灯台・花畑・水族館!見どころたっぷりな『知多半島』(南知多町~美浜町)

愛知県

半島をぐるっと囲む海岸線の道が延びており、観光スポットも豊富な知多半島は、ドライブコースにぴったり。恋之水神社、野間埼灯台、観光農園花ひろばなど、1日かけてたっぷりとめぐってきました。

2020/11/24(火)

海辺のドライブコース・知多半島

名古屋の南部に伸びる知多半島。伊勢湾と三河湾に挟まれており、爽快なシーサイドドライブが楽しめる人気のエリアです。

名古屋から1時間弱、さらにセントレア空港も半島上に位置しています。到着日は空港でレンタカーを借りて軽くドライブ、といったコースも楽しめます。
半島中央部には南知多道路という自動車専用道路が走っており、「往路はのんびり海辺をドライブ、復路は自動車専用道路でびゅーんと帰る」といった利用もできます。

今回は秋も終わりを告げる11月下旬に、半島南部を中心にまわってきました。

<今回訪問した場所>
・恋之水神社
・野間埼灯台
・観光農園花ひろば
・南知多ビーチランド
・日間賀島
・篠島

縁結びのかわいい神社「恋之水神社」

水色の鳥居がかわいらしいこちらの神社は、その名も恋之水神社

境内には湧水「恋の水」があります。古くは万病の特効薬と称され、加えて縁結びのご利益もあると言われています。

紙コップに入れて願いを唱えると成就するといわれており、社の前には様々な願いが込められた紙コップがずらりと並んでいます。

なお、祭っているのは美都波能女命(ミヅハノメ)という神様。恋愛専門かと思いきや、どんな願いでも大丈夫とのことです。

青い海に輝く真っ白な姿「野間埼灯台」

砂浜に立つ真っ白な灯台は、1921年に点灯開始した愛知県最古の灯台。100年経った今でも現役で、夜の海を照らし続けています。

高さは地上18メートルで、青い海をバックにそびえる姿は絵になります。

知多半島の西岸に立っているため、午後になると逆光気味で暗くなりがち。そんなときは、灯台の先端に太陽をかぶせて見ると、ちょっと面白い写真が撮れます。

灯台の傍らには絆の鐘が設置されています。さらに、五線譜をモチーフにした南京錠取り付けもあり、恋人の聖地のような雰囲気。恋之水神社とセットで訪問すると良さそうですね。

野間埼灯台は、年に1~2回の一般公開日以外は登ることはできません。
いつでも登れるようにしようという「野間灯台登れる化プロジェクト」なるクラウドファンディングが行われていました。目標金額に達成したようですので、もしかしたら自由に登れるようになる日が来るかもしれません。

海岸に立つ鳥居「つぶて浦」

続いて向かうのは、野間埼灯台から約5kmほど南に位置しているつぶて浦。国道247号線沿いの駐車場に車を停めて、海辺の細い道を少し歩くと見えてきます。

海岸に立つ立派な鳥居がフォトジェニックなスポット。太陽の光を浴びて輝く海との対比がとっても美しい。西向きに位置しているため、夕暮れ時には鳥居の向こうに沈むサンセットも見ることができます。

ところで、近くに神社は見当たりませんが、この鳥居はいったいどこを向いているのでしょうか?その答えは地図を見るとわかります。鳥居の前に広がる海は伊勢湾。ここを挟んだ先は三重県伊勢市・・・そう!ここは伊勢神宮の遥拝所なのです。

鳥居の奥に鎮座する大きな石。これは、伊勢の神々が力比べのために投げた石がここまで飛んできた、という言い伝えがあります。現在は潮が満ちていますが、干潮時には、他にもたくさんの石が転がる姿を見ることができます。

冬でもヒマワリが見れる「観光農園花ひろば」

様々な花が咲くお花畑で、四季折々の花景色を見ることができます。

花畑を見るには、入園料(大人700円)が必要となります。一見すると高く感じますが、後述の「花摘み」を考えると、むしろお得にも感じる値段です!

11月後半に訪問したところ、園内では秋の花の代表格・コスモスが咲いていました。ピンクや白の花がふわふわと広がります。

そして、なぜかナノハナも咲いています!通常なら2〜5月の春に咲く花なのに、ここでは12~3月と冬に開花します。

驚きなのがヒマワリ!日本人の心象風景といっても過言ではない夏の風物詩が、秋も終わりのこの時期に全開です。この花ひろばでは6~12月という広い期間でヒマワリを見ることができます。

ここに来たらぜひやっておきたいのがお花摘み。入園受付をすると、ハサミを貸してもらえます。園内の花を一人10本まで、自由に摘んで持ち帰ることができるのです。

さあ、どれにしよう?

せっかくなのでヒマワリとナノハナ。黄色一色になってしまったので、白いコスモスを加えてみました。お部屋に飾ってみたところ、なんだか季節が変わったような気持ちになりました。

私は、ペットボトルに挿してそのまま車に載せてしまったのですが、普通は新聞紙&ビニールで包んで持って帰るみたいです。

たくさんのサカナや海獣に癒される「南知多ビーチランド」

知多半島の西海岸に立つ、水族館と遊園地が合体したレジャースポット。イルカ、アシカのパフォーマンスや、ふれあい体験など見どころたっぷりの施設です。

↓詳しくはコチラの記事にて

イルカアシカMIXショーとテッポウウオの狙撃『南知多ビーチランド』(美浜町)
イルカとアシカが共存するショーが話題の海辺の水族館。ふれあいや体験も充実しており、レジャー施設として思いっきり楽しめます。バリエーション豊富なエサやりコーナーでは、なんと、テッポウウオの水鉄砲を受けることができます!

今回紹介したスポットの中では最も北に位置しているため、知多半島ドライブの最初or最後になる可能性があります。ただし、営業時間が10:00~16:00(※季節変動あり)と短めで、さらにショータイムの時間も決まっています。立ち寄る予定の方は、ここの訪問時間を基準にドライブルートを決めるのが良いです!

海を渡り離島へ行く「日間賀島&篠島」

知多半島南端にある師崎(もろざき)港からは、日間賀島(ひまかじま)篠島(しのじま)という離島行きの船がでています。

どちらも本数が多く、所要時間もわずか10分ほどなため、気軽に日帰りシマタビが可能。知多半島ドライブのエキストラコースとして、離島めぐりを入れてみるのもアリです。

どちらか片方だけなら気軽に行けますが、2島両方行くには事前計画を立てるのがおすすめ。
船を上手く組み合わせても、移動時間+島内散策時間あわせて4時間程度はかかります。半日コースになるため、他のスポットと旅程調整が難しくなってきます。(私は7:40発の便を利用し、2島めぐって11:20に戻ってくる、早朝はやまわりコースで訪問しました。)

↓詳しくはコチラの記事にて

おしゃれなフォトスポットたくさんのタコ島『日間賀島』(南知多町)
愛知県の離島である日間賀島(ひまかじま)は、離島らしい穏やかな風景とハイセンスなおしゃれポイントが調和したユニークな島。海の季節が本場ですが、オフシーズンでも写真を撮ったり、タコを食べたり、のんびり散歩したりとたっぷり楽しめます。
おんべ鯛と式年遷宮 伊勢神宮と関わりの深い島『篠島(しのじま)』(愛知三島/南知多町)
わずか10分でアクセスできる離島・篠島(しのじま)は、ローカルな島の魅了が色濃く残るのどかな離島。伊勢神宮と関連があり、20年に一度の式年遷宮とも深く関わっています。今回は早朝に訪問して、1時間ほど散策してきました。

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