犬山で食べられる元祖ひつまぶし『蓬ぜん』(犬山市)

愛知県

犬山の市街地に建つ「蓬ぜん」は、ひつまぶしの名店から暖簾分けされたお店。お櫃からあふれんばかりのウナギは外はカリカリ、中はふっくら。薬味と出汁で味変しながら楽しめるメニューです。

訪問日:2024/11/21(木) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

犬山で食べるひつまぶし

今回、明治村やリトルワールドに行きたくて宿泊先に選んだのが犬山。ミヤコホテルは素泊まりなので、夕飯はホテル周辺のお店で食べよう!

ということで犬山駅周辺で夕食が食べられる場所を調べていたのですが、お店は少なめの予感。チェーン店はあるのですが、せっかくならばご当地感のあるものを選びたいところ。

犬山城の城下町は観光客向けの飲食店が多数あるのですが、ほとんどが昼営業。これは少々悩みます。

そんな中見つけたのが蓬ぜん。名古屋名物ひつまぶしを扱うお店です。

犬山駅からは徒歩で30分ほどかかりますが、犬山城の城下町からならば20分ほどなので、それほど気にならない距離。名鉄の犬山口駅からならば徒歩15分ほどでアクセスできます。

クチコミを見ると人気店で行列ができることもある様子。もし入れなかったら他の選択肢が無いので、念の為事前に電話で予約しておきました。旅先の飲食店を旅前に予約するの、人生初かもしれません。私は大人になりました。

住宅街にある店舗

ということで犬山口駅から歩いて店舗へとたどり着きました。大通りから1本入ったところにあり、辺りは住宅街であるためとっても静か。

平成23年にオープンしたお店であり、外観はかなりモダンな仕上がり。入りやすい雰囲気です。

店内は4名テーブルが6席、4名座敷が4席。HP見る限りでは他にも団体席があるようです。平日木曜日の夜でしたが、空席はわずか2〜3席。駅前のような好立地であるわけではないのに、やっぱり人気店なのですね。

多彩なメニュー

メニューは「ひつまぶし」が並盛と大盛、「うなぎのどんぶり」が子丼、梅、竹の3段階。

「白焼」やうなぎの玉子焼「う巻」、うなぎの酢の物「うざく」、「骨せんべい」「鰻茶碗蒸し」など、いろいろなうなぎメニューもそろっています。

「かしわ料理」(鶏肉)や「このわた」、本日のおすすめとして「マグロの刺身」「松葉がにの塩ゆで」「あん肝」などもそろっておりバリエーションは豊か。七輪でカニを焼いているグループもいました。

とりあえず初めてなのでひつまぶしの並盛にしてみることに。

あふれるひつまぶし

ひつまぶしが到着しました。並盛ですが、黒いお櫃からウナギがあふれています。

フタを開けると、大きなウナギのお目見え。しっかりと焼き目のついたウナギは、見た目にも美味しいです。

汁物は220円で肝吸いに変更できます。「蓬」の字が印された湯葉も入っておりました。

元祖ひつまぶしの食べ方

メニューには「名古屋名物ひつまぶしの食べ方」が記載されていたので、その通りに食べてみます!

始めに、お櫃の中のご飯を十字に切って四等分にします。1膳目は、そのままうなぎの味をお楽しみくださいとのこと。

ウナギはカリカリでめっちゃ美味い!!細かく切られているのも食べやすくて良いです。そして、上だけでなく、ごはんの中にもウナギが1列入っています。嬉しいサプライズです。

2膳目は薬味を掛けて食べます。ワサビと海苔の組み合わせが絶妙!山椒がほしいなと思っていたのですが、これで十分です。

3膳目は薬味に加えて「お出汁」をかけてお茶漬けに。美味しいお出汁の力でさっぱりとした口当たりに。写真がほとんど変わっていないように見えますが、気のせいです。

最後となる4膳目は、一番気に入った食べ方でお召し上がりくださいとのこと。

さあ、どう食べよう!!!

悩んだ末に、タレがかかった「ご飯だけ」に出汁をかけて食べ、最後に残った「ウナギだけ」をワサビ海苔で食べるという特殊な食べ方にしてしまいました。

そんなわけで美味しく楽しく食べることができたひつまぶし。並盛でしたが、ご飯の量が多くてけっこうボリューミー。2合分くらいあったように感じました。

さてさてこの蓬ぜんですが、ご主人が「ひつまぶし」の商標登録をもつ「あつた蓬莱軒」で22年間の修行の後、のれん分けして開いたお店。その味は本物なのです。

アクセスと営業情報

名鉄線の「犬山口駅」より徒歩15分。犬山の城下町からも徒歩20分ほどでアクセスできます。

営業時間 11:30〜14:00 / 17:00〜21:00
定休日 火曜日、第4水曜日
公式サイト http://houzen.s-d.jp/

※掲載の情報は2024年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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