家島諸島① 4つの島をめぐる計画と姫路港ポートセンター(姫路市)

家島諸島

姫路港から行く4つの島、家島諸島。まずは島めぐり計画からスタート!時刻表を複数見比べる必要があるため苦戦しつつも、1日で4つの島をめぐるプランが完成しました。

訪問日:2025/5/10(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

家島諸島ってどんな島々?

兵庫県姫路市に属する家島諸島。淡路島と小豆島という、瀬戸内海2大離島の間に浮かぶ、小さな島々です。

40あまりの島が属していますが、そのうち有人島は家島坊勢島男鹿島西島の4島。それぞれ簡単に記すと、こんなイメージです。

家島(いえしま)
家島諸島の中心で、「家島本島」とも呼ばれる最も人口が多い島。港町の風情が色濃く残っています。
坊勢島(ぼうぜじま)
漁船がずらりと並ぶ漁業の島。新鮮な魚介類を楽しめる食堂もあります。
男鹿島(たんがじま)
島の大部分が採石場!荒野のような風景で産業遺産的な魅力があります。島内には、シカを飼育している鹿園も。
西島(にしじま)
家島諸島最大の島。島の大半で採石業が行われており、それ以外の部分がキャンプやアウトドアスポーツが楽しめる自然体験施設になっています。

各島へのアクセス

家島、坊勢島、男鹿島はいずれも姫路港から定期船が出ています。これは比較的島めぐりしやすそう!そう思ったのですが、このように航路が分かれています。

「姫路⇔家島」=「高福ライナー/高速いえしま」
「姫路⇔坊勢島+男鹿島」=「坊勢輝汽船」

さらに家島と坊勢島間は離島間航路もあります。

「家島⇔坊勢島」=「坊勢渡船」

そして西島だけは姫路から直行便がなく、坊勢島から自然体験センターのボートでアクセスします。

「坊勢島⇔西島」=「いえしま自然体験センター」

というわけで、4つの時刻表を見比べて計画を立てなくてはいけません!!

さらに家島は港が3つあったりしてそれも要注意。「高福ライナー/高速いえしま」は「宮港」「真浦港」、「坊勢渡船」は「網手港」と寄港地が分かれており、それなりに距離があります。

悩んだ島めぐりプラン

どの島からめぐるのが良いのかわからないので、とりあえず適当に組んでいきます。あれ、男鹿島に行けない!?そう、男鹿島は1日3往復ほどしかないのです。ということで、男鹿島を基準に考えます。

7:20 姫路港 発
坊勢輝汽船
7:45 男鹿島 着
①男鹿島(滞在時間2時間45分)
10:30 男鹿島 発
坊勢輝汽船
10:40 坊勢島 着/発
いえしま自然体験センター
10:55 西島 着
②西島(滞在時間3時間20分)
14:15 西島 発
いえしま自然体験センター
14:44 坊勢島 着
③坊勢島 (滞在時間2時間51分)
17:35 坊勢島 発
坊勢渡船
17:55 家島網手 着
④家島(滞在時間1時間15分)
19:10 家島真浦 発
高福ライナー
19:37 姫路 着

気がかりなポイントは、家島に付くのがかなり遅めの時間ということ。日没時間には間に合うのでぎりぎり島内散策はできそう。本当は坊勢発をもうひとつ前の16:35の便で考えていましたが、土日祝は減便とのことで、次の17:35に。滞在時間の短さも気がかりです。

なお、この計画は大きく崩れることになります。

計画が変わるのは島旅あるある!なのですが、今回は良い方向に!詳しくは4日後くらいの西島の記事にて。

にぎやかな姫路港

ということで、朝の6:30頃に姫路港に到着。港には、姫路ポートセンターというビルが建っています。

早朝であるにも関わらず、たくさんの人々で賑わっています。家島諸島はもちろん、小豆島行きのフェリーも出発するので、利用者はとても多いのです。

ポートセンター内には券売所と待合室、小さな売店、自動販売機、そして2階には「みなとミュージアム」もあるようです。

「姫路⇔家島」の「高福ライナー/高速いえしま」乗船券は自動券売機でも購入可能です。男鹿島行きの坊勢輝汽船は券売機がなく、まだ窓口も空いておらず。とりあえず桟橋へ向かうことにしました!

前述の通り航路が分かれているため、行き先によって桟橋が異なります。乗り場は色分けされたラインが引かれているので、迷うことはありません。

ということで、最初の島、男鹿島へ向かう坊勢輝汽船の乗り場へと向かいます!

おまけの駐車場情報

今回島めぐりをするにあたって、ちょっとだけ悩んだのが駐車場。姫路港周辺には駐車場がいくつかあり、それぞれ料金がけっこう違っています。

■飾磨港第二駐車場
ポートセンターの目の前にあり、ものすごく便利!桟橋まで1分もかからない好立地です!ただし、お値段は高め。6:00~24:00は30分毎に100円。24時間上限が2,000円となっています。私のように1日かけて島めぐりする場合は、もれなく2,000円です。そして、台数が少ないため早朝以外はほぼ満車です。

■飾磨港第一駐車場
「飾磨港第二駐車場」と同料金であり、ポートセンターまでは5分弱。

■姫路港駐車場
ポートセンターから徒歩15分くらいと少し離れていますが、こちらは1日500円とお手軽。時間に余裕がある方はこちらへ。

どこにするか悩んだのですが、7:20出港と朝早く、なおかつ19:37帰港と夜遅いため、徒歩移動はハード。お金を気にせず「飾磨港第二駐車場」にしました!写真奥の屋根がある部分が乗船場。この快適さはプライスレスです。

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