京都で寺社以外の観光って何かあるの?そんな疑問に強烈なアンサーをぶつけるのがこちらのスポット。パペポという不思議な響きを持つミュージアムは100%写真映えする空間。「日本一ハッピーな場所」そんなキャッチフレーズを掲げています。
※セルフィスポットなので一人で訪問するのはかなり難易度が高い場所です。
休館日:年末年始
料金:平日1,200円/土日祝日1,500円
予約は必要?
パペポミュージアムは時間毎の入れ替え制。平日・土日祝ともに利用時間は最大で120分と決まっており、基本的には予約制となっています。
空きがあれば予約なしでも入館できるようですが、土日などに訪問する場合は予約した方が安心です。支払いは現地払いなので、カードが無くても予約可能です。
https://papepo-museum.com/product/reserve
時間帯毎の空き数も確認できるので、予約を悩んでいる方は埋まり具合を見て判断しても良さそうです。
さらに、このミュージアムは性質上、撮影することが多くなります。予約が少ない時間帯を狙うと、思う存分写真や動画を楽しめそう。そういった意味でも、事前に予約状況はチェックした方が思いっきり楽しめるのではないでしょうか。
パペポへのアクセス
阪急の烏丸駅、地下鉄の四条駅下車、24番出口から徒歩2分。もしくは阪急の河原町駅から徒歩10分ほど。
烏丸の市街地ど真ん中にあります。営業時間も比較的長いため、観光の最後に訪れて、夕食はそのまま周辺のお店へ向かうのも良さそう。
着物レンタルの「京あるき」のフロアの一角に設置されています。レンタルと合わせるとキラッキラなSNS映え写真が撮れそうです。
幸せつまった部屋
受付を進むと、小部屋と大部屋の2部屋からなる館内へ。かなりコンパクトなミュージアムです。
大部屋は、大きなクマが横たわるスポンジプールやあひる隊長でいっぱいのバスタブ、かわいいピンクの電話、壁に広がる大きな翼などの撮影スポットが詰まっています。
一方小部屋は、ボトルが並ぶグラマラスな夜の部屋。キラキラしたクリスタルビーズのカーテンやネオンが輝き、ここだけ少しテイストが異なっています。
日本一ハッピーな場所という名が示す通り、難しいことは忘れてその世界観にどっぷりつかることができます。
細部にも宿る幸せ
壁に貼られたペロペロキャンディー。7×4の配置や色に何か意味を求めてはいけません。難しいことは考えないのがここを楽しむ秘訣。
ピンクの丸テーブルの上には、カラフルなアイスキャンディーとピンクの電話。ダイヤル式のレトロスタイルな置き電話は、ここに訪れる人は使用法を知らないのではないでしょうか。
ピンクに染まったバナナの木。ピンクであることを除けば、葉の付き方や果実のなり方がとってもリアル。
受付には1,500本のぶらさがるバナナ。ピンクとイエローでくっきりと分かれており、2人で写真を撮るのにぴったりなシチュエーション。小道具の額縁や、パイナップルも置いてあります。
真下から見上げると、大量のバナナが降り注ぐ光景。大地の芸術祭展示作品のリバースシティ(by パスカル・マーシン・タヨウ)のような感覚です。
恥ずかしがらずに自撮りに挑戦
説明しなくても伝わっているかと思いますが、ここは完全なセルフィースポット。受付では自撮り棒や三脚のレンタルも可能です。ここへ来たからには恥ずかしがらずに自撮りしなくては!
せっかくなのでここはカメラアプリのsnowやSODAを駆使して、狙いまくった写真撮影に挑戦!
なんか違いますね・・・
普段そんな写真撮ったことが無いので全然ポージングがわかりません!!
インスタ映え下手くそ選手権があるなら、ぜひ参加したいです!!!
ポーズに迷った場合、壁に貼られたチェキを参考にしたりInstagramで「#パペポ」を検索してみるのが良いかと思います。
近年にわかに増えてきたセルフィスポット、まさか京都で初体験することになるとは思いもしませんでした。
そんなわけで自撮りしない方が訪問するには適さない場所。B級スポットや珍スポット好きがうっかり訪問してしまうと、とんだ肩透かしを食らってしまうかもしれません。
思っていたよりもずっと小さかったのですが、いざ写真を撮りだすと色々と試したくなり、あっという間に時間が過ぎます。最初に記載した予約ページの予約状況を確認して、混雑していない時間帯を狙うのがおすすめです。
なお、「パペポ」というのは、パノラマ・ペイント・ポートレートの略らしいです!これは全く想像できませんでした。
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