鹿児島最南端の離島、与論島。サンゴ礁に囲まれた楽園のような島で、様々な魅力が詰まっています。1本目となるこの記事では、何パターンかあるアクセスや、島の見どころなどをさらっとご紹介しますね。
与論島ってどんな島?
与論島(よろんとう、よろんじま)は鹿児島県の大島郡に属する離島。鹿児島県の離島で最南端であり、沖縄本島まではわずか23km。ほぼ沖縄な島です。
面積20.8 km²の小さな島で、東京都の港区とほぼ同じくらいの大きさ。5,000人ほどの人が暮らしています。
戦後は一時的アメリカ軍の占領下でしたが、1953年には沖縄に先立ち返還。1972年の沖縄返還まで、与論島は日本最南端の島でした。1970年代の離島ブームの頃は、年間20万人もの観光客が訪れるほどの人気を博していたそうです。
毎年3月にはヨロンマラソンも開催!島を一周した後、折り返してもう一周することでフルマラソンが可能となっています。
近年では、2007年公開の映画『めがね』のロケ地としても話題になりました。島内ではめがね推しなところもあるので、先に見ておくのがおすすめ。ゆったりした島時間が流れる映画なので、私は旅行の準備しながら見ました!
島内の見どころ
干潮時にのみ出現される海中の砂浜「百合ヶ浜」がなんといっても一番人気なスポット。ただし、通年見られるわけではなく基本的には4〜9月の中潮〜大潮の干潮時が百合ヶ浜出現シーズン。もし百合ヶ浜を見るなら、旅程を組む段階で出現タイミングを調べておく必要があります。
島を学べる展望台を備えたミュージアム「サザンクロスセンター」や琉球王朝時代の「与論城跡」、なども人気観光スポット。他にも、長い年月をかけてできた鍾乳洞「赤崎鍾乳洞」や、南国らしい植物園「ユンヌ楽園」、フォトスポットとして人気な「ヨロン駅」など観光スポットのバリエーションは豊か。小さな島ですが見どころはたっぷりです!
島へのアクセス
与論島は、沖縄・鹿児島・奄美大島の3ヶ所からアクセスできます。
那覇空港から約40分、鹿児島空港から約1時間40分、奄美空港から約45分
■フェリー
那覇から約2時間30分、鹿児島新港から約19時間40分、名瀬港から約8時間
スピード重視ならば那覇空港か鹿児島空港経由で飛行機のアクセスがおすすめ。上手く乗り継げれば、東京を朝に出発してお昼ごろには到着できます。ただし、フライト運賃はけっこう高価。そして席数も少ないため、繁忙期はあっという間に満席になります。
低コストで行くならば、那覇まで飛行機で飛び、そこからフェリーに乗るのがおすすめ。那覇からのフェリーは、ゆいレールの旭橋駅から徒歩10分ほどの那覇港から出港しています。1日1便で「マルエーフェリー」と「マリックスライン」という2社が交互に運行。朝7:00に出港後、11:50頃に与論島に到着というスケジュールなので、前泊が必要になる点は要注意です。
今回は那覇からフェリーで向かう予定でしたが、急遽予定変更があり沖永良部島から向かうことにしました。かと思いきや、やっぱり那覇から向かうことになりました。このへんの二転三転した計画についてはコチラ。
島内での移動手段
それほど広い島ではないので、レンタサイクルやレンタルバイクでも問題なくめぐることができます。
ただし意外と起伏はあるので真夏に自転車だとけっこうハードかもしれません。いろいろめぐりたい場合はバイクか車がおすすめです。
今回はヨロンレンタカーにてレンタルバイクを予約。Webでも予約ができ、空き情報も見ることができます。
基本料金は24時間2,500円、港での配達回収(500円)をプラスしたので、3,000円でした。ちなみにレンタカーだと24時間5,000円くらい。
ということで、次回からは実際に島をめぐって訪ねた場所を記事にしていきますね。最初は、いつも通りフェリー乗船記からはじまる予定です~!
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