笠岡諸島の島めぐり、1島目は白石島からスタート!1本目なので簡単な島の紹介や訪島計画、そして高速船で島に渡るところまで。港の周辺は、「これぞ離島」といった静かで入り組んだ集落が広がっていました。
白石島ってどんな島?
笠岡諸島に属する白石島(しらいしじま)。面積は2.86 km²、周囲は約10km。数ある笠岡諸島の島の中でも2番目の大きさを誇ります。
島内の見どころは、巨岩・奇岩を見ることができる「トレッキングコース」や、真っ白な仏舎利塔が目を引く「開龍寺」など。
国指定重要無形民俗文化財にも指定された盆踊り「白石踊」でも知られています。もともとは源平合戦の慰霊のために行われたものであり、現在は8月13日〜16日に開催。観光用に別途開催されているとのウワサも。
ちなみに島のキャッチフレーズは『祈りとマリンスポーツの島』です。
アクセスと訪島計画
笠岡駅より徒歩約5分の笠岡(住吉)港から三洋汽船の普通船で34分、高速船で22分。笠岡駅より徒歩20分の笠岡(伏越)港からフェリーで37分。本数は1日7便ほどあります。運賃は普通船670円、高速船1,170円、フェリー520円。
今回は他の島と合わせて、このようなプランでめぐることに。滞在時間は3時間13分なので、けっこういろいろ見れそうな予感です。
ちなみに、島の滞在時間が1時間以下なら港から徒歩10分の「開龍寺」まで、2時間くらいあるなら「開龍寺」+「はと岩・大玉岩・鎧岩」くらいまで、3時間以上あるならそれに加えて島の最高峰・「立石山」まで行けそうです。
笠岡住吉港から乗る高速船
笠岡住吉港から乗船。ここから行ける島は多数ありますが、桟橋はひとつなので、迷うことはありません。
朝7:25発の便は、1日3往復だけの高速船!運賃は高速船なので1,170円でした。
今回の船はこちらのニューかさおか。他の船よりも小型ですが、高速船なのでスピードが出る船です。切符は乗船時ではなく、出港してから船内で回収されます。
この航路は白石島ののち、北木島と真鍋島にも向かいます。今日は真鍋島にて「走り神輿」が開催される日。港および船内は、いつもより混雑しております。
何もない白石島の港
22分という乗船時間はあっという間。白石島の港に到着しました。数人の釣り人とともに降りていきます。
2月に行った菅島や坂手島ぶりの離島旅。この船から島に降り立った瞬間の「そうそう、これこれ」というコトバにできないこの感覚、きっと島好きの方には理解してもらえるはず!
港に立つのは真っ白な待合室。トイレはとってもキレイです。
白石踊の石碑と、島内マップもありました。
さぁ、さっそくトレッキングに出発!と言いたいところですが、登山口がどこなのかさっぱりわかりません。マップを見ると、「国際交流ヴィラ」の近くから「はと岩」行きの道があるようなのでそこを目指すことにします!
集落を抜けて登山道へ
家屋が密集した集落は、とっても離島らしい風景。
こんな狭い道ですが、原付は普通に通り抜けていきます。
集落の奥へ進んで行くと、はずれの方に「国際交流ヴィラ」を発見!敷地は広くはなさそうですが、おしゃれな雰囲気。中を覗いてみたいけど、宿泊者以外は立ち入り禁止でした。
そんなヴィラの手前に「展望台800m」と書かれた案内板。そして「島トレッキングコース」の案内板も。どうやら、正解だったみたいです!というわけで、次回は山道をひたすら進んで行きます。
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