磐梯山の噴火を今に伝える2つの施設。磐梯山噴火記念館は資料や映像で火山について学ぶことができ、3Dワールドは臨場感あふれる立体映像を楽しむことができます。テクノロジーを駆使した演出で、迫力の噴火を体験できるワンダースポットです。
火山を知る2つの施設
さかのぼること約130年前、1888年7月15日に磐梯山は水蒸気爆発を起こし噴火しました。それにより磐梯山は山体崩壊、山が1つなくなってしまいました。そして、その噴火の際に発生した土石流により、川はせき止められ桧原湖や五色沼が形成されていきます。
今回訪れた磐梯山噴火記念館と3Dワールドは、そんな噴火の様子を体験することができるスポットです。両施設は道路挟んで向かいに建っており、共通券もあるため合わせての訪問がとってもおすすめ!
館内は撮影禁止だったので、なんとなくパンフレットの写真を載せつつがんばってテキストで表現したいと思います。
磐梯山噴火記念館
まずは磐梯山噴火記念館へ。レンガ詰みの重厚な外観は、古城もしくはワイナリーを連想させます。
入るとすぐにジオラマとスクリーンで再現された「噴火体験」がはじまります。ゴゴゴゴゴと鳴り響くボディソニックの地鳴り、そして白熱の実況中継が臨場感を引き立てる!!
磐梯山以外にも、日本の他の地域の噴火に関する展示もたくさん。伊豆大島には火山専門の火山博物館がありましたが、そこを彷彿させる火山スポット。1986年の伊豆大島、2000年の有珠山と三宅島、2014年の御嶽山などなど、まだ記憶に新しい噴火も。日本は本当に火山大国なんだと実感します。
火山だけでなく、磐梯山の動植物や歴史に関する展示もあります。中でも面白かったのは裏磐梯地方の民話コーナー。「山姥のかもじ」「片目の爺さま」「猫魔の猫王」「磐梯噴火を予知した男」という4つのストーリーが日本昔話のようなアニメーションで展開されます。小さい頃妖怪が好きだった私は、やっぱりこういった民話が好きです。
磐梯山の噴火専門のスポットかと思いきや、いろいろな展示の楽しめる博物館でした。
磐梯山3Dワールド
つづいて、道路挟んで反対側にある磐梯山3Dワールドへ。3Dワールドは毎時00分と30分に上映されます。上映時間が決まっていますので、訪れる際はその時間に合わせるのがおすすめです。所要時間は18分ほど。
受付を進むと、こちらの3Dメガネが渡されます。これを装備していざ館内へ。
高さ4.5m、幅42mのドームスクリーンのお出迎えです。オールスタンディングですが、バーがたくさんあるので、寄りかかって見ることができます。
噴火がはじまると、飛び出す火山岩に襲われます!!
噴火のあとは、磐梯山の春夏秋冬などの映像が続きます。
カブトムシの大群が迫ってくる!!
リンゴの大群が迫ってくる!!
雪玉をなげつけられる!!
スキーヤーが迫ってくる!!
とにかく3Dでいろんなものが飛び出してきます!バラエティ豊かな内容で、お子さんも大はしゃぎ。家族や友達と訪れると、とっても盛り上がりそうな内容でした。
アクセスと営業情報
会津バス「磐梯山噴火記念館前」にて下車後、徒歩2~3分。
磐梯山噴火記念館 | 開館時間:4~11月 8:00~17:00/12~3月 9:00~16:00 休館日:不定休 料金:600円 |
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3Dワールド | 開館時間:4~11月 8:00~17:00 休館日:12~3月 料金:800円 |
公式サイト | http://www.bandaimuse.jp/ |
※掲載の情報は2023年12月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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