹線で京都駅についた初日、地下鉄のりばの目の前にあるので自然に立ち寄れる立地です。
また、2日目に京都府立植物園や深泥池方面へ向かう際に北区にある鞍楽店にも立ち寄りました!こちらは自転車で訪問。中心部からはだいぶ離れているので、落ち着いた雰囲気です。
なお、京都市営地下鉄の四条駅と京都駅に自動販売機も設置されたそうです。地下鉄利用の際は、さらに購入しやすくなりました!
①カルネ
さぁ、こちらがカルネでございます!店内では冷蔵販売。賞味期限は当日中なので、買いすぎにはご注意を。
その正体は、フランスパンにハムとタマネギを挟んだシンプルなメニュー。袋を開けたときの香りが抜群に良いです!
味付けはオリジナルのマーガリンのみ。塗り方から量まで決められているそうです。ハムとマーガリンの塩気と、タマネギのシャキシャキ感、そしてフランスパンの旨味が重なります。控えめながらもクセになる味わい。
このメニューは、ドイツの視察時に、ミュンヘン駅で出会ったカイザーロールにインスパイアされて造られたメニューであるそう。カルネという名称はドイツ語ではなくフランス語から名付けられています。本来は「手帳」という意味なのですが、「地下鉄の回数券」もカルネ(carnet)と呼ばれております。何度も買ってほしいという思いを回数券という言葉に託して名付けられました。
ちなみにフランスパンなので、それなりにかため。かみ切るには、あごの力が必要です。
②元祖ビーフカツサンド
カルネに続いて人気なのが元祖ビーフカツサンド。こちらも定番商品です。
通常は4つ入りですが、食べやすいハーフサイズも販売されています。いろいろ試したい方にはこちらがおすすめ。
軽くトーストされたパンには、甘辛い特製ソースが塗られています。カツは食べやすい薄さ。もう文句無しに美味しいです!!
③カスクート
カルネ、ビーフカツサンドとならびもう一つ紹介したいのがカスクート!こちらも冷蔵販売のメニューです。
フランスパンにボンレスハムとプロセスチーズを挟んだ、カルネと似ているけど非なるもの。パンの歯ごたえはこっちの方が強め。こちらもまたあごの力が必要ですが、その分旨味はたっぷり!食べ応えのあるパンです。
フランスパンなのでそれなりに大きいのですが、こちらもハーフサイズのミニカスクートがあります。
ちなみにカスクートというのは、フランスパンのサンドイッチのこと。オリジナルメニューではなく、一般的なものであるそう。
限定メニューも多数
今回は初めてだったので定番メニューを攻めましたが、志津屋では毎月新商品が登場しています。
2025年4月は、「抹茶小豆ロール」「ハニーマスタードチキンバーガー」などがラインナップ!どれもとっても美味しそうです。
そして、店舗限定品もあります。太秦の方にある本店では、フランスパンに板チョコとマシュマロを挟んだ「マシュマロチョコカルネ」があるそう。
これは食べたすぎる!!!!!
次に京都へ行くときは、本店狙ってみようと思います~。
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