サメと歩くウォーキングプールとぶっ飛びまくりな解説パネル『なぎさ水族館』(周防大島町)

瀬戸内海の離島

橋で渡ることができる離島・周防大島のはじっこにある小さな水族館。飼育数は多くありませんが、ユニーク過ぎる解説パネルでとことん楽しませてくれます。大きな屋内型のタッチプールは、歩いて中に入ることもできます。

開館時間:9:00~16:30
休館日:年末年始
料金:210円
2020/9/23(水)

なぎさ水族館へのアクセス

なぎさ水族館は周防大島の奥地にある離島の水族館。離島と書くとアクセスが難しそうに聞こえますが、周防大島は橋が架かっているため、車で渡ることができます。

とはいえ、周防大島はかなり大きな島。橋を越えて島に渡ってから約45分、島内の道の駅サザンセトとうわから車で15分ほどとなかなか距離があります。

コンパクトな水族館

カラフルなサカナが描かれた外観は、なんだか保育園みたいでかわいらしい。隣には陸奥記念館もあり、共通チケットもあります。

入館料210 円が示す通り、こじんまりとした昔ながらの水族館。展示生物は、コショウダイやメバルなど、近海で獲れた海水魚がメイン。

水槽の上に貼られた解説は、イラスト満載の手づくりスタイル。魚の生態だけでなく、ちょっとした裏話なんかも書かれており、見ていてとっても楽しい。

(あまりにもぶっ飛んだ内容が多かったので、後半にまとめますね!)

周防大島のサカナたち

背中の大きなトゲがカッコいいハオコゼ。背びれには毒があり、刺されると腫れ上がってしまう危険なサカナでもあります。なお、こんな見た目ですが、食べられるらしい。

きらびやかなミノカサゴ。周防大島では平清盛にちなんで「清盛」とも呼ばれているそう。なお、案内板には「小林○子とかジュディ・○ングと呼んで」と書かれています。

サンゴの奥にいる白い生き物は白いナマコ。10万匹に1匹というウルトラレアな確率で誕生する色違いです。なんとTwitterでバズった経験のある生物。

ちなみに京都水族館や志摩マリンランドにも白いナマコは展示されているらしいです。

一見何もいないように見えるこちらの水槽は、なんとプランクトン。名前は有名ですが、わざわざ展示しているのは初めて見ました。実際にプランクトンという生き物がいるわけではなく、エビやカニや植物など小さい生き物の総称なのです。

サンゴが見られる島

群れたイソギンチャクみたいなカラフルな生物はニホンアワサンゴ。サンゴってもっと硬そうなイメージがありますが、こちらは「ソフトコーラル」と呼ばれる軟らかいサンゴ。一方、サンゴ礁を作り上げるような硬い珊瑚を「ハードコーラル」と呼びます。

ニホンアワサンゴは本州でも見ることができる種類で、北は千葉県から南は鹿児島県まで幅広く生息しています。

そして、ここ周防大島の沖合いには、日本最大級の群生地があります。その面積はなんと2,000㎡。平方メートルだと少しイメージがしづらいので坪に置き換えてみると、約600坪、畳に置き換えれば1,000畳という広大さです。

このサンゴは飼育が難しく、生態もわからないところが多い生物。しかし、こちらの水族館では、世界初となる人工繁殖に成功したそう!

サメが泳ぐタッチングプール

なぎさ水族館の目玉展示といえば、この大きなタッチングプール。ここは手を入れるだけでなくそのまま入ることができるウォークインタイプ。タッチングプールというよりウォーキングプールです。

イシダイやメジナ、コブダイがすいすい泳ぐ中をザブザブ歩くことができます。大きなドチザメもたくさん泳いでいますが、噛まれることはないのでご安心を。

足の上に乗っかったドチザメ。エラが動くたび、足の甲にふにふにと動きが伝わって不思議な感触です。

ぶっ飛んだ解説文

前述の通り、ユニークな解説もこのなぎさ水族館の魅力の1つ。例えばこちら、なぜかタコクラゲ水槽に貼られた「飼育員の飼いたい生き物・アザラシ」。シンプルなイラストがじわじわきます。

「なになになぎさ」と、まるで水族館の質問に答えます的なテーマですが、なぜか回転寿司のイクラを数え出しました。

ボラボラボラボラ!と奇妙な冒険風に描かれたボラ。Vola,Vola,Vola,Volaと英語訳もついています。飛んで行きな!!

なぜか解説される捕獲者

キンチャクダイの解説なのですが、なぜか「この生き物をくれた人」の解説まで付いています。

身長2m、ウェットスーツで全身真っ黒など特徴が記されていますが、「※とにかくおっきくて力持ちですごい人です」と雑に締めているところが楽しい。

ニシキハゼのところにも「とった人」がありました!「片手で人を持ち上げる」、「ハエを叩いたら車のガラスが割れた」など、おだやかな表情とは裏腹に怪力キャラのようです。「The Great Fisherman」と英語訳もつけられているとことがシュール。


小さな水族館なので、展示をサラッと見るなら20分もかかりません。しかし、タッチングプールと読み応えのある解説文のおかげで、じっくりと楽しめました!

 

 

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