沖縄県最北の離島・伊平屋島(いへやじま)。日帰りは難しい島なので、今回は1泊2日にて訪問。1本目の記事なのでいつも通り簡単な島の紹介と、フェリー乗船記、島での移動手段確保についてです。
伊平屋島ってどんな島?
伊平屋島は沖縄北部に浮かぶ離島。面積は20㎢で、1,100人ほどの人が暮らしています。橋でつながった野甫島と合わせて伊平屋村を形成しています。
伊平屋島のキャッチフレーズが「てるしの」の島。てるしのは、太陽・太陽神を表す古語だそう。太陽に照らされた美しい島であり、島内には太陽神である天照大神が隠れた天岩戸伝説の残る洞窟も存在しています。
そんな強い日差しを避けて開催されるのが伊平屋ムーンライトマラソン。10月の夕方から夜に行われるナイトマラソンで、伊平屋島を代表するイベントです。伊是名島のフェリーは尚円王のイラストが描かれていましたが、こちらの「フェリーいへやⅢ」のボディはマラソンマークが描かれています。(※2022年は中止となっています)
島へのアクセス
沖縄本島北部、今帰仁村にある運天港より「フェリーいへやⅢ」で1時間20分。1日2便運航しています。
■伊平屋島時刻表(所要時間80分)
運天港発 | 伊平屋島発 | |
---|---|---|
1便 | 11:00 | 9:00 |
2便 | 15:00 | 13:00 |
もし日帰りで行く場合、滞在時間はわずか40分。フェリーの乗り降り時間を差し引くと、何かができる時間ではありません。ということで、島へ行くならば最低でも一泊する必要があります。
今回は午後の2便15:00運天港発で伊平屋島へ行き、一泊したのち翌日13:00伊平屋島発のフェリーで帰る1泊2日ショートステイでお送りしますね。
伊是名島・伊平屋島めぐりの計画はコチラの記事にて。
フェリーで前泊港へ
運天港の受付で往復乗船券を購入、船内へ進むと階段の隣にスロープが設置されています!重たいスーツケースやキャリーの方でもすんなりとフロア移動ができますね。これまでいろんなフェリーに乗ってきましたが、これは初めてみました。
船内はかなりキレイ!席数も多く、雑魚寝スペースもあります。
デッキも広々としております。モクモクしたい方はコチラで。
自由に動けるスペースが広いのも、このフェリーの特徴。立体的なデッキは秘密基地みたいでわくわくしますね!
1時間20分の航海を終えて、フェリーは伊平屋島の前泊港へ。赤瓦の立派なフェリーターミナルが建っています。
島での移動手段
伊平屋島は広い島なので、徒歩でめぐるのはとんでもなく気合いが必要です。コミュニティバスも運行していますが、本数は1日3本とそれほど多くないためピンポイントな移動向け。自由に島内をめぐるには、レンタサイクル、レンタルバイク、レンタカーが必要となります。
比較的平坦な道が多いためある程度体力と時間があれば自転車でもめぐれそうな気配ですが、今回はレンタルバイク!港を出てすぐ目の前の「レンタル伊平屋」にて貸し出しております。
港に到着した16:20から翌日13:00のフェリーまでレンタル!宿にチェックインして荷物預けたあと、夕陽とか見に行っちゃおうかな〜、なんて気分で予約していましたが・・・・
思ったより雨が強い!
雲もたっぷりなので夕陽は無理です。また、既にさきほど伊是名島にて雨の中レンタルバイクで走ってきたのでさすがに少し疲れました。ということで、今日の活動はおしまい!ひとまず予約はキャンセル、朝8:30頃から開いているそうなので明日の天気を見てレンタルバイクにするかレンタカーにするか決めることにしました。
「宿はどこ?内間さんとこね!ウチの近くだから送っていってあげるよ。」
「もうお客さん来なそうだから閉めちゃおう」
なんと当日キャンセルしたにも関わらず宿まで車で乗せていってくれるとのこと!基本的にフェリーの時刻に合わせて営業しているので、最終便が到着してしまったあとはもう閉店してしまうようです。
ということで、今日はもう出歩かずに宿でゆっくり過ごしたいと思います~。
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