JALで羽田へ 7日間の旅の最終日にして最大の危機が!!!(奄美→羽田)

奄美大島

沖縄~奄美大島7日間の旅、最後の記事はいつも通り帰り道のお話です。奄美空港から羽田空港までJALを使って快適な空の旅・・・になるはずだったのですが、思いがけないトラブルが発生!今回の記事は、有益な情報などはほとんどない「実録・旅のトラブル編」になります。

2018/10/9(火)

奄美~東京の移動手段

奄美大島と東京の交通は基本飛行機。就航路線は羽田空港発着のJAL成田空港発着のバニラエアのどちらかとなります。

お値段はJALが30,000円くらいから、バニラエアは日によって変わりますが7,000~20,000円くらいと、圧倒的にJALの方が高く見えます。しかし、バニラエアなどのLCCはフライト料金に手数料や席指定料などの追加料金が加算された、3,000円くらい増えることも多いです。JALの早割を利用すると、それほど差がなくなるケースも。今回はまさにそのパターンでした。

また、私は成田空港よりも羽田空港の方がずっと近いという到着空港の利便さ、そして奄美出発時刻がバニラエア13時台、JAL15時台と島の滞在時間を少し伸ばすことができる出発時刻もポイント。

いろいろと好条件がそろったので、今回はJALを利用することにしました。

行程:奄美大島15:05発ー羽田17:05着
料金:22,000円

※バニラエアは2019年11月にPeachに統合されました。

最大のピンチ

奄美大島での最終スポットとして訪れたのは倉崎海岸。波穏やかで様々な生き物に会えるビーチでシュノーケルをめいっぱい楽しんでいました。14:00少し前くらいに海から上がり、シャワーへ。水着やカメラに海水がついていると傷みやすいしので念入りに水で流したりと丁寧に後片付けをしていました。

透明度抜群!倉崎海岸でビーチシュノーケル(龍郷町)
奄美大島を代表するビーチ。白い砂浜と青い海が広がる波穏やかな海岸は、シュノーケルにもぴったり。クリアな海の中にはカラフルなサンゴ礁と、クマノミやハナヒゲウツボといった多種多様な生き物たちの姿を見ることができます。

時計を見ると時刻は14:22。帰りの飛行機は15:05

まだ45分くらいあって余裕~

あれ、ここから空港までって20分ほどかかりますよね。さらに途中でガソリン入れてレンタカー返却手続きを済ませないといけません。

落ち着いて考えて見ると、飛行機って出発30分前くらいには荷物受付終了、20分前には保安検査終了しませんでしたっけ?ここ最近は船にばっかり乗っていたためついつい出発時刻で考えていましたが、普通は1時間以上前には空港到着してるものですよね。

これ、間に合わなくないですか!?!?

とにかくレンタカー返却

さすがの私も頭が真っ白です・・・!飛行機諦めるにしても、レンタカーの返却は空港店14:30。とりあえず空港に向かうしかありません。

交通量の少ない離島の道路とはいえ飛ばすと危険なので、とにかくとにかく焦らずにガソリンスタンド&レンタカーへ。

このあたりからほとんど記憶がありません。

空港すぐ近くのレンタカー屋さんに到着。すごく手際よく対応してくださっていたのですが、今の私は1分1秒すらも惜しいのですごく焦っています。

支払った料金の記憶がありませんが、楽巡(らくめぐり)キャンペーンのおかげで2,000円引きになったような気がします。(※キャンペーンについて詳しくはコチラの記事にて)

14:50返却完了。空港までは送迎が来るとのことでしたが、何組かまとめての対応のようです。とても待っていられず早歩きで空港へ。

奄美空港に到着

14:55空港到着。出発の10分前、当たり前ですがもう荷物カウンターは閉まってます。詰みました。

呆然と立ち尽くしていると、もう仕事を終えた雰囲気で軽く雑談していた担当の方が、私に気が付きました。

『羽田行き?はい、じゃあ荷物お預かりしますねー。』

『おーい、羽田行きまだあったぞー!』

あれ、普通に預かってもらえました。

もしかして間に合った・・・?頭がはたらきません。

もちろん、保安検査場も普通に通れました。

間に合いました!!!!

良かったぁぁぁぁぁ!!!!!旅先で時間に追われることはしょっちゅうですが、ここまで焦ったのは初めてでした。

間に合って本当に良かったです。こんなギリギリで乗れたのは本当にたまたま運が良かっただけだと思います。皆さん、絶対真似しないでください。

ち・な・みに、もし乗り遅れていたら・・・

今回のJALは先得で買った22,000円くらいのチケットなので払い戻し手数料&キャンセル料で約1万円の損失

本日の東京行きの便はもうないため翌日のチケットを取るにはバニラエアなら約2万円の追加出費、JALなら約5万円の追加出費となっていました。さらに、追加の宿泊費・推定約3,000円と、空港から市街地までの往復バス2,200円もそこに加わります。お財布とメンタルにかなりのダメージを受けるところでした。

はじめてのJAL機内

おそらく初めて利用するJALの国内線。いつもスカイマークやジェットスターばかり乗っているので、違いにどきどきです。

座席の上にモニターがあります!この画面には「機内の案内」や「緊急時についての説明」にはじまり、飛行中は「距離や時間」、「現在地」、そして、「うなぎパイの製造過程」などが常に表示されていました。

ひじ掛けにはオーディオプログラムが。配布されているイヤホンを挿すと、クラシックやポップスなど様々な音楽や落語などの計10チャンネル用意されてます。

さらにWi-Fiもあります!そういえば「JAL国内線Wi-Fi導入」みたいなテレビCMありましたね。離陸後少し経つと使用可能となり、着陸5分前まで接続することができます。(実際つないでみたところ、電波はあるのですが一度も繋がることはありませんでした・・・何か設定が違うのでしょうか。)

一点気になったのは座席にコンセントが無いこと。スカイマークは設置されていることが多いのですが、JALに無かったのは意外です。

徐々に暮れゆく空の中を、東京へ向けて飛んでいきます。夕暮れのフライトはノスタルジックで最終日にぴったりです。

7日間の旅の後記

17:15分頃羽田空港へ。出発した場所につくと不思議な気分ですが、無事予定通りに帰ってくることができました!

7日間の旅もこれでおしまい。

最初の飛行機に乗る前に荷物を電車に忘れたり、台風で旅程が全て崩れたり、泊まる宿がなくなって路頭に迷いかけたり、帰りの飛行機に乗り遅れそうになったり・・・・今回は本当にトラブルの連続でまるで試練のような旅でした。なんだか試されたような気持ちです。

とにかく与論島・沖永良部島・徳之島の奄美群島3つを全て素通りすることになってしまったのでいつか絶対にリベンジしたいです。

そして、周辺離島ばかりに目が行っていましたが沖縄本島と奄美大島はやっぱり楽しい!行きつくした感じもあるけど、また行きたいと思える魅力的な場所です。

次はあえて冬に行ってみたいな。

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