楽しさ詰まった宮古名物‟瓶ドン”がダブルで楽しめる『蛇の目 本店』(宮古市)

岩手県

瓶に入った食材がインパクト抜群な宮古名物「瓶ドン」。味はもちろん、カラフルな姿で見た目にも楽しいご当地グルメです。今回訪問した蛇の目というお店では、そんな瓶が2本という多幸感あふれるメニューを扱っています。

訪問日:2022/10/9(日)

ユニークな名物料理

岩手県の沿岸部では獲れたてのウニを牛乳ビンに詰める、という保存方法があります。現代でも「瓶ウニ」は販売されており、シーズンになるとスーパーなどでも見ることができるそう。

そんな独特のスタイルからヒントを得て、考案されたご当地グルメが「瓶ドン」。牛乳ビンの中に様々な海産物が詰まっており、それをお好みでご飯にのせて食べるというオリジナリティあふれるメニュー。

彩りあざやかな姿から、SNSでも話題になります。

そんな瓶ドンを取り扱うお店は、宮古市内に10店舗ほど。雑誌などで良く見かけるのは、宮古駅前の「魚彩亭 すみよし」「蛇の目 本店」、浄土ヶ浜に建つ「浄土ヶ浜レストハウス」などなど。営業時間や定休日はそれぞれ異なっていますので、訪問する際はしっかり調べてから行きましょうねー。

駅前の名店・蛇の目

今回は「蛇の目本店」へ。宮古駅前にあるため、アクセス抜群。

店内は1階のテーブル席とカウンター席、2階がお座敷席となっております。連休中ということもあり、11時半には10組以上の待ちができていました。10:00から営業しているので、朝ごはんを抑えて早めの訪問がおすすめです。

駐車場は裏にコインパーキングのTimesがあります。30分まで無料、以降は30分100円。周辺の飲食店と提携しており、蛇の目本店では2,000円以上の飲食で1時間無料になります。なお、このパーキングの入り口は一方通行の画駅前ロータリー出口付近にあります。入庫するには、駅前をぐるっとまわる必要があるのでご注意ください。

選べる3種類の瓶ドン

蛇の目の瓶ドンは「小」「中」「大」の3種類あります。

この選び方はとっても簡単。瓶ドンは小瓶と中瓶があり、「小」=小瓶、「中」=中瓶、「大」=小瓶&中瓶セットとなります。ご飯の量は一緒なので、予算に合わせて選べばOK。

「大」の2本の瓶がセットというのは、他のお店には無い蛇の目のオリジナル。最初は「中」にしようかと思ったのですが、せっかく蛇の目に来たからには「大」にしてみることにしました。

2本セットの瓶ドン大

さあ、瓶ドン「大」がやってきました!真っ白な白米だけがお丼に入っているというのも逆に新鮮。

彩り豊かな瓶ドン。小瓶と中瓶がセットになって贅沢感マックス!フタをするかのように乗ったウニがたまりません。

瓶ドンはもちろん、小鉢や汁物、さらにはカマ焼きまでもついています。いずれもめっちゃ美味しくて、なんだか申し訳ない気持ちになってきました。

たのしい瓶ドンづくり

さてさて、付属の長い木べらを使って、瓶から具材を乗せていきます。ただ瓶の中身をあけるだけかと思いきや、盛り付け考えながら乗せるのはとっても楽しい!

ウニ、イクラ、マグロ、カニも出てきました!蛇の目の瓶ドンは、基本的に具材おまかせ。何が出てくるかわからないところも楽しみです。

瓶から出しにくいかなと思ったのですが、底にしかれたメカブのヌルヌル効果でツルンと出てきます。

メカブをツマのように敷いてみたり、カニやエビなど細長いものは揃えてみたりといろいろ考えるのが思ったよりも楽しい!真っ白なご飯を自分色に染め上げていくという謎の達成感も味わえます。

ついに瓶ドン完成

さあ、瓶ドンが完成しました!!!

盛り付けにセンスがないのは許してください!でもこれ、きっとめちゃくちゃ個人差でますよね?もし友達やカップルで食べに来たならば、盛り付けを比較して遊べそうです。

さて、やっとお待ちかねの実食タイム!なのですが、いろんな具材がのった贅沢丼、何から食べるか非常に悩みます。やっぱりメカブやイカなど比較的安価なものから食べようか。それとも、一口目にウニやイクラ行っちゃおうか……。脳内会議が白熱します。

さらに会議には「何を最後にするか」という議題も残っています。具材がたくさんある分、食べる順番悩みは大きいです。でも、それをひっくるめてとっても楽しめるメニューでした。

あれ、お味について書くの忘れてしまいましたが、わざわざ書く必要ないですね・・・?

瓶ドンのお届けも

さて、そんな瓶ドンですが、宮古へ行かずとも食べることができます。こちらの「川秀商店」という店では、瓶ドンをネット通販にて購入可能!全国各地へお届けしてもらえるのです。

ご自宅用はもちろん、お世話になった方へのプレゼントとして送ったらすごく面白いのではないでしょうか?

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