笠岡住吉港から高速船で白石島に到着、トレッキングコースの入り口が見つからず苦戦したのが前回のお話。今回は島内のトレッキングコースを進み、はと岩、大玉岩、鎧岩と巨岩・奇岩をめぐっていきます。瀬戸内海の大海原も見渡せる、爽快な山歩きです!
トレッキングスタート
8:05
「国際交流ヴィラ」の傍の道から、トレッキング開始!序盤は木々の中を進んで行きます。すぐにケムンパス&ニャッキがたくさん出現してきました!この時期の彼らは立体機動装置を搭載しており、オールレンジ攻撃が可能。5月の風物詩、すっかり忘れていました。
雨除け&日よけ&ポール替わりに持参している傘を使って、上手く回避していきます。この傘も、毛虫除けに利用されるなんて思いもしなかったことでしょう。
木々が開けてくると、ブーンという威圧感のあるノイズ。もう一つの5月の風物詩、クマンバチだ!!空中でホバリングしているクマンバチはメスを探しているだけ。人に向かってくることはありますが、それはメスと勘違いしてのこと。無害だとわかっているのですが、あの羽音には恐怖感を煽られます。
次々と登場する岩
8:20
登山開始から15分ほどではと岩に到着!開けた場所に鎮座するシンボリックな巨岩。写真奥の岩はなかなか大きく、上れそうだけどぎりぎりで無理でした。
8:30
はと岩の先には、おまんじゅうみたいな岩も。このあたりには石でできたテーブルも設置されています。ファミマで買ってきたチョコクロワッサン食べてひと休み。
眼下の森の中には、真っ白なインド風建造物が見えます。これについては後ほど。
8:45
今度は肉まんみたいな岩が登場。この辺りにもまたまた休憩所があります。屋根があるので、ひと休みするならこっちの方が良さそうです。
瀬戸内海を見渡す展望台
8:50
分岐点にさしかかります。「展望台270m」or「開龍寺700m鎧岩1,000m」。とりあえず展望台方面へ。ここからはちょっと息が上がる道のりです。
8:55
展望台に到着!目の前に広がるのは瀬戸内海の大海原!この開放感は、「島登山」の醍醐味です。
崖にせり出した岩。腰掛けて記念撮影したら、めっちゃフォトジェニックですね!ひとり旅なので誰かに撮ってもらいたかったのですが、人の気配はありません・・・。
9:00
さきほどの分岐点に戻るかと思いきや、展望台のすぐ手前に鎧岩行きの道があるのでそちらへ進んでみることに。
海に浮かんでいるのは、笠岡諸島の梶子島(かじこじま)。定期航路はありませんが、岡山県青少年の島となっている離島です。
巨大な大玉岩
9:10
またまた分岐点。看板は「開龍寺380m」or「王王岩展望地100m」or「鎧岩660m笠越500m立石850m」を示しています。
「王王岩」って初めて見るワード。マップを見る限りでは「大玉岩」のことを指しているようです。「王玉岩」という漢字が当てられ、なおかつ点が落ちてしまったのでしょうかね。
9:15
ということで大玉岩。写真では伝わりにくいと思いますが、かなり大きい!高さ5mはありそうな巨岩です。
大玉岩の先は通り抜けられるので下っていきます。ちょっと手をつかないと降りられない箇所も。
9:23
木々に包まれた姿が風格ある岩が登場。鎧岩ではなさそうですが、名も無き岩なのでしょうか。
尾根を越えて鎧岩へ
9:25
差し掛かった分岐点。「笠越100m・立石430m」or「鎧岩250m」と記されています。「立石」は島の最高地点。行くか迷ったのですが、時間&体力と相談して、ここは鎧岩方面に進むことに。
9:35
たぶん鎧岩に到着しました!アンバランスな丸い岩が印象的です。
ところで、どのへんが「鎧」なのでしょうか?実は鎧岩は、ここを通り抜けた先にありました。
縦横に模様がついた半花崗岩、たしかに鎧の草摺(くさずり=腰回りに垂れている部分) みたいな姿。国の天然記念物にも指定されているそうです。
ここからは下り道。石段になっているため滑ることはありませんが、ヒザにご注意を。
9:45
神明大権現に到着。鳥居の先では、大きな岩が祀られていました。
この辺りでほぼ下山は完了!登山開始から1時間45分ほどの行程でした。このあとは、開龍寺へと向かいます!つづく。
歩いてみた感想
国際交流ヴィラ(8:05)→はと岩(8:20)→展望台(8:55)→大玉岩(9:15)→鎧岩(9:35)→飛龍大神(9:50)
離島の登山道といえば、歩く人が少ないためか少々荒れていることが多いです。しかし、この白石島のコースは、歩きやすく整備されています。
息が上がる箇所も少なく、今回のルートでは難所もほぼゼロ。ベンチが多く休憩しやすく、見どころが多いため退屈もしません。島へのアクセスの良さもあり、島登山デビューにおすすめです。
なお、山中では誰にも会いませんでした!!
GWだったのですが、朝イチというこもあってか人にまったく会わず。これはこれで独り占めした気分で良かったですが、山で人と話すのが好きな私としてはちょっとだけ寂しさも。
コメント
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