本殿や奥社奉拝所の先へ進むとそこは稲荷山コース。かつては大社の社殿がありましたが、現在は神蹟地として多数の稲荷社を祀っています。往復2時間ほどの山歩き、今回は早朝を狙って行ってきました!
稲荷山コースへ
久しぶりに訪問した伏見稲荷大社。これまで行ったことのない稲荷山コースへ進んでみることにしました!標高約233メートル、一周約4キロ、トータルで2時間ほどの道のり。初日に購入した「幽霊子育飴」舐めながら挑みます!
7:45
鳥居はひたすら続きますが、辺りは木々に包まれ神秘的な雰囲気。人の数も減ってきました。
斜面に立ち並ぶのは多数の稲荷社。それぞれ異なる稲荷神を祀る神社、ここまで集まっていると圧巻です。
三ツ辻と四ツ辻
7:55
熊鷹社に到着しました。貼り紙には「ここから山頂まで40分かかります。」との記載。このあたりから石段の上り道になってきます。
T字路である三ツ辻のすぐ先にあるのは大松大神。ひょうたんの形はお酒の神様であるそう。いろんな稲荷神がいるのですね。
8:05
ここには自販機を備えたお茶屋さんが。朝早かったのでまだ営業前のような雰囲気でしたが、うどんや丼メニューもあるようです。
三ツ辻の先にある展望所。ここからは市街が一望できます!まだ朝の8:00くらいなので、澄んだ空気が気持ち良い!実はこの先、山頂に行っても展望スポットはほぼありません。眺めを楽しむなら今のうちです。
8:10
続く四ツ辻。ここにも茶屋があり広場になっています。この先にはもう広いスペースはないので、休憩するならここです。
四ツ辻の先は道が分かれていますが、周回ルートなのでどちらを選んでも山頂にたどり着けます。
今回は時計回りルートを選択。ここからが上り本番!と思っていましたが、平坦な道や下り道。人も少なく、快適な山歩きです。
お山一周スタート
8:15
しばらく進むと見えてくるのは眼力社。病気平癒や商売の目先が利くといったご利益がある神社です。神社の前には「眼力亭」があり、「願力ノート」などのグッズも扱ってます。
ここからは上りになってきます。
8:25
続いて薬力社。無病息災の御利益がある神社です。社殿内部には健脚を願う草鞋が多数奉納されており、すぐ近くには薬力の滝行場もあります。
ここからさらに上り坂!こういう急な石段は、焦らずゆっくり進むのがおすすめです。
8:30
長者社とも記されている御劔社(みつるぎしゃ)。約3mの巨大な岩「劔石」、別名「雷石」が鎮座しています。
長者社の前にある茶屋では宇治抹茶アイスモナカの取り扱いが!夏場だったら間違いなく買っていたことでしょう。
ここからはまたまた上り坂。ラストスパートです!
澄んだ空気が心地よい山頂
8:40
山頂に到着しました!熊鷹社から本当に40分でした!
頂上にあるのが一ノ峰上社。末広大神を祀る神社です。
山頂の標高は233m。それほど高いわけではありませんが、山頂らしい清々しい風と登ってきた満足感で爽快な気分。ただし、景色が見える展望スポットは見当たらず、また広がって休憩できるような広場もありません。
さあ、ひと息ついたら下山だ!
8:50
すぐに見えてくるのは二ノ峰中社。青木大神という祭神を祀っているそう。
続く間ノ峰荷田社。ここの入り口に建つ石鳥居は、少し不思議なデザインをしています。上部の笠木の下、額束の部分に屋根のような破風が組まれているのです。こちらは奴彌鳥居(ぬれとりい)と呼ばれる珍しい鳥居。日本に2ヶ所しかないそうです。
8:55
三ノ峰下社に到着。ここは白菊大神を祀っています。かつては古墳であり、変形神獣鏡が出土したそうです。
トータルの所要時間
9:00
四ツ辻に帰ってきました!朝通ったときよりも人が増えてます。
9:20
楼門まで戻ってきました!ここを出発したのが7:20だったので、本殿への参拝や千本鳥居を抜けて、稲荷山を一周したトータル所要時間は2時間ほど。
私は各社で立ち止まりながらゆっくり進んだのでこれくらいの時間でしたが、さくさく登ればもう少し短くできそうな気も・・・と言いたい所ですが、人が多いのでそんなにハイペースでは進めないです。その代わり、ペースがゆっくりになるためあまり疲れずに上ることができるはず!
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