フィラテリックの世界が広がる『切手の博物館』(目白駅)

東京都

世界各国の切手を展示するコンパクトなミュージアム。切手販売店や切手関連の書籍が集まる図書館も備えており、切手収集(フィラテリック)について深く知ることができるスポットです。

営業時間:10:30〜17:00
休館日:月曜
料金:200円

※写真撮影禁止

訪問日:2020/6/14(日)

博物館へのアクセス

最寄り駅はJR山手線の目白駅。そこから徒歩3分ほどでアクセスできます。道を挟んで向かい側には学習院大学、そして近くには、私がよく通っていたCD屋さんがあります。

切手の博物館

スカイツリーのお膝元・ソラマチにある日本郵政博物館や王寺駅にあるお札と切手の博物館、東京駅丸の内南口にある商業施設KITTE(旧東京中央郵便局の郵便局長室の復元)など、郵政関連の観光スポットがいくつか存在しますが、この切手の博物館も郵政と関わりの深いミュージアム。

ここは、文字通り切手がメイン。世界各国の切手を訳35万種所蔵しており、その一部を展示しています。

観光スポットというより、どこか地域の文化施設といったような外観。看板などはかな控えめなので、知らないと通り過ぎてしまいそう。

入り口には紅白の縞々が目立つ「まことちゃんポスト」が。目白に住んでいたことのある漫画家・楳図かずおのキャラクター、まことちゃんをイメージしてデザインされています。博物館開館20周年を記念して設置されたそうです。

もう1つ気になるのがこちら。ドイツの信号機のデザイン「アンペルマン」と似ていますが、郵便局員のような出で立ち。調べてみたのですが、詳しいことはわからず・・・。(スタッフさんに聞いてみればよかったです)

小さくも壮大な切手

博物館の展示室は一部屋。マリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンなどの役者、歌川国貞や東洲斎写楽などの浮世絵、エヴァンゲリオンやドラゴンボールなどのアニメデザインと様々な切手が展示されております。

いざたくさんの切手を目の前にして感じるのが、切手というのは非常に細やかな世界ということ。わずか数センチの枠の中に、緻密に描かれた人物や風景は、夢中になるのも頷けます。

面白かったのが、エリザベス女王とフィリップ殿下の切手。この御二人の写された切手は非常に多く発行されています。それぞれ発行年が異なるため、2人の容姿の変化を切手から読み取ることができるのです。

切手の誕生

世界最初の切手は1840年、イギリスにて発行されました。ローランドヒルという一般市民が、郵政制度を改革を考え、郵便を手軽に利用できるようにと考案しました。

記念すべき最初の切手は、ペニーブラックという名の切手で、ビクトリア女王の記念メダルをもとにデザインされています。

日本で最初の切手は1871年に発行されます。近代的郵便制度の創設者である前島密が国営の郵政制度を作り、そのときに発行されました。竜の絵が描かれており、当時の貨幣単位が「文」だったため、竜文切手と呼ばれています。

髪型に注目?

壁には日本列島のシルエットが描かれており、そこには日本の文化人の切手が300%に拡大されて展示されています。現在、企画展示である「再登場!髪型切手図鑑展」開催中。髪型のみに注目して選ばれた切手が並んでいます。

ちょんまげの伊能忠敬、オールバックの速水御舟、つるつるの葛飾北斎など、言われてみればそれぞれ異なった髪型をしており、実に個性的です。中には、与謝野晶子のように何て呼んで良いかわからない髪型も。・・・みだれ髪でしょうか?

隣には、世界地図をバックに、世界の国家元首や政治家の切手が貼られています。もちろんこちらも髪型を基準に選ばれております。

広がる切手の世界

博物館の2階にある図書館は「テーマ別 日本切手カタログ」や「切手の歴史」、「鉄道切手夢紀行」など、切手に関連する書籍がずらり。

さらっとめくってみて面白かったのこちらの漫画「キッテデカ」by 寺沢大介(原案 高橋遠州)

切手マニアの主人公が、切手の知識を活用して事件を解決していくユニークな漫画。知られざる切手の世界を楽しく知ることができます。

ミュージアムショップでは、切手がデザインされたポストカードや文房具、そして、実際に世界の切手も販売しています。

さらに館内には「モナリザスタンプ」や「ロータスフィラテリックセンター」といった切手専門店も併設。博物館でありながら、切手収集家たちが集う場所といった雰囲気。たくさんの切手を見比べている老夫婦の姿もありました。

なお、切手収集のことを「フィラテリック」と呼びます。こちらは英語ではなく、フランス人収集家がギリシャ語を組み合わせて作った造語だそうです。


切手集めといえば、ムーミン谷のヘムレンさんしか知りませんでしたが、世の中にはフィラテリックを趣味としている方がたくさんいるのですね。まだ実際に出会ったことはありませんが、もしどこかで出会ったらいろいろと聞いてみたいです。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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