世界のサルが大集合!猿専門の動物園『日本モンキーセンター』(犬山市)

愛知県

50種以上約700頭のサルに出会うことができるサル専門の動物園。園内にはかわいい&かっこいいサルがたっぷり!日本ではココでしか展示していない、珍しいサルにも出会うことができます。

訪問日:2024/11/22(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

モンキーパークとは別施設

愛知県犬山市にある日本モンキーセンターは、サル専門の動物園。

実はこの動物園の名称を「日本モンキーパーク」だと思い込んでいましたが、そちらは隣接した遊園地であり別の施設。ちょっぴりややこしいと思ったのですが、もともとは同一の施設であり、後に動物園部分が独立したカタチであるそう。

犬山駅からはバスで5分+徒歩5分ほど。今回バスで向かおうと思い犬山駅に向かったのですが、平日であるにもかかわらず長蛇の列が!並んでいる人の話によると、「あいち県民ウィーク」であるのが原因のよう。さらにこの路線はモンキーセンターだけでなく「日本モンキーパーク」「リトルワールド」にも向かうため、乗客が集中してしまいました。

結局ほとんどの人がバスには乗り切れず、臨時便が出ることもなく次のバスは1時間後。徒歩だと30分ほどかかるため、タクシーを使ってしまいました!お値段は1,130円ほどかかりましたが、入口の目の前まで行ってもらえて楽々でした。

通常こんなに混むことはあまりなさそうですが、GWなどの繁忙期に訪れる際は、バス以外の手段も把握しておくと良いかもしれません!

アクティブな行動展示

巨大なジャングルジムのような「モンキースクランブル」。蜘蛛のようなジェフロイクモザル、小柄なボリビアリスザル、黒くて大きなフクロテナガザルが自由に動き回っています。

「モンキーバレイ」では九州の屋久島だけに生息しているニホンザルの亜種、ヤクシマザルが約140頭も飼育されています。冬になると日本唯一とされる「たき火にあたるサル」も見ることができるそうです。

もう1ヶ所サル山があります。こちらはニホンザルよりもひと回り大きなヒヒ!アヌビスヒヒが70頭もおり、「ヒヒの城」と呼ばれています。

屋内展示もあります。「夜行性サルの世界」では、赤いライトを使ってサルを探すという楽しい仕掛けも。西アフリカのポトというサルがゆっくり動く姿を見ることができました。

アフリカのレアモンキー

アルジェリア北部やモロッコなど、アフリカ北部に暮らすバーバリーマカク。アフリカ唯一のマカク属であるそう。マカク属って気になったので調べたところ、国内でよく見かけるニホンザルも同じ属でした!言われてみれば、ニホンザルと似ていますね。

コンゴ民主共和国やアンゴラなどアフリカ中部に暮らすアカオザル。目の周りが青く、さらに白い髭も貯えたインパクトのある顔立ち。

同じく中部に暮らすアンゴラコロブス。黒い体に白い毛がたなびいており、まるでステージ衣装のような派手な姿です。

これらのサルたち、2024年時点ではここ日本モンキーセンターでしか見ることができません!さすがサル専門の動物園、充実のラインナップです。

放し飼いのエリアも

園内にある「リスザルの島」。リスザルが放し飼いになっているエリアに入ることができます。

ここで見ることができるのは、手足や背中が黄色く染まったボリビアリスザル。かなり近くで見ることができますが、動きが速く飛び回っているため写真撮影はけっこう難しいです。

こちらのWaoランドはワオキツネザルを放し飼いで展示。ここもまたかなり至近距離でサルを見ることができます。

11月下旬に訪れたところ、ヒーターに集まる姿を見ることができました!熱があたる面積を大きくしているのか、手を広げた姿がとってもかわいらしいです。

「リスザルの島」「Waoランド」は、いずれもオープン時間がお昼頃に限定されています。気になる方は、訪問前に公式サイトで時間を調べておくのがおすすめです!

楽しいポージング

カメラを構えると、撮られることをわかっているかのような決めポーズをとってくれる個体も。リッチなヒゲがイケオジ感あふれるパタスモンキー。時速55kmという、とんでもない速さで走ることができます。

白と黒の2トーンカラーが美しいアビシニアコロンブス。ジュリアーノ・ヴァンジの《壁をよじ登る男》のようなポージングと、物憂げな表情が深みを感じさせます。

腕と足を組んでかっこ良くキメるシロテナガザル。何かを悟ったかのような表情で宙を見つめる姿は、まるで役者のようです。出で立ちはカッコ良いですが、つぶらな瞳がとってもかわいいです。

様々な楽しみ方も

さてさて、そんなところで園内一周はおしまい。60分〜90分ほどあれば一通り見て回れますが、おサルさんのユニークな行動に釘付けになってしまうと、時間があっという間に過ぎてしまう可能性も。

最後の1枚はこちら、ワオキツネザルの名前一覧。

総勢51匹、識別するの難しすぎます!!!

もし訪問される方は、ぜひ個体識別に挑戦してみてください!

なお、日本モンキーセンターの公式HPには、園内で飼育しているサルの全頭誕生日(または来園日)カレンダーが掲載されています。事前に確認しておき自分と同じ誕生日のサルを探すという、ユニークな楽しみ方もできるのです。

ただし、そのサルがワオキツネザルだった場合、捜索は非常に困難になることでしょう・・・。

アクセスと営業情報

名鉄線の「犬山駅」からバスで5分のバス停「モンキーパーク」下車、そこから徒歩5分ほど。

開園時間 3月~10月:10:00~17:00
11月~2月:10:00~16:00
休園日 10~11月は火曜、それ以外は火曜・水曜 ※年数回集中休園日あり
料金 1,200円
公式サイト https://www.j-monkey.jp/

※掲載の情報は2024年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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