内部を上ることができ、ミュージアムも備えているため観光スポットとしても人気の灯台。この辺りにはちいさな白いまねきねこがあちこちに設置されています。これはいったい何なのでしょうか・・・?
伊勢志摩を代表する灯台
複雑な海岸地形から、多数の灯台を擁する伊勢志摩エリア。その中でも観光客に人気なのが今回ご紹介する大王埼灯台。
駐車場から少し歩きますが、その道中には見どころが多数あります。こちらの宝門の浜は、かって大念仏行事が行われていた場所であるそう。石碑の上に白い小さな何かが乗っていますが、それは後ほど。
その先は、ちょっとした商店街があります。ほとんどがシャッターを下ろしており、営業しているのは数軒だけ。連休明けの平日だからなのか、もう撤退しているのかはわからず。
上り坂を進んで行くと、真っ白な灯台が見えてきました!
昭和2年(1927年)に初点灯した灯台。塔高は22.5m、平均海面~灯火までの高さである灯火標高は45.53m。国の登録有形文化財に登録されており、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
灯台のてっぺんへ
この灯台、受付で300円払えば上ることができます!このような灯台を「参観灯台」と呼びます。灯台は数多くありますが、参観灯台は全部で16基しかないんですよ!
らせん階段はおよそ82段。無心で登ればあっという間です。
最上部から外へ出ます。目の前に広がるのは大海原!入り江の多い伊勢志摩ですが、この大王崎は外洋に面しているため、壮大なパノラマが広がります。
この広い海で何かあったらどうしよう・・・。海の「もしも」は何番に電話するんでしたっけ?そんなときは足元をご覧ください!
学べるミュージアム
この灯台は、すぐ隣に大王埼灯台ミュージアムを備えています。
館内では大王埼灯台の歴史や航路標識について、さらには全国の参観灯台の紹介など、様々な展示が広がっています。
一番見応えがあるのが、大王埼灯台建設当時のレンズ。スイッチを押すと発光して回転するというアクションを見せてくれます。よく見ると、太平洋戦争時の機銃掃射の跡も残されていました。
面白かったのが灯台守の暮らし。灯台の管理人である灯台守は、一年中休むこと無く働く過酷な仕事。漁業関係者から海況の問い合わせにも答え、帰港が遅い漁船を見つけて家族に連絡、台風が来た時には1時間おきに気象観測して電報を打ったりと、灯台の管理だけでなく海況を見渡す役割も担っていたそうです。
灯台ビュースポットの公園
大王埼灯台への坂道の途中にある八幡さん公園は、崖の上の広々とした公園。ここは九鬼水軍で知られる九鬼氏の居城、波切城があった場所でもあるそう。
ここは灯台のビュースポットでもあります。崖の上にそびえ立つ真っ白な姿が絵になる光景です。やっぱり灯台は風景と合わせて見るのが良いですね!
その名の通り、園内には八幡社が祀られていました。強い海風を受けるためか、しっかりとしたコンクリート造りの社殿です。
大量のしまねきねこ
この大王崎、招き猫がたくさん置かれています!!
神社の屋根や石碑の上、灯台内部など至る所で見かける招き猫。ずっと気になっていたのですが、ここでやっとその正体が判明しました!
八幡さま公園に置かれたガチャ、ここから登場する招き猫。その名も「しまねきねこ」と名付けられています。
このしまねきねこはおみくじ入りで目の色のバリエーションがあります。試しにやってみたところ、左右の目が違うしまねきねこが出ました!
これ、たぶんシークレットです!
このしまねきねこ、願いを込めて大王崎に置いていって良いそう。あちこちに置かれていたしまねきねこは、訪れた人の願いが詰まっているのでしょうね。
アクセスと営業情報
周辺には民間の駐車場がいくつかあります。距離はそんなに変わらないので、どこでも良さそうです。お値段は一律で300円でした。
参観時間 | 3月~10月:土日祝 9:00~16:30/平日 9:00~16:00 11月~2月:9:00~16:00 |
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料金 | 300円 |
公式サイト | https://www.daiozaki.com/ |
※掲載の情報は2025年2月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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