鹿島臨海工業地帯の工場夜景を楽しめる3つのポイント(神栖市)

茨城県

関東を代表する工場夜景スポットとして知られる鹿島臨海工業地帯。駐車場を備えた鑑賞ポイントもあり、初心者でも楽しみやすいのが魅力的。今回は、砂山都市緑地、神栖総合公園、鹿島石油東門の3ヶ所をめぐって夜景を楽しみました。

訪問日:2024/1/7(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです
※移動手段は自家用車、撮影は全てスマートフォン(Google Pixel 6a)を使用しています。

茨城県の東南部である鹿行(ろっこう)地域に広がる鹿島臨海工業地帯。鹿嶋市と神栖市にまたがる大きな工業地帯で、約160もの企業が集まっています。一般人にはあまり縁のないエリアですが、日没後に工場夜景を鑑賞できるスポットとして知る人ぞ知る場所でもあります。

工場夜景というと、いざ訪ねてみても良く見えるポイントが無かったり、駐車スペースが見つからずぐるぐるしたりと難易度が高いことがありますが、砂山都市緑地と神栖総合公園は広い駐車場を備えています。車さえあれば気軽に訪問可能な工場夜景なのです。

今回はカジュアルに楽しめる「①砂山都市緑地」「②神栖総合公園」、ゆっくりはできませんが間近に見ることができる「③鹿島石油東門」の順でご紹介させていただきますね!

砂山都市緑地

というわけで、ここは駐車場があります。トイレと自販機も備えているため、休憩に訪れる人の姿も。

駐車場からは遊歩道が整備されています。街灯もあるため真っ暗ではないというのもポイントです。

奥に進むとテラスのような手すりのあるスペースに到着。眼の前に立ちふさがる大きな建物。以前来たときはもっと見晴らしが良かった気がしますが、新しく建設されたのでしょうかね。

奥に広がるのはまばゆい工場夜景。暗闇に向けて白煙を上げる煙突が神秘的な姿です。

テラスから少しだけ右に進むともっとよく見えますが、草が茂っているため夏場はきつそうな予感です。

駐車場へと下る階段からも工場夜景が見えます。たくさんの筒が高くそびえる姿は、おそらく「株式会社ENEOSマテリアル 鹿島工場」。

ちなみにこの砂山都市緑地、工場で働く人々や周辺住民が大津波の際に避難するために整備された場所。展望スペースに見えた場所も標高が高い避難所であり、照明が設置されているのも夜間の避難を想定しているためなのでしょう。

神栖総合公園

芝生広場やグラウンド、スケートパークを備えた広い公園。工場地帯の中心にある公園であるため、ここからも工場夜景を見ることができます。

公園なので広い駐車場あり。もちろん自販機やトイレもあります。照明もしっかりと備えているので、夜でも明るい雰囲気。

先ほどの砂山緑地に比べるとここは平地であるため広く見渡すことはできません。また、工場からは少し距離があるため迫力はそれほど。しかし、このように背景として広がる夜景が楽しめるのがポイント。

グラウンド越しに見る工場夜景というのもなかなかレアな光景。19:00頃でしたが、まだまだ元気にサッカーをする人々の姿が。

鹿島石油東門

どうせ工場地帯待て来たのならば、もっと近くで工場夜景を見たい!そう思った方もいるハズ。

そんな方におすすめなのが鹿島石油東門。ここは①砂山都市緑地や②神栖総合公園とは異なり駐車場は無いため、路肩に停めてさっと見る感じです。

門の内部はもちろん関係者以外立ち入り禁止。ですが、フェンス越しから大迫力の石油プラントを見ることができます。

工場夜景あるあるですが、いざ工場そのものに近づいてみると高い塀や植え込みで中がみえないということがよくあります。ここは近づくとより良く見えるという珍しい例。ぜひその迫力ある姿をご鑑賞ください・・・といいたいところですが、ここはあくまで工場地帯の道路。マナーを守っての鑑賞をお忘れなく。

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