野生のウミガメを探せ!ヤドリ浜でシュノーケル(瀬戸内町)

奄美大島

多数のビーチがある奄美大島の中でも、シュノーケルスポットとして人気のヤドリ浜。波穏やかなビーチで、様々な生き物に出会うことができます。運が良いとウミガメに会えることもあるそうです。

訪問日:2024/9/24(火) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

島のはじっこにあるビーチ

今回奄美群島めぐりで立ち寄った、3度目の奄美大島。せっかく来たならばやっぱりシュノーケルはしておきたいところ。

シュノーケルポイントとして人気な倉崎海岸土盛海岸は過去に泳いだので別の場所に行ってみようかな。そう思っていろいろ探していたところ、気になったはヤドリ浜

ヤドリ浜があるのは、奄美大島南部の瀬戸内町。奄美大島の中心部である名瀬市街地からは車で約1時間15分、奄美空港からは車で約2時間くらい離れた場所にあります。奄美大島は大きな島です。

本日の天候は、雨が降ったり止んだりの曇り空。わざわざヤドリ浜まで行って、海況が微妙だったらどうしよう。不安な気持ちもありましたが、いちかばちか向かってみることにしました。

人気のシュノーケルポイント

ということで、到着したヤドリ浜。雨は止みましたが、相変わらず雲は重いです。

あれ、よく見ると泳いでる人が何人かいます!!ちょうど砂浜に戻ってきた人に話しかけてみたところ「午前中から泳いでるけど全然問題なくシュノーケル楽しめるよ」とのこと。

水もそれほど冷たくないので、潜ってみましょう!!

ちなみにヤドリというのは、小さな小屋を意味する「宿り」のこと。かつて製糖期である12〜3月には、このあたりのサトウキビ畑に多数の宿りが立ち並んでいたことからこの名がついたそうです。

すぐに広がるサンゴ礁

ヤドリ浜は湾になっているため、波はおだやか。満潮の3時間後のタイミングで深さは基本は2〜3m程度。これくらいだとライフジャケットが無くても不安は感じません。

エントリーしてすぐは砂浜ですが、岩場が見えてくるとサンゴがちらちらと姿を現します。黄色、白、青紫とサンゴだけでもかなりカラフル。

すぐにルリスズメダイ、ツノダシ、ヤマブキベラ、ムラサメモンガラといった色とりどりなサカナのお出迎えです。

見つけたサカナたち

黒くて尾ビレが白いのはシコクスズメダイ、黄色い魚はヤマブキベラのメスかな。

写真は上手く撮れなかったのですが、大きなゴマモンガラやテングハギ、ハコフグなんかも見かけました。

とんがった口が印象的なクギベラ。この写真はメスであり、オスは青緑色という全く異なるカラーリングになっています。

イソギンチャクにはハマクマノミも見つけました。近づくとすぐに隠れてしまうため、そーっと近づいて撮影。クマノミって自身の色合いがキレイなだけでなく、もれなくイソギンチャクという映え背景がセットなので、自然と華やかな写真に仕上がります。

ついにウミガメ発見

ぷかぷかとシュノーケルしている最中、人が集まっているところに行ってみると、なんとアオウミガメが!!

ウミガメは人が近づいても逃げたりしません。何も気にせず、何かをかじったりしています。

このヤドリ浜はウミガメが住み着いているらしく、基本的にいつでも会える可能性があるそう。ただし湾内はけっこう広いため、あちこち自由に動き回るウミガメに出会えるかどうかは運次第。

これまで何度も出会ってきているウミガメですが、やっぱり見つけられると嬉しいです!


ウミガメに会えて満足したので、このあたりでシュノーケルはおしまい。駐車場には、シャワー・トイレ・更衣室があります。そんなにキレイではありませんが、潮水や砂をを流せる場所があるのはとってもありがたいです。

さて、そろそろ喜界島行きのフェリーの時間!名瀬まで戻り、レンタカーを返却。名瀬にある島のコンビニ「123マート」で夕飯を買い込んだら、名瀬新港へと向かいます。

次回からは今回の旅の最後の目的地、喜界島編です!

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