【和歌山】霧につつまれた社殿と迫力の那智の滝『熊野那智大社』(那智勝浦町)

和歌山県

熊野三山の一社・熊野那智大社は、熊野古道や那智の滝、青岸渡寺など霊場としての熊野の様々な魅力を一度に体感できる場所。午前中、霧の中での訪問となりました。

訪問日:2019/5/1(水) ※掲載内容は当時のものです

熊野古道を抜けて向かう!

熊野那智大社周辺にはお土産屋さんの有料駐車場が多数ありますが、かなり混雑します。

今回は熊野古道を歩きたかったので、麓の無料駐車場大門坂駐車場に車を停めて、30分ほどかけて石段を登ってやってきました。
そびえる杉並木と石畳がいかにも熊野古道といった風情ある道なので、時間と体力に余裕がある方には超おすすめです。

 

熊野古道を抜けてもまだ石段は続きます。
青岸渡寺の駐車場に停めることができれば、石段を全部カットできるみたいですが、台数に限りがあるため満車の可能性も。

霧につつまれた社殿が見えてきました。まるで雲の上の天界にでも向かっているような気分です。

霧につつまれた那智大社

熊野那智大社の拝殿に到着!霧が立ちこめて神秘的。神社と霧ってめっちゃ相性良いですよね。

主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。イザナミノミコトです。

ながーいおみくじ発見!落差133mの那智の滝にちなんで、133cmあります。持ちやすいように取っ手が付いているのが優しい。

埼玉県熊谷市にある高城神社が110cmなので、それを越えるこのおみくじはもしかして日本一かも!そう思ったのですが、同じく埼玉県北本市の高尾氷川神社に2mのおみくじが設置されたらしい。

こちらは樹齢約850年の大樟(クス)。

この大木は神木でもあり、また樟霊社(しょうれいしゃ)ともされています。幹には空洞があり、そこを通り抜ける「胎内くぐり」もできます。

青岸渡寺と三重塔

那智大社のすぐ隣には西国巡礼の一番札所青岸渡寺(せいがんとじ)があります。

かつては熊野那智大社と習合していましたが、神仏分離令によって別々となり青岸渡寺という名で復興しました。

このとき熊野速玉大社と熊野本宮大社において仏堂は全て廃されています。熊野三山の中でも那智大社に仏教色を濃く感じるのはこの違いでしょう。

青岸渡寺から少し歩くと三重塔が見えてきます。

普段ならこの先に那智の滝が見え、滝と塔がコラボレーションした写真を撮ることができるポイント。
今日は滝は見えませんが、代わりに霧の中にそびえる塔を見ることができました。

なお、午後は日が傾き滝に影が落ちてしまうそう。撮影するなら午前中が良いみたいです。

以前訪れたときの熊野那智大社

大迫力の那智の滝

青岸渡寺からしばらく歩くと駐車場やお土産屋が並ぶエリアへ。遠くには那智の滝が見えてきました。

ここにも駐車場ありますが、やっぱり混雑してます。

那智の滝までは133段の石段。やっぱりここでも133です。熊野古道大門坂からひたすら石段を登ったり下ったりしているのでそろそろ脚が疲れてきました。あと一息!

那智の滝に到着!

垂直落下する滝は迫力満点!加えて、昨晩の雨の影響でさらに勢いを増しています!晴れているときの滝もキレイですが、滝の力強さを感じるなら雨の日が良いですねー。毎秒1トンもの水が流れているとのことですが、そんなに大量の水が流れて枯れることはないのでしょうか。

霧のおかげで、落下開始場所となる「滝口」がどこかわかりません。いったいどれほどの高さから降り注いでいるのでしょうか。

そんな那智の滝の落差は133mで、日本の滝の中では5~6番目となります。
ただし、他の上位の滝は段々に分かれて落ちている「段瀑」。水が一気に落下する「直瀑」では日本一の落差を誇ります。

さらに那智の滝は日本三大名瀑にも数えられています。
残る2瀑はといいますと、「華厳の滝(栃木県)」「袋田の滝(茨城県)」「秋保大滝(宮城県)」「白糸の滝(静岡県)」などいろいろな候補があるみたい。

日本には様々な三大がありますが、3つはっきり決まっている方が稀です。

滝に接近「お滝拝所」

300円納めると、さらに滝を近くで見ることができるお滝拝所舞台があります。せっかく来たのだから行ってみよう!

途中には延命長寿のお瀧水もあります。

すぐに滝を間近で見ることができる展望デッキに到着。滝がとても近く、水しぶきを感じる距離。今日は気温も低く小雨が降り注いでいますが、もし暑い日だったらめっちゃ気持ち良いんだろうな。

ゴツゴツした岩肌は、マグマがつくった火成岩。かつて流れたマグマによって作られた地層が、長い年月の間に削られて露出したものです。

この那智の滝は那智四十八滝の「一の滝」とのこと。

那智四十八滝って初めて耳にするコトバ。気になったのでちょっと調べてみたのですが、

・那智山における瀧篭行場
・滝のある原始林は禁足地
・秘密性が強く所在地は口伝のみで伝えられた
・48番目の滝は実在しない

なんだか観光とは無縁な神秘性を感じます。いずれ訪れてみたいですが、興味半分で行ける場所ではなさそうですね。


ここからまた大門坂駐車場まで歩いて帰るのはハードなので、那智の滝からバスで帰ります!

料金は250円。ピーク時には臨時便が出ることもありますが、基本は1時間に1本程度。バス利用予定の方は、滝へ行く前に時刻表を確認しておいた方がスムーズです。

所要時間は、熊野古道大門坂、熊野那智大社、青岸渡寺、那智の滝とまわってトータル3時間ほど。

熊野那智大社は駐車場待ちの渋滞が多発するので、連休などの混雑期は朝早め、もしくは夕方の訪問がおすすめです。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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