音楽の都と称されるオーストリア。自動演奏のグランドピアノにはじまり、AIを活用した未来の作曲まで、音楽を非常に大事にしている姿勢を感じ取ることができます。実はHydeファン必見なパビリオンです。
流れる五線譜のパビリオン
続いて向かったパビリオンはオーストリア。コアラやカンガルーで知られるオーストラリアではなく、ヨーロッパの方です。世界的にも間違われることが多いようで、オーストリアには”No Kangaroos in Austria”と書かれたジョークグッズも多数販売していたりします。
そんなオーストリアといえば、モーツァルト、ハイドン、シューベルトなど多数の音楽家を輩出した音楽の国。首都のウィーン(ヴィエナ)は「音楽の都」として知られています。流れるような巨大なオブジェが美しい姿。おそらく五線譜を表しているのでしょうね。
人気のパビリオンであるため、それなりに並ぶことも。訪問した際は規制が行われており、並ぶのはNGに。近くのベンチに座って休んでいると、20分ほどで待機列がオープン。そこからさらに20分ほど待って館内に入ることができました。
グランドピアノの調べ
入場者を出迎えるのはグランドピアノ。1828年創業のオーストリアのピアノ工房「ベーゼンドルファー」の作品です。屋根の裏側に葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれた、非常にレアなモデルです。
上部に架かるのはバロック様式のシャンデリア「マリア・テレジア」。ピアノと合わせて、総額いくらなのか考えちゃいますね。
このグランドピアノ、ただの展示品ではありません!YAMAHAの自動演奏機能によって、メロディーを奏でてくれます。近くで見ていると、次々と動く鍵盤はまるでピアノが意思を示しているかのよう。しっかりとペダルも効いておりました。
このパビリオンのキャラクターも登場!かわいらしいフォルムのこのキャラの名前、なんだと思いますか?答えは最後に書きますね。
ヒントは「日本語」で「色が関係」していて「6文字」です!
未来の作曲ルーム
続く通路では科学者の言葉、そして最新技術の紹介コーナー。ゲーム感覚で楽しめるものもあります。音楽から離れたかと思いきや、展示パネルが音符の形であったり天井から音符が吊るされていたりと、実は続いております。
最後の部屋では大きなスクリーン。ここは未来の作曲ルーム。
設置されたディスプレイでSDGsの17の目標をひとつ選び、そのあとは画面の様々なところをタッチしたりスワイプして音を奏でることができます。操作はシンプルなので、楽器が弾けなくても何も問題ありません
参加者は同時に4つのディスプレイで操作。私が選んだ「14. 海の豊かさを守ろう」はダルシマーという楽器の音色でした。
最後は、AIが仕上げてくれた音楽とともに最新技術の映像が流れていきます。よくわからないけど、気がついたら壮大な仕上がりとなっていました。
Hydeファンの聖地
パビリオンの外側、待機列の近くの壁にはL’Arc~en~CielのHYDEさんの御姿が!
なぜここに?と思ったのですが、2024年1月1日から2年間「オーストリア観光大使」に任命されているのです。写真だけでなく、スワロフスキーが散りばめられた帽子とサインも展示されていました。
展示があるのはパビリオンの内部ではなく外側ですが、入口手前であるため、通りがかりにチラ見するのは不可。恐らく列に並ばないと見れない気がします。
さて、出口でははちみつソフトやオーストリア産のジュースを販売。そんな中に、さっきのキャラクターを発見しました!
気になるその名前ですが「あかしろあか」。見た目的には「しろあかしろ」ですが、オーストリアの国旗は赤白赤だから、それを意味した名前なのでしょうね。
みなさん、名前あてられましたか?「日本語」で「色が関係」していて「6文字」 という、たっぷりヒントを出してはみたものの、この名前にたどり着ける人はいない気がします・・・。
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