笠岡諸島⑭ 小飛島 島神社と海を越える御神輿(笠岡諸島)

笠岡諸島

笠岡諸島めぐり、6島目は小飛島!名前の通りとても小さな島であり、静かでゆっくりとした時間が流れています。今回は離島めぐりの途中、わずかな滞在時間でさらっとめぐりました。

訪問日:2025/5/5(月) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

小飛島ってどんな島?

岡山県笠岡市に属する離島、小飛島(こびしま)。面積はわずか0.3㎢と、笠岡諸島の有人島で最小の島です。

900mほどの距離にある大飛島(おおびしま)と合わせて「飛島(ひしま)」と呼ばれています。笠岡諸島恒例の島のキャッチフレーズですが、そんなわけで、小飛島単体ではなく、飛島として『潮待ちと椿の島』が当てられています。

アクセスと訪島計画

小飛島行きの船は、笠岡駅から徒歩5分の笠岡住吉港から出ています。1日3便、乗船時間は45分。六島・大飛島と同じ「六島航路」ですが、寄港しない便もあるので要注意。

今回は大飛島・六島とあわせて訪問。スケジュールはこんな感じです。

14:00 大飛島
三洋汽船
14:05 小飛島
⑥小飛島(滞在時間:25分)
14:30 小飛島
三洋汽船
15:15 笠岡・住吉港

見ての通り、滞在時間はわずか25分!!

日帰り離島めぐりが多い私にとっても、この滞在時間は短すぎます。普通はこれではもったいないと思うのですが、この島は小さく見どころも少ないのでこれくらいで行けるのではという計画です。

(他にもいろんなパターンで考えてみましたが、他の組み合わせだと小飛島での滞在時間が4〜5時間となってしまいます。大きな島ならぜんぜん問題ないのですが、小さく見どころも少なく、ましてお店もない島でこの滞在時間はなかなかハード。笠岡諸島めぐりの一環で立ち寄るならこれが最適解と判断しました!)

大飛島から小飛島へ

ということで、今回は大飛島から。本日3度目の乗船となる「しおじ」がやってきました。

運賃は210円、乗船時間はわずか5分!下船したのは、私とお兄さん二人組。そう、先ほど大飛島で知り会ったお兄さん二人組も同じコースで小飛島立ち寄りプランなのでした。

この船は六島に行ったあと折り返し。25分後にまた島に寄ります。昨日、北木島でスルーされた恐怖から、念のため船員さんに帰りもまた乗ることを告げておきました。

小飛島の港は、プレハブ待合室と仮設トイレがあるだけ。もちろん自動販売機はありません。

石段の先に立つ島神社

桟橋を降りて左へ進むと、島神社があります。まずはそちらへ向かうことに。

長い石段の先に門があります。小さな島ですが、かなり立派な門構え。

木造瓦葺きの立派な社殿。御祭神は神武天皇であり、大飛島・小飛島両島の氏神として信仰されています。

境内はキレイに清掃されています。そして眺めが抜群!!

境内には御神輿も置かれており、自由に見学可能。小さな島とは思えないほど豪華な仕上がりです。

海を越える御神輿

桟橋に戻りつつも、まだ少し時間があったので神社と反対側へ。

集落の端にある船。この船、いったい何の船かわかりますでしょうか。

こちらは御召船といい、島神社のお祭りの際に使用される船。7月の海の日の三連休にて、さきほど島神社にあった御神輿を乗せて大飛島へと渡るそう!

真鍋島の「走り神輿」、六島の「回し神輿」、そしてこの海を越える御神輿。笠岡諸島は祭のエネルギーが凄いです。

定期船で笠岡住吉港へ

早めに桟橋へ。25分の滞在時間、島神社と御召船だけならぴったりでした。

乗船券は「笠岡行き」に限り、港にいるおばちゃんが売ってくれます。運賃は1,020円。

本日4度目となる「しおじ」がやってきました!もう船員さんともすっかり顔なじみです。

笠岡住吉港に戻ると時刻は15:30。笠岡諸島めぐり2日目はここでおしまい。

このあとはカブトガニ博物館、道通神社、笠岡ラーメンと笠岡を満喫したのですが、次回は順番を変更して次の日の朝に行った笠岡諸島のラスト「高島」について書きますね!

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