東京タワーの足元にオープンした国内最大規模のe-sportパーク。ARやVRといったデジタル技術を駆使した様々なアクティビティを自由に楽しむことができます。実際に体験してみた感想や、訪問する際のちょっとした注意点もまとめてみました。
デジタルなテーマパーク
東京タワー直下にある「フットタウン」。ショップやフードコートが入る商業施設で、かつては「蝋人形館」や「東京タワー水族館」、「東京ワンピースタワー」が入っていました。
そんな施設の3~5階に2022年4月にオープンしたのがRED° TOKYO TOWER。
名前からはイメージしにくい施設ですが、その正体はデジタルアクティビティが遊び放題なプレイスポット。VRやARを駆使した様々な体験を楽しむことができます。
非常に雑な表現をするならば、「ハイテクな遊び放題ゲームセンター」もしくは「デジタルなスポッチャ」みたいなイメージです。
チケットはパスポートタイプ
入場チケットは「パスポート」タイプ。基本的にアクティビティ毎に追加料金は不要で、入場してしまえばほぼ全てが遊び放題というシンプルな料金体系です。
パスポートは2種類あり、1日中遊べる「RED° パスポート」、17:00以降の「ナイトパスポート」。時間で分かれているだけなので、とってもわかりやすいですね。
この施設は入退場が自由であるため、「途中で東京タワー展望台やフットタウンのフードコートへ行って再入館」なんて使い方もありです。また、22:00までオープンしている日もあるのでナイトパスポートでも充分楽しめる可能性は高いです。
19:00以降には窓口限定で「1時間券」も販売しています。こちらは特定のアクティビティのお目当てがある方におすすめです。
豊富なラインナップ
今回はWebにてチケットを予約してから訪問しました。発行されたQRコードは、当日窓口にて引き換えなどは不要。入口のゲートに直接かざして入館できるという、とってもスムーズなタイプ。
エントランスはまるでワープホールのような演出。デジタル世界へ入って行くような感覚です。
館内はブースが区切られており、様々なアクティビティがずらり。トランポリンみたいに跳ねているものや、マッピングとボルダリングが組み合わさったもの、VRゴーグルを装着しているものなど、他所では見かけないコンテンツばかりでワクワクします。
3フロアに分かれており、エスカレーターで自由に移動できます。それほど広くないので、最初にさらっと一周して空いているものから挑戦する、みたいな遊び方もありです。
アクティビティ紹介
ここからは、実際に体験してみて面白かったものをいくつか紹介させていただきます!
KAT WALK(キャットウォーク)
入館すると最初に目に入るアクティビティ。バーチャル空間を自由に走り回ることができるレースゲームであり、この円形のブースでスケートのように足を滑らせて走り抜けます。タイムが測定されるので、参加者同士で競うことができます。
SISYFOX(シシーフォックス)
実際のボールを転がして進んで行くゲーム。思ったよりも上手く転がせないため、けっこう難易度高いです!2人で協力して転がすと面白いです。
VALO JUMP(バロジャンプ)
マットとトランポリンが合わさった「エアートラック」でジャンプすることで、画面に映し出された自分を操作していくゲーム。ジャンプしながら登っていくレースや、お互いに潰し合う対戦ゲームが楽しめます。スタッフさんが実況してくれるのですが、なかなか盛り上げ上手で最高でした!とっても楽しいのですが、めっちゃ疲れるのでご注意を。
RED° DRONE(レッドドローン)
小型のドローンを実際に操作してレースすることができるアトラクション。初めてドローン操作したのですが、これがけっこう難しいです!前後左右上下だけならまだ何とかなるのですが、回転してしまうと、前後左右が入れ替わってしまったりするんです!
DARUMASAN GA KORONDA
これは名前の通り「だるまさんがころんだ」!鬼に見られていないタイミングを狙って、張り巡らされたロープに触れることなくゴールまで進みます。想像以上に判定がシビアでぜんぜんダメでした。そして、鬼の女の子の人形、首だけが回転するというホラーテイスト。お子様にはちょっとトラウマかもしれません。
CYBER BOCCHA S(サイバーボッチャ エス)
パラリンピックの公式種目である「ボッチャ」をデジタルに楽しめるアクティビティ。赤と青に分かれて、白いボールに近づけるように投げるというシンプルなルール。あまり運動神経を問われずに勝負できるので、意外な人が上手だったりします。
他にも、全身で操作するインベーダーゲームや、壁に映し出される的を狙うアーチェリー、タイミングよくステップしていく音ゲータイプなど、様々なアクティビティがたっぷり。いずれも難しいルールはなく、感覚で楽しめるものばかりでした!
休憩スポットも完備
思いっきり遊んで疲れたら、休憩できる場所もあります。5階の「RED° STAND(レッドスタンド)」はちょっとした軽食コーナーであり、ホットドッグ、チキン、ポップコーン、各種ドリンクがそろっています。
3階の入口からすぐのところにある「RED° LOUNGE(レッドラウンジ)」は、貴重ないすスペース。自販機もあちこちにありますので、ちょっとしたクールダウンにおすすめ。
また、前述の通りこのスポットは入退場自由。いったん外へ出てフットタウンのフードコートでひと休みするのもありです。
訪問する際の注意点
さて、とっても楽しいプレイスポットですが、いくつか注意点もあります。私が訪問した際に気を付けた方が良さそうだなと感じたことをさらっとまとめてみました。
■待ち時間に注意
体験時間はいずれも1~5分程度とそれほど時間はかかりません。しかし、アクティビティによってはレクチャーや準備が加わるため、一組15分程度かかるものも。これだけ見ると、それほど待ち時間があるようには感じませんが、もし2名ずつしか体験できないものの場合、8名並んでいたら1時間くらい待つことに・・・!行列に見えなくても凄く時間がかかる可能性があるのです。
■夜が空いてる
やっぱり日中はそれなりに混雑しており、いずれのアクティビティも順番待ちとなっていました。ただし、17:30くらいからは客足も落ち着いて来てほぼ待ちなしモードに。次の人がいないため、連続チャレンジも可能でした。
■参加制限アリ
一部のアクティビティには、身長、体重、年齢の制限があるものもあります。一般的な成人の方でしたら特に気になりませんが、お子様は参加できないものもあるのでご注意ください。
■動きやすい服装がおすすめ
普段着でも問題なく楽しめるものが多いですが、ボルダリングやトランポリンタイプなど、動きやすい服装の方が向いているものもあります。ついつい挑戦したくなってしまう可能性大なので、ある程度動ける恰好がおすすめ。今回体験したものでは特に問題なかったのですが、サンダル・ヒールNGなものもあるようです。
■靴下の重要性
意外と知られていない気がしますが、靴下着用必須なアクティビティが多数あります。館内で販売しておりますが、1,100円とちょっぴり高価なので、持参がおすすめ。
■参加人数
2名体験のアクティビティが多いため、2名や4名など偶数人で参加するのがおすすめです。4名以上で参加すると、体験するペアと撮影するペアに別れることができ、ものすごく面白い動画が撮れます・・・!
体験してみた感想
とりあえず、めっちゃ楽しかったです!!
初めて遊ぶタイプのゲームばかりで、いずれも夢中になって遊んでしまいました!様々なジャンルがあるので、人それぞれの得意不得意が出ておもしろかったり、デジタル判定で不条理にアウトにされる感じもまた笑いを呼びます。
一点、気が付いてしまったことがあります。VRゴーグルをつけるタイプのアクティビティがいくつかありますが・・・・・
自分で体験するよりも、体験している人を見ている方が面白いです。
特に外国人観光客が目立っていたのですが、オーバーすぎるリアクションで、見ているこちらも存分に楽しませてもらいました・・・!
アクセスと営業情報
多数の駅に囲まれている場所なので、様々な路線でアクセス可能です。
・都営大江戸線の「赤羽橋駅」から徒歩5分
・東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」から徒歩7分
・都営三田線の「御成門駅」から徒歩6分
・都営浅草線の「大門駅」から徒歩10分
・JR線の「浜松町駅」から徒歩15分
開館時間 | 10:00~20:00 ※日によって変動あり |
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公式サイト | https://tokyotower.red-brand.jp/ |
※掲載の情報は2023年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認く日比谷線の
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