徳之島 Part 6 徳之島町の観光スポットめぐり 郷土資料館・ソテツトンネル・畦プリンスビーチ(徳之島町/奄美群島)

徳之島

1泊2日の徳之島訪問、レンタカーでめぐった観光スポットをご紹介!まずは、フェリーが寄港する亀徳新港を擁する徳之島町から。島の歴史を学べる郷土資料館や、長いソテツトンネル、ゴリラ岩や闘牛神社もめぐりました。

訪問日:2024/9/22(日)~23(月) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

ゴリラ岩

フェリーで島に到着したのが16:30。この時間からでもめぐれる場所は無いかなと思い、向かった先はゴリラ岩。亀徳新港から車で5分ほどの場所にあります。

海岸に浮かぶ大きな岩、ゴリラの横顔に見えるのです!海の向こうを見つめるゴリラは、哀愁を感じさせます。

このゴリラ岩、見る角度が重要!港のある北側から見てもただの岩でしたが、南側から見るとこのようなゴリラフェイスになりました。

闘牛神社

ゴリラ岩と合わせて向かったのが闘牛神社。駐車場は無かったので、ちょっとだけ路肩に停めさせてもらい見学しました。

目を引くのは黒いウシの像。こちらは優勝記念碑であり、左から福田喜和道一号、太陽館一号、福富建設号という名前だそう。

社殿には闘牛資料館と書かれておりましたが、中はおびただしい数のトロフィーとどなかたの人物画が置かれているだけでした。

向かいに福田環境株式会社、隣には福田家のお墓。もしかして、福田さんという方が個人で建てた神社なのかも・・・。後ほど「味舞台かのう」で話したおじさんから聞いた話ですと、「あそこは牛好きなお金持ちが建てた」とのこと。やっぱり個人によって建てられた神社でした!

畦プリンスビーチ

徳之島の北部にある、島を代表するビーチ、畦プリンスビーチ。サンゴ礁に囲まれた白い砂浜が1.5キロつづく、開放的な砂浜です。

風が強い日でしたが、リーフのおかげで波もおだやか。水の透明度も抜群でシュノーケルにはぴったり!今回は曇りでやや小雨が降ったりやんだりしていたのでシュノーケルは断念してしまったのですが、今思い返せば全然泳げる状況だった気がします・・・!シュノーケリングって風はNGですが雨は全然OKということを、このときは忘れていました。

なお、プリンスビーチという名前ですが、昭和47年に当時の皇太子殿下と美智子妃殿下訪れたことから付けられたそう。

金見崎ソテツトンネル

島の北東にあたる金見崎には、ソテツの群生でできたトンネル状のアーチがあります。入口までの車道は細くちょっとだけ分かりづらいのですか、近くまで来れば「入口」と書かれた看板がアピールしてます。駐車場は、トンネル入口の少し先に広場のようなスペースがありました。

小規模なものをイメージしていたのですが、けっこう長さがあり、途中には大きなカーブも。その長さは約200mにもおよびます。

大きなソテツに包まれた道は、ジャングル探検しているような気分。大人でもワクワクしてしまいますね。

通り抜けた先にあるのは展望台。ここには貴重な公衆トイレもあります。このまま舗装路で駐車場まで帰っても良いのですが、せっかくなのでもう一度ソテツトンネルへ。いろいろ写真を撮って帰りました。

■見学所要時間
トンネルを通り抜けて展望台まで行って帰ってくる、このコースで15分〜20分ほどでした。

徳之島町郷土資料館

図書館や多目的ホールがあり、地元民でにぎわう徳之島町生涯学習センター。ここの3階には徳之島町郷土資料館が入っており、無料で見学することができます。

館内では、徳之島の歴史がパネルや写真でわかりやすく展示されています。ここで初めて知ったのが徳之島独自の時代区分。

古代の「奄美世(あまみゆ)」、中世の「按司世(あじゆ)」と琉球王朝の支配下に入る「那覇世(なはゆ)」、薩摩藩の直轄に入り苦難の時代であった近世の「薩摩世(さつまゆ)」、明治以降、太平洋戦争までの「大和世(やまとゆ)」、戦後の米軍統治時代の「アメリカ世(あめりかゆ)」と、複雑な歴史を歩んできた徳之島。日本史にはでてこない、徳之島の歴史を学ぶことができます。

食文化や伝統工芸、産業についても展示があります。サトウキビと黒糖製造は、実際に使用されていた道具も。

目を引くのは夜光貝の彫刻。精巧な彫刻と、それを引き立てるライトアップが美し過ぎる作品でした。

この郷土資料館は、亀徳新港から車で5分、徒歩15分ほどの位置にあります。フェリー利用の方は到着日や出発直前に訪問するのもおすすめ。

■見学所要時間
展示室はそんなに広くないので、さっと見るだけなら15分、じっくり見ても30分程度でした。

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