デカい!デカい!とにかくデカい!巨大建築と巨大仏『越前大仏』(勝山市)

福井県

とにかくケタ違いなスケールの建築が目白押しの巨大な寺院。日本最大の五重塔や荘厳な大仏など、その圧倒的な迫力は見るものに感動を与えてくれます。わかりやすい凄さで誰が見ても楽しめるお寺です。

営業時間:8:00~17:00
休館日:無休
料金:500円
見学所要時間:40分ほど
訪問日:2020/7/26(日)

越前大仏へのアクセス

電車の場合は福井駅からえちぜん鉄道で約1時間の勝山駅下車。そこからバスで20分ほどのバス停《越前大仏前》下車後すぐ。

車の場合は、福井ICから中部縦貫自動車道(無料区間)で20分、勝山ICから10分ほど。物凄く広い無料駐車場があります。

門前町は営業している店がほぼ無いシャッター街。ちょっと寂しい雰囲気ですが、統一感のある建物が整然と並ぶ様子は美しいです。

巨大すぎる伽藍

参道を進むと、まず目に入るのは巨大な大門。迫りくる巨大建築からは、物凄い圧力を感じます。

目の前に立つとさらに増す迫力。いったい何メートルあるのでしょうか。門の前に構える狛犬ですら、通常の倍くらいの大きさがあります。

門をくぐろうとすると、左右から巨大な仁王像が睨みをきかせます。7.8mというサイズの巨像に睨まれると、さすがに背筋がピンとなります。この2体は、中国福建省にて3年半かけて造られたとのこと。

大門をくぐると広大な広場。その奥には中門が構えます。大門に比べると一回り小さいですが、それでも通常の寺院建築と比較するとあまりにも巨大です。

そして中門の先には半端ないスケールの大仏殿。寺院というより宮殿という言葉がハマりそうな壮大な建築です。

時代が違うので比べるのはナンセンスですが、東大寺大仏殿を見たときと同じくらいの迫力を感じます。よく見ると建築様式がかなり似ており、どうやら東大寺を模して造られているそう。

ここは臨済宗妙心寺派のお寺で、正式名称は大師山清大寺といいます。実業家である多田清という人物が、自らの出世の恩に報いるため、私財を投げ売って建立。昭和62年に落慶しました。

デカすぎる大仏

大仏殿の中には、越前大仏こと巨大な盧遮那仏が。身の丈17m、台座などを含めると28mという大きさ。これほどまでにスケールが大きいと、もう大きい以外の感想が出てきません。

薄暗い内部は、お香のかおりと、絶え間なく流れるお経のような唱歌のようなBGMで荘厳な空間が出来上がっています。屋内型の仏像は、露座のものより大きく見える気がします。

盧遮那仏に向かって左側には普賢菩薩阿難陀(あなんだ)、右側には大迦葉(だいかしょう)と文殊菩薩と4体の仏像が並びます。盧遮那仏ばかりに目が行ってしまいますが、こちらもかなりの大きさの立像です。

普賢菩薩と文殊菩薩は釈迦如来の脇侍としておなじみですが、廬舎那仏と並ぶ姿は初めて見ました。あまり聞きなれない阿難陀と大迦葉は釈迦の十大弟子。10体並ぶ「十大弟子象」としては見かけますが、こういった並びは珍しいのでは。

壁一面に並ぶ白い仏像は全部で1281体。大きさだけでなく圧倒的な数の力も感じます。

階段を登った先にある遥拝台からも参拝可能。ここからなら、大仏様の柔和でありながらも鋭い表情をよく拝むことができます。

大仏様の足元にあるお鈴(りん)もかなりの大きさ。叩くための鈴棒もかなりの重量で、音を鳴らすのも一苦労。

色あざやかな九龍壁

大仏殿を出ると、順路は屋根付きの回廊へ。多くの伽藍はこの道で繋がっているため、多少の雨ならば問題なく参拝できます。

進んだ先にあるのは九龍壁。高さ7m、長さ20mの鮮やかな装飾壁が展示されています。こちらは北京の北海公園にあるものを再現したものだそう。

海のような青と緑の背景の上を、白色、黄色、紅色、瑠璃色の4色の龍が並びます。中国皇帝の象徴である龍、爪の数はやっぱり5つです。※龍の爪の数については天龍寺の記事にて

この九龍壁は、この地に流れる九頭竜川にちなんで設置されたそう。装飾に使用されている瑠璃瓦は、陶磁器のように瓦の表面を釉薬(ゆうやく=うわぐすり)でデコレーションしたものです。

日本最大の五重塔

さらに進むと五重塔が現れます。この塔は、高さ75mと日本最大の高さを誇ります。一般的に日本一と呼ばれる東寺の五重塔は55mなので、それよりも大きいのです。

エレベーターで一気に4階まで上がることができ、そこから階段を登ると最上階の5階へアクセスできます。広がるのは、町並を一望できるパノラマ。せり出した屋根の広さが、塔の大きさを物語ります。

ここからは、巨大な大仏殿をはじめとした境内伽藍も見渡せます。近くで見上げたときも圧巻でしたが、ここから見てもやっぱり巨大です。

大仏殿の奥に見えるお城は勝山城博物館。城郭風に造られた模擬天守の博物館ですが、その高さは57.8m。姫路城や大阪城よりも高く、なんとあちらも日本一の大きさを誇ります。この越前大仏と同じく多々清さんによって造られた施設です。

やすらぎの庭園

最後の見所は庭園。これまでの巨大建築が嘘のようにシンプルで素朴なイメージの庭園が広がります。ここまでひたすら圧倒されっぱなしでしたが最後の最後で落ち着ける場所に出会えた気持ちです。

優雅に泳ぐ錦鯉やひらひらと飛ぶカワトンボを見ながらほっと一息。絶え間なく水が流れる滝も造られています。

迫力映像の映画のささやかなラストシーンのような、とても穏やかな空間でした。


とにかく大きさに圧倒されますが、巡りやすい境内もポイント。見どころがとてもわかりやすく、順路もしっかりしているため、迷うことなく楽しめました。

次回は白山信仰の拠点となったあの寺社について書きます!

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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