黒ブタの襲来!山の上のふれあいMAXな動物園『渋川動物公園』(玉野市)

岡山県

小高い山の上にある渋川動物公園はとにかく動物との距離が近いことが特徴。多くの動物と自由にふれあえるだけでなく、中には放し飼いになって自由に動き回る動物もいます。園内を闊歩するクロブタはとにかくインパクト抜群です。

開館時間:9:00~17:00 ※入園は16:30まで
休館日:年中無休
料金:1,100円
2020/9/20(日)

アクセスと駐車場

渋川動物公園は、岡山駅から車で40分ほど。おもちゃ王国のすぐ隣にあり、子連れでにぎわうスポットです。

駐車場は無料で100台ほどありますが、繁忙期は停めることができず、駐車待ちの行列ができることも!駐車場までの道は細い道なので、一度列に並んでしまうとUターンも厳しくなります。

今回はSWに訪問したため、15:00頃でも20分ほどの駐車場待ちがありました。おもちゃ王国は無料駐車場が1,500台もあるため、そちらに停めて歩いて向かっている人も多かったです。

今回は、すぐ近くにある渋川マリン水族館とセットで訪問しました。

ビーチに建つ昔ながらのミニ水族館『渋川マリン水族館』(玉野市)
渋川海岸のすぐ目の前にある昔ながらの水族館。瀬戸内海で見られるサカナを中心に、34個の水槽が並びます。小さな施設ですが、アザラシやオットセイ、ウミガメやクリオネにも会えます。

ふれあい自由な動物園

渋川動物公園は個人経営の動物園。そのため、一般的な動物園とは少し異なっています。

入場料も1,100円と少し高めに感じますが、その代わり多くの動物たちとふれあえることがポイント。アニマルカフェに比べたらとっても安上がりです。

グレーの小柄なロバ。ロバ自体は決して珍しい動物ではありませんが、よく見ると、飼育舎から出て放し飼いです。めちゃくちゃ落ち着いており、人が近づいても微動だにしません。

子ヤギも放し飼い。人々が通り抜ける道の脇にある岩場で草をぴょんぴょんと弾いて遊んでます。無邪気な様子でとってもかわいらしい。

動物さわり放題!

ウサギたちが放し飼いにされたふれあいコーナー。自由に中に入って思う存分ふれあうことができます。シチメンチョウもいるのですが、大きな鳥なので少し怖いです。

ネコももちろん放し飼い。受付の隣にあるレストハウスは、ネコのおもちゃがたくさん置かれており、まるでネコカフェのようです。

茶色い牛はジャージー牛。白黒のホルスタインに比べるとその数は少ないのですが、その牛乳は濃厚で乳脂率もとても高いです。プリンやヨーグルトなど乳製品でおなじみですよね。

ポメラニアンやビーグル、トイプードルなど、いろんなイヌたちもいます。気に入った子がいたら、別料金で散歩に連れて行くことも可能。

散歩にいったあとの犬には「今つかれているので、ほかの犬をさそってあげてね。」のプレートが掲げられます。こちらのビーグル犬は小屋の奥で、見るからに疲れた表情をしていました。

黒いブタの襲来

放し飼いの動物の中でも圧倒的な存在感を放つのが、こちらの黒いブタ。人間を気にせず、フガフガのそのそと自由に動き回る様子はなんだかコミカル。

他の生き物の写真を撮っていると、知らないうちに接近されたりします。私も気づいた時にはすぐ隣にいてかなりびっくりしました。

あちこちからはブタの襲来を受けた人の「ブタだ!」「ブタきた!」といった驚きと喜びの悲鳴が聞こえてきます。

世界のいきもの

ふれあうことはできませんが、インパクトのある動物も数種飼育されています。
こちらはインドタテガミヤマアラシ。びっしり並ぶトゲはモノトーンで作り物のようにキレイ。トゲのせいで激しいイメージを受けますが、目が小さくてすごくのんびりしていそうな顔立ちです。

色鮮やかなインドクジャク。クジャクって緑色のイメージだったのですが、ブルー&ホワイトの色合いは初めてみました!

マダガスカル産のワオキツネザルは、かなりアクティブに飛び回っています。好奇心旺盛で、人間にも興味津々です。

軽いハイキング気分で楽しもう

山に作られた園内は、未舗装の斜面が多く、歩きやすい靴で訪問するのがおすすめ。

奥へ進むと森は深まり、お弁当でも持参してハイキング気分で楽しめそうな雰囲気です。途中にはこんな吊り橋もあります。(もちろん、回避して進むこともできます。)

園内奥地にあるカチカチ山展望台からは、瀬戸内海を見渡すことができます。斜面を登るためちょっとだけ大変ですが、そこから見える景色は爽快です。


とりあえず1時間くらいあれば園内一周できそうですが、お気に入りのふれあい動物を見つけてしまうと何時間でも過ごすことができそうです。

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