まるでおとぎ話の世界へ迷い込んだような不思議な空間。ここは、バームクーヘンやどら焼きで有名なたねやグループのお菓子を扱うお店。様々な商品が揃っているだけでなく、カフェやフードコートでイートインもできます。
自然に溶け込むお菓子屋さん
琵琶湖の東側に位置する近江八幡市。そこには不思議な芝生に包まれたおうちが建っています。外観からはいったい何なのか全く想像がつきません。
こちらは、どら焼きやふくみ天平で有名な和菓子屋「たねや」や、バームクーヘンが話題の「クラブハリエ」などで知られるたねやグループのスイーツファクトリー。いろいろなお菓子が集まる、甘党には夢のような場所なのです。
入口となっているメインショップは、屋根一面が草に包まれています。11月の訪問だったため黄色く色づいていますが、夏場に訪れると美しい緑色に染まった姿を見ることができます。
ぬくもりあふれる園内
メインショップを抜けた先もその世界観は続きます。園内には複数のお店が点在しているのですが、どの建築も雰囲気抜群。まるでおとぎ話に出てくる村に迷い込んだよう。
建物をつなぐ回廊だってこんなにおしゃれ。ここも屋根は草が茂っています。
このラコリーナを造ったのは、広島県福山市の禅と庭のミュージアムや、岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムを作り上げた藤森照信。園内にも随所には、彼らしいファンタジックな要素が詰まっています。
園内のお店
ラコリーナにあるお店をさらっとご紹介しますね。
ラコリーナメインショップ
焼き立てバームクーヘンやどら焼きなどの和菓子を販売しています。2階には焼き立てバームクーヘンを食べることができるカフェもあります。入口と直結なので一番人がたくさんいます。
カステラショップ&カフェ
キャラメルや桑の葉などの八幡カステラを販売しているショップ。100本以上の栗の木で作られています。焼き立てカステラを食べることができるカフェもあり、はちみつバターをかけて食べるセットもあります。
フードコート
生どら焼きやぜんざいなどの甘味、ホットドッグやオムライスなどの食事メニューを扱うお店が並びます。実は、貴重な塩味メニューがあるスペース。甘いモノを休憩するのにもおすすめ。
ギフトショップ
2階建てのバスがまるまる入ったガレージ風のお店。バームクーヘン、リーフパイ、バームサブレなどを扱っています。バスの中ではカラフルなマカロンを販売中です。
せっかく来たからには何かおみやげ買いたいなと思ったので、マカロン買っちゃった。かわいいバスの箱に入れてもらいました♪
焼き立てをその場で味わうには
このラコリーナでは、クラブハリエのバームクーヘンの焼き立てを食べることができます。せっかくココに来たなら、これはぜひとも味わってみたいです!
メインショップの2階に焼き立てバームクーヘンをイートインできるカフェがあるのですが、9:30の時点で既に長蛇の列。もちろん並べばいずれ食べることができるのですが、タビナカでの訪問なので時間はなるべく節約したいです。
そんな私のように時間が無い方におすすめなのが、ギフトショップの奥にある「pink’s」。淡いピンクがかわいらしいキッチンカーです。
ここは、園内の奥にあるためそれほど混雑しておりません。また、テイクアウト専門なので回転も良いです。基本的に番号札システムなので、周辺のイスに座って待っていられるのも良いところ。
幸せたっぷりオールスターバームパフェ
焼き立てバームクーヘン(400円)と思ったのですが、目についたのはオールスターバームパフェ(1,500円)。このパフェは焼き立てバームクーヘンに加えて、色々なスイーツが乗っており、一度にいろんな味を楽しむことができます。せっかくなのでコレにしてみよう!
その正体は、ミルクアイスと生クリームにキャラメルソースとナッツがかかったパフェ。焼き立てバームクーヘンに加えて、バームサブレやドライバームが乗った、名前の通りオールスターなメニュー。表面には見えないのですが、底にもバームクーヘンが仕込んであります。CLUB HARIEと書かれた木のフォークがかわいい。
食べるたびに違う味・食感が楽しめる贅沢なメニュー。スイーツまみれで幸せな気分になれるパフェです。
ただし、見た目の通りかなり甘口のメニュー。甘党で無い方はダメージを受けてしまうかもしれませんので、ノーマルな焼き立てバームを選んだ方が、最後まで美味しく食べられるかもです。
また、これを食べるとスイーツ欲が一気に満たされてしまい、その後の買い物は終わってしまうかもしれないです。
アクセスと営業情報
公共交通機関の場合は近江八幡駅からバスで10分ほど。車の場合は名神高速道路の八日市IC、または竜王ICから約40分。
かなり混雑するスポットなので、平日や朝イチなど混みにくいタイミングを狙って行くのがおすすめ。無料駐車場はかなりの台数がありますが、それすらも満車になってしまうことも多いそうです。
※フードコートは10:00~17:00
また、ここに来たら近江八幡の観光もセットで楽しむのも良さそうです。風情ある街並みを歩いてみたり、ロープウェイで八幡山城に登ったり、レトロなヴォーリズ建築をめぐったりと、いろいろな楽しみ方ができます。
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