南大東島 Part 11 集落内でダイトウオオコウモリを探せ!!(大東諸島)

大東諸島

南北大東島のみに生息するダイトウオオコウモリ。島に来たからには、ぜひその飛び回る姿を見てみたい!でもそんなに森の中は歩きたくない!ということで、スマホとライトだけを持って集落内で見られないか探してみることにしました。

念願の『北大東島・南大東島』へ!困難の事前計画編(大東諸島)
島好きならば一度は訪ねてみたい沖縄のはじっこの離島「大東諸島」。絶海の孤島であるため、そのアクセスはなかなかハード。今回の記事では、試行錯誤した計画や、宿や移動手段の予約など、事前準備をまとめています。「三角航路」が廃止となった今、2島をめぐるのはけっこうタイヘンな予感がします。
訪問日:2025/11/14(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

島固有のオオコウモリ

ダイトウオオコウモリは、南北両大東島のみに生息するコウモリ。クビワオオコウモリの亜種であり、顔は暗褐色、胸や腹は白色、首まわりは黄金色という美しい姿をしています。

「大池展望台」の案内板

内地の洞窟などで見かけるコウモリとはケタ違いの大きさで、翼を広げるとなんと約90〜120cm!!そんな大柄な姿ですが、主食は果実や花の蜜という、植物食。植物の種子を散布する役割も担っており、オオコウモリがいないと森が保てなくなるほど重要な生き物であるそう。

「ふるさと文化センター」で見かけた剥製

今でこそネズミやネコといった哺乳類が暮らしていますが、いずれも人間とともに入ってきた生き物。開拓以前から大東諸島に暮らしていた哺乳類は、このダイトウオオコウモリだけであったそうです。遠く離れた海上の島に、どうやって渡来したかは謎に包まれています。

集落内にも多数出没

日中は木の枝にぶら下がっているとのことで、大東神社の森の中にいないかなと探してみましたがまったく見つけられず…。日が暮れてから向かったのですが、集落から少し離れた夜の神社はちょっとコワイし、ものすごくたくさんの蚊がいて長くはいられず引き返しました。

居酒屋のおじぃの話によると、集落内でもたくさん飛び回っているそうです。ということで、夜の散歩に出発!

おじぃ曰く「鳴き声がうるさい」とこのと。いったいどんな鳴き声なのか、YouTubeで調べてみると、スマホから流れた鳴き声とまったく同じ鳴き声が近くで鳴り響いています!!

もしかして、めっちゃたくさんいる!?

鳴き声をたよりに進んで行くと、街路樹を飛び交うオオコウモリが多数!!暗くてよく見えませんが確実にいます!!

狙い目は花の咲く樹木

集落から少し進み、「多目的交流センター」あたりまで来ると、その数はさらに増えてきました。

駐車場にそびえる木。こちらはおそらくトックリキワタ。9月〜12月頃にかけて花を咲かせます。

この樹、目を凝らしてみるとめっちゃたくさんオオコウモリがいます!!

暗くてはっきりとは見えませんが、あちこちにぶら下がる姿。たぶん20匹はいます。ここはぎりぎり街灯があり、民家も多数。そして蚊もほとんどおらず、コウモリウォッチングの難易度は低め。気軽に観察ができそうです。

写真は難易度高め

せっかく見られたのだから写真に撮っておきたい!ということで、一瞬だけフラッシュで照らしてみました。まぶしくてゴメン!!

スマートフォンでの撮影なので、ガビガビですが、写真中央で眼が光っているのがわかりますでしょうか?

暗闇であり、なおかつ距離があるためデジタルズーム、さらに対象は素早く動く生き物という非常に悪条件の中、なんとかぎりぎりシルエットが捕えられたレベル。

写真としては全然イマイチですが、記憶を補完するには充分なレベル。夢中で探して写真撮影していたところ、気が付けば1時間以上経過していました!

ずっと上を見上げていたので、首がめっちゃ疲れました!!!

ちなみに、トックリキワタ以外にも春頃に花が咲くガジュマルや、春に花が咲き夏に果実が実るフクギ、あとはパパイヤやバナナなどにも訪れるそうです。

日中に花や果実をみつけておいて、夜に訪ねて見るとオオコウモリに出会えるかもしれませんよ!

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