島浦島 Part 2 パノラマ広がる遠見場山トレッキング(延岡市)

宮崎県

島浦島に来たらおすすめは最高峰・遠見場(とんば)山の登山!難易度は低めなので、気軽に爽快感抜群なパノラマを楽しむことができます。今回は2時間の滞在時間で登山を挟みつつ島をまわってきました。

島浦島 Part 1 島へのアクセスとメキシコ女王伝説(延岡市)
宮崎県最大の離島・島浦島。船の本数も多く、乗船時間もわずか10分と気軽に訪問できる離島です。今回は日帰りショートステイで訪問。島の港に立つ銅像には、不思議な伝説が残されていました。
訪問日:2024/4/6(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

スタートは島野浦神社

11:10
島浦島に到着。今回の一番の目的は、島の最高峰である遠見場山の登山!まずは港から歩いて島野浦神社へ。

この神社の拝殿の裏が遠見場山の登山口になっています。大きな目印は無いので、知らないとたどり着けないですよね。

11:20
さあ、登山開始!いきなり落ち葉がたくさんの山道。少々急ですが、道幅は広く歩きやすいです。

11:25
5分ほどで木々が開けて畑が見えてきます。このあたりで、トゲだらけの木の枝が服につき、取ろうとしたら手に刺さって血まみれになるという事件が発生しました。

三十三観音を巡りながら

11:30
ベンチがあらわれました!ここで5分ほど休憩。それほど暑い日ではありませんでしたが、早くも汗拭きシートの出番です。

ここからは港が良く見渡せます。もうこんなに高いところまで登ってきたのですね。

ベンチから左へ進むのが山頂ルートですが、ちょっとだけ右へ進むと8番観音の十一面観世音が姿を現します。この遠見場山には『島野浦西国三十三観音巡り』という札所があり、観音巡りができるコースになっているのです。

改めて、ベンチの左の道へ。9番観音の案内板がありますが、少し登っても見えなかったので見送ってしまいました。このあたりからは高低差があまりなくさくさく進めるようになってきます。

11:40
7番観音のあたりで道が分かれますが、「灯台」と記された方を目指します。

山頂にそびえる灯台

11:45
またまた分岐。ここもやっぱり「灯台」へ。すっかり高い木が無くなり、傾斜もほとんどありません。

11:50
遠見場山の山頂に到着!ここには真っ白な島野浦島灯台がそびえたっています。ここまで港から計算して40分ほどでした。

灯台周辺はサクラがとってもキレイです。本来は2月に来る予定でしたが、予定がずれて4月上旬の訪問に。結果的にサクラが見れて大満足です。

灯台のそばには絶景のテーブル席とベンチもあります。各地の山をめぐっているというおじさんが、優雅なランチタイムを開いてました。

終点の中山崖展望所

まだ時間があるので、もう少し先まで進んでみます!灯台の案内板によるとヒダラ松20分、波越展望所30分とのこと。ここからは緩やかな上り下りが続きます。尾根伝いを歩いているような感じです。

ツツジがとにかくきれい!この登山道にはミツバツツジ群があり、4月下旬から5月上旬頃には満開を迎えます。サクラだけでなくツツジも見れるなんで、本当に良い季節に来ることができました。

12:00
またもや分岐があらわれますが、ここは「中山崖展望所」方面へ。案内板の表記はよく変わるので、若干混乱しかけました。

12:05
素晴らしすぎるベンチの展望所に到着。寄り添うように2つ並んでいる様子、そして緑色のカラーリングがまた良い感じです。

12:12
しばらく下り坂を降りると、ついに最奥地となる中山崖展望所に到着。断崖の上に立っているので、爽快感とスリルが抜群です。

登山道はココが終点。風が強いのと、それほど時間に余裕があるわけでもないのでささっと引き返します。

帰りは違うルートを選択

12:25
15番観音の近くにある分岐点。下山ルートは、来た道ではなく「日井・フェリー・中学方面へ」と降りて行ってみることにしました。

比較的ゆるやかな下りで、下山している感覚があまりない・・・と思いきやけっこう急な箇所も。トレッキングポール代わりに持ってきた傘が大活躍です。

低木から大きな針葉樹林に切り替わってきたら、ほぼ下山は完了です。

12:45
15番分岐から20分くらいで山を抜けだしました!ところで、ここはどこでしょうか?

しばらく道なりに歩くと、延岡市立島野浦学園が見えてきました。かなり立派な外観、小学校と中学校が統合して令和4年4月1日にできたそうです。児童数は18名ほどであるようですが、そもそも島内に学校があるというのが凄いです。

遠くに宇治港が見えます。高速船ではなくフェリーを利用する場合は、こちらの港へ。

13:57
高速船のりばに到着!帰りの船は14:10なので、13分前です。

2時間の滞在時間だと、遠見場山登山はちょっとぎりぎりでした。もし道を間違えたりしたらアウト。とはいえ、島浦島は船の本数が多いので、次の便に切り替えればそれほど問題は無いかもしれません。

登山自体は難所もなく、高低差もほどほどで難易度は低め。進むごとに変わってゆく景色や道中の観音像が良いアクセントで、まったく退屈しない登山でした。

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