海上&海中から見る迫力の渦潮『水中観潮船アクアエディ』(鳴門市)

徳島県

鳴門観光港から出港するうずしおクルーズ「アクアエディ」。小回りのきく小型船なので迫力の渦潮に急接近!船内はグラスボートタイプとなっており、うずしおを海上からも海中からも観察することができます。

訪問日:2018/11/25(日) ※掲載内容および写真は訪問時のものです

これだけは要注意!

鳴門名物のうずしおを海上から間近で見ることができるうずしおクルーズ。鳴門に来たらぜひとも乗船したいのですが、いくつか注意点がありますので最初にさらっと書き出してみました。

①船は数種類

鳴門からうずしおを見に行く遊覧船は、鳴門観光汽船(わんだーなると、アクアエディ)と、うずしお汽船の2社あります。それぞれ出航時刻や料金が異なっています。

②港も複数

前述の通り、鳴門観光汽船は『鳴門観光港』、うずしお汽船は『亀浦漁港』とそれぞれ乗船する港が異なっています。バスを利用する場合は、亀浦漁港は《亀浦口》、鳴門観光港は《鳴門観光港》と下車するバス停が異なっているのでご注意ください。

わんだーなると&アクアエディの乗り場である鳴門観光港は、渦の道や架橋記念館エディのある鳴門公園から少し離れています。徒歩だと30分くらいかかるのでご注意ください。一方、亀浦漁港の方が鳴門公園には近く、徒歩20分ほど。

③予約必須な船も

今回乗船した鳴門観光汽船のアクアエディは、唯一水中展望室があるため、海の中から渦潮を見ることができます!ただし、基本的には予約が必要。HPには時間帯ごとの「うずしおの迫力度」も記載されています。これを参考にしつつ予約しておけば、きっと迫力の渦潮を見ることができるはず・・・!

今回予約しようとしたところ、一番うずしおが大きくなるタイミングは満席・・・。何日かチェックしていると、ラッキーなことに空席が出たのですかさず予約!フォームを入力して、メールが届けば予約完了。支払いは当日窓口で大丈夫でした。

アクアエディに乗船

ということで、バスに乗って鳴門観光港にやってきました!受付にて料金の支払いを済ませます。

こちらがアクアエディの乗船チケット。予約した名前が記されており、しかも座席指定あり。なんだかコンサートチケットみたいですね!

乗船まで30分ほど時間があります。お腹が空いたので何か食べたいところですが、港にあるのは自販機とおみやげ屋さんのみ。残念ながら食堂や軽食はありませんでした。

出発時刻になったのでアクアエディに乗船!白とグリーンがあざやかな船体に乗り込みます。どきどきしてきました。

海中から見るうずしお

最初はデッキ部分は立ち入り禁止で、指定席のある船内の水中展望室へと案内されます。まるでクラブのようなビビッドなネオンが輝きます。

全ての席に人が座るとかなり圧迫感が出てきて、まるで満員の地下鉄に乗っているような気持ちに。外に出たくても、うずしおポイントにつくまでは全員強制でこの部屋にいます。

海中から見る渦潮。潮流で濁った海は決して良い眺めではありませんが、深い海に飲み込まれていくような独特の感覚は唯一無二。

もしかして洗濯機の中ってこんな感じなのかな?

海上から見るうずしお

うずしおポイントに到着し、ついにデッキが開放されました!待ちに待ったとばかりに、乗客全員が外へ!

外の美味しい空気とともに、目の前に広がるのは迫力の渦潮!!船の真下をザザーンと渦巻く姿は迫力満点!

他の船と違い、小回りのきくアクアエディは渦潮の激しいところへどんどん進んでいきます。うずのど真ん中にいるんじゃないかってくらいの接近ぶり。

アクアエディの魅力は水中から見れることではなく、このスピードと接近具合だ!!!

しばらく渦潮に飲まれたあと、アクアエディは港へ帰ります。乗り物に酔いやすい私は船酔いも心配だったのですが、うずしおに夢中だったおかげか意外と大丈夫でした!

鳴門観光港へのアクセス

最寄りのバス停は《鳴門観光港》。徳島駅からバスで約80分、鳴門駅からはバスで約20分ほどでアクセスできます。

車の場合は神戸淡路鳴門自動車道の鳴門北ICから約5分。無料の駐車場を備えています。

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