『阿佐ヶ谷神明宮』で初詣!八難除の厄払いとは?(杉並区)

東京都(23区)

江戸時代より篤く信仰されている神明宮。近年では可愛らしいお守りや御朱印で若い女性の人気も集めています。神明宮のみで行われるという「八難除の御祈祷」では、厄払いに加えて招福祈願も。申し込まれる際は、願い事も用意していきましょう!

訪問日:2022/1/9(日)

阿佐ヶ谷を代表する神社

阿佐ヶ谷駅からすぐ近くに建つ阿佐ヶ谷神明宮は、鎌倉時代初頭に創建された歴史のある神社。江戸時代に著された「江戸名所図絵」によると、かつて大和武尊(ヤマトタケル)が東征を行った際に休息したとされる地に、周辺の村人がその武功を讃えて社を設けたのがルーツとされています。

江戸時代から庶民に深く信仰されており、令和となった現代においても多くの参拝者が訪れる阿佐ヶ谷を代表する観光地として知られています。

今回は1/9(日)に初詣として訪問したところ、なかなかの混雑っぷり。拝殿までは20分ほど並びました。

御祭神は本殿に天照大御神、東に月読命、西に須佐之男命をお祀りしています。それぞれ太陽、月、海を象徴しており、それを象った装飾が施されています。

境内の見どころ

拝殿向かって右手には元宮があり、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)、日本武尊(ヤマトタケル)の3柱をお祀りしています。

五角形の枠が印象的な北野神社。天神こと菅原道真を祀っており、学業成就の御利益があります。

立派な松が描かれた能楽殿。能や狂言など伝統芸能の奉納に加えて、毎年開催される阿佐谷ジャズストリートではコンサート会場にも変化します。私が訪問した際は、「競技かるた」の真っ最中!緊張感が走る熱戦が繰り広げられていました。

人気の神むすび

「神(かん)むすび」といわれるお守りが大人気!ブレスレットタイプで腕に付けるのはもちろんのこと、カバンに取り付けたりしてもカワイイ、オリジナリティあふれるお守りなのです。

様々なカラーバリエーションがそろっているため、どれにするか迷います・・・!悩んだ末に私が選んだのは「虹鳥居」という、レインボーに編まれた色鮮やかな神むすび。白が多く使用されているため、爽やかで派手過ぎないところに惹かれました。

他にも、廃棄予定となっていたリンゴを再利用した「アップルレザーお守り」や、刺繍入り御朱印符である「大和がさね」など、個性的な授与品を扱っています。参拝の際にはぜひ授与所をご覧ください。

八難除の御祈祷

せっかく初詣に来たので、厄払いを!ここ、阿佐ヶ谷神明宮では、受付時間内であれば予約不要で御祈祷を受けることができます。

阿佐ヶ谷神明宮の御祈祷は「八難除」といい、厄年の災いだけでなく災難厄事すべてを取り除くというもの。全国でここだけで行っているものだそうです。

さらに、厄払いに加えて招福祈願も併せて行っていただけます。受付にて祈願内容を選ぶのですが、なんと88種類もあります!

立身出世、商売繁昌、必勝祈願、無病息災、安産祈願などのスタンダードなものから、留学安全、関係融和、出張安全などピンポイントなもの、はたまた天下泰平、国土安寧、世界平和など壮大なものまで様々な内容がそろっています。もし迷っても、受付で丁寧に案内してくださいますので、心配は御無用。

初穂料は「小式5,000円以上」「中式10,000円以上」「大式20,000円以上」「一代式30,000円以上」「永代式50,000円以上」。それぞれ、御祈祷後にいただける授与品の内容が変わってくるそう。(※付き添いの方限定で、「予式3,000円以上」というものもあります)

祈祷殿にて御祈祷を受けた後は、通常は入ることのできない御垣内へと進み、直接本殿へ参拝します。終了後、いただける授与品は尺木札・八難除御守・八難除守護札・御神土・御神米・御神酒・御神塩・御神箸。御神酒と御神米は実際に召し上がってご利益を得るそうです。

1/9(日)に訪問したところ、御祈祷はなんと2時間待ちでした!初詣期間に訪問される方は、露天での長期戦となるためカイロや暖かい飲み物などを持参していくのがおすすめです。

アクセスと営業情報

JR中央総武線の阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分。駅構内にも、町なかにも案内が多いため迷うことは無さそうです。

開門時間 6:00~17:00 ※季節によって異なる
(社務所は9:00~17:00、御祈祷の受付は16:30まで)
公式サイト https://shinmeiguu.com/

※掲載の情報は2022年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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