伊豆諸島をめぐる夜行フェリー『さるびあ丸』(竹芝桟橋→神津島)

神津島

東京の竹芝桟橋から伊豆諸島北部の島々をめぐる大型船。最終目的地まで12時間、船内には長時間の航海を快適に過ごせる部屋や設備が整っています。デッキから見る島々の景色も魅力のひとつです!

訪問日:2026/4/4(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

伊豆諸島をめぐるフェリー

大型船さるびあ丸は、東海汽船が運航するフェリー。全長118m、指定席733席という大きな船で、東京の竹芝桟橋を出港した後、伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島と伊豆諸島北部の島をめぐっていきます。

竹芝桟橋からは基本的に夜行船。夜22:00に出港した後、早朝から各島をめぐるスケジュール。今回は終点となる神津島まで乗船します。

<今回のスケジュール>
4/3(金) 竹芝桟橋22:00発 → 4/4(土) 神津島10:00着

乗船券はターミナルの窓口でも購入可能ですが、会員登録すればWeb予約も可能。支払いはクレジットカードのみですが、予約申込後、支払期限は3日以内。支払わないと自動キャンセルなので、とりあえず予約してしまうこともできます。

※三宅島、御蔵島、八丈島といった伊豆諸島南部の島は航路が異なります。こちらは黄色い船体の「たちばな丸」がメインで運行しております。

竹芝桟橋で乗船受付

そんなわけで夜の竹芝桟橋に到着、そのまま受付へ。Web予約しているとQRコードで楽々発行!名前は印字されますが、電話番号などはペンで記載が必要でした。

2日前は海上不良で欠航でしたが、本日は無事運航してくれて一安心。

20分前から乗船開始ですが、少し早めに搭乗口がオープン。エスカレーターを上り、ギャングウェイで船内へと入っていきます。まるで飛行機みたいな乗船にわくわく。

船内はとってもキレイ!2020年6月25日就航なので、まだピカピカです。まだ出港まで時間があるので、軽く船内散策に行ってきます!

快適な船内設備

最大12時間となる長い航路を進むフェリー、一晩を過ごす船内には様々な設備が整っています。すっかり慣れてしまった大型船ですが、船内散策はやっぱり楽しい!

まずはシャワールーム。5分100円で利用可能なコインシャワータイプ。とってもきれいで、ちゃんとドライヤーもあります。

コインロッカーも多数あります。中には冷蔵コインロッカーも!島で冷蔵品を購入した人や、釣りの人が使うのかな。

船内にはレストラン「ミルキーウェイ」があり、「明日葉カレー」「貝出汁島海苔ラーメン」などの食事メニューを扱っています。営業時間は非常に限定的なので、利用予定の方は事前に確認しておくのがおすすめ。ラストオーダーはおそらく15分前、営業時間終了とともにクローズするタイプのレストランです。

<営業時間>
①22:00~23:00
②7:30~8:30
③12:00~14:00
④16:00~17:30(土日は17:00~19:30)

もしタイミングが合わなかったり、混雑でレストランが利用できなくてもカップヌードルやパンの自動販売機があります。冷凍食品の販売機「ど冷えもん」も設置されており、パスタやフライドポテトなどの冷凍食品も食べることができます。

自販機の近くのテーブルでは、高確率でカップヌードル食べている人がいます。うっかり近づくと飯テロを食らうので要注意!そういえば私は長時間のフェリーに乗るときはカップヌードルのカレーを食べたくなる病にかかっていましたが、最近はすっかり完治しました。

快適な特2等室

さるびあ丸の座席(部屋)は、全部で6タイプ!それぞれ値段が異なるので、チケットを購入する際に決めておく必要があります。

<さるびあ丸の部屋タイプ>
①特等室(個室)
②特1等室(個室)
③1等室(広めの雑魚寝)
④特2等室(カーテン付き2段ベッド)
⑤2等和室(雑魚寝)
⑥2等椅子室(リクライニングシート)

①特等室と②特1等室が個室ですが③1等室からは個室ではなく相部屋スタイル。今回は相部屋でありつつもカーテンがあるためプライベート感が保たれる④特2等室を選んでみました。

2段ベッドタイプのスペースで、カーテンがあるこの感じ、まるでゲストハウスのドミトリーみたいです。

枕元にはライトとコンセント、そして小物を置けるネットがあります。写真ではわかりづらいのですが、返却式の小型コインロッカーも備えております。

ベッドルームを出たところには荷物棚があります。大きな荷物はここに保管可能。椅子もたくさんあって、とっても快適です。

夜の海を進むフェリー

屋外のデッキへも自由に出入り可能。青い光がちょっぴりクラブみたいなテンション、そこらへんで酒盛りする人がたくさん!これぞ伊豆諸島や小笠原諸島ならではの光景です。

最上部のトップデッキはやわらかいゴムチップの床。レインボーブリッジをくぐるまでは、ここで待機することにしました。

時刻は出発直前の21:55。5分前になると、謎のドラが鳴り響く。出港時刻になると笛の音と、爽やかなBGMとともに出港!夜空を見ていると、流れ星が見えた!!これは幸先良いぞ!!

すぐに見えてくるレインボーブリッジ。ここをくぐると、東京を出た気分になります。

出港直後は、早々と寝るための準備をする人や、レストランに駆け込む人、わくわくで船内を歩き回る人なとにぎやか。23:30になると消灯となり、夜間照明になります。

テンションが上がって全然眠くないのですが、明日にそなえて早めに寝ることに。なかなかのボリュームのいびきに遭遇するも、なんとか24:00過ぎくらいには就寝できました。

島々をめぐる早朝

5:30頃、伊豆大島に到着すると船内放送が流れて照明は明るくなります。たくさんの人が下船するため、ばたばたした雰囲気。

私の経験上、様々な島へ立ち寄るフェリーの部屋割は、降りる島が同じ人同士で組み合わされるのがほとんど。そうした方が降り忘れも防げるし、その島を過ぎればすぐさま清掃に入れるはず。

そんなわけで、私の特2等室の人たちはここではみんな寝静まったまま。カーテンを閉めていれば、明かりも気になりません。一度起きたものの二度寝に成功しました!

次の島は利島。7:40頃に到着です。ここでスッキリと目覚めを迎えます。デッキに出ると、目の前には利島の姿。円錐形の姿は、一目見れば一発で覚えられるインパクト。明後日行く予定なのですが、無事船が動いてくれるかどうか怪しいです。

8:00頃に朝ごはんタイム!ミルキーウェイにて海苔茶漬け(500円)。伊豆大島以降は船内はとっても静か。

8:30頃、新島に到着。数年前に訪ねた島、白いピラミッド型の「新島村博物館」が懐かしいです。

9:00頃に式根島。味噌汁みたいな色したワイルドな温泉「地鉈温泉」がなつかしいです。

ここまで来ると、船内に残る人は本当にわずか。静かな中で身支度を整えます。

10:00、無事に神津島に到着しましたが、長くなってきたので、島への上陸はまた次回にしますね。

さてさて、最後の1枚はこちら。船内の自販機にはさるびあ丸グッズが販売されているものがありますが、よく見ると200円のミステリー商品が!

やってみたところ、東海汽船のジェットフォイルのカードでした!!どの船もカラフルで良いですね。

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