伝統から恐竜まで!8府県が集結した国内コモンズ『関西パビリオン』(大阪・関西万博パビリオン)

大阪・関西万博

8つの府県が集まる共同出展型パビリオン。それぞれ伝統工芸や特産品、恐竜や砂丘で魅力を発信しています。完全予約制であること、そして見学所要時間&待ち時間にはご注意を!

訪問日:2025/6/28(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

国内版コモンズ

東ゲートのすぐ近くに立つ関西パビリオン。真っ白な寄棟造り風の建物は、灯篭をイメージしているそう。

世界各国のパビリオンや、日本の企業のパビリオンが立ち並ぶなか、ちょっと特殊な立ち位置のパビリオン。「関西」という少々曖昧なテーマではありますが、いったいどのような展示なのでしょうか。

ここは、滋賀・京都・兵庫・和歌山・鳥取・徳島・福井・三重の8府県がそれぞれブース出展している総合パビリオン。万博会場には、多数の国が共同出展している「コモンズ」というパビリオンがありますが、それの国内版的な感じです。

鳥取・徳島・福井は関西なのか、気になるところはありますが、国内旅行好きとして行っておきたいところ。

完全予約制&所要時間に注意

注意すべきは、このパビリオンは完全予約制というところ。並んで入れるタイプのパビリオンではありません。

関西パビリオンは当日予約も行っており、9:00 / 13:30 / 15:30 / 17:30と解放のタイミングが決まっています。

今回は事前予約が取れなかったので、当日予約17:30の解放狙いで5分前くらいからログイン。関西パビリオンの時間一覧ページにてスタンバイ、時間ちょうどに画面をロードする作戦にて【19:45】の回を確保できました!

予約制に加えて、もう一点注意すべきは見学所要時間各府県の所要時間はそれぞれ10〜20分ほどかかるため、すべて制覇するにはけっこうな時間を要するパビリオン。

それに加えて、各府県のブースで待ち時間が発生することも。特に、鳥取・滋賀・福井は人気のため待ちの可能性が高いです。そして兵庫はシアタータイプにつき定時開催というのもポイント。

そんなわけで、8府県全部見るには2時間以上必要な予感。時間をたっぷり確保するか、見たい所を絞るかした方が良さそうです。

8府県それぞれの展示ブース

入口を進むとホール状の大関西広場に到着。上部のスクリーンには各府県の名産品が次々と映し出されています。

この広場を取り囲むように各府県のブースが並んでいます。8ヶ所のうち、今回は滋賀・福井・和歌山・京都・三重の5ヶ所をめぐりました!

琵琶湖愛がつまった滋賀県

滋賀県のブースは一部屋、スクリーンと鏡が張り巡らされた空間です。「Mother Lake~ びわ湖と ともに 脈々と ~」というテーマのもと、滋賀の四季折々の風景と、周辺で生きる人々の営みが映し出されます。とにかく美しい映像に、滋賀県の本気を感じます。

「ビワイチ」「湖東三山」「信楽焼」など全国的に知られているものから、伏流水を家庭に引いた「かばた」、「天野川のホタル」、待ち受け型の漁法「エリ漁」など、あまり知られていないものまで。設置されたタブレットでより詳しい情報も得ることができます。

部屋の中央では450個の球体が吊り下がっています。ただのオブジェかと思いきや、こちらは映像に合わせて動きます!波打ったりカラフルに輝いたりと独特なアクションはずっと見ていられます。

あと、滋賀を代表するアーティスト、西川貴教さんのサインも見ることができます!展示室の外にあるので、お見逃しなく!

恐竜愛がつまった福井県

福井県の入口ではフクイラプトルお出迎え。多数の化石が発見されていることから恐竜王国を名乗る福井県、展示は恐竜に振り切っています。

入場者はライトで照らしながら化石を調査。ライトを当てると、どんどん化石が発掘されるというギミックも。

最後の部屋では、四方向の壁をスクリーンに映像が流れます。映し出されるのは夜の森と、巨大な竜脚類フクイティタン。気がつけばフクイラプトルに囲まれていたりもします。前後左右、そして頭上を飛び交う恐竜は迫力満点です!

自由にさわれる化石もあります。何の化石かはあえてふれないでおきますね。

伝統産業がつまった京都府

「文化」「食」「産業」「環境」「いのち」「観光」の6つの分野の展示が入れ替わり行われている京都ブース。訪問した際は「産業」の期間。古くから伝わる技法や技術を用いて造られる伝統産業がメインでした。

並んでいる品々は、伝統を受け継ぎつつも実用性に優れたものばかり。こちらは「紙漆のカップ」。おしゃれな紙コップは、全面に漆が塗布されています。軽くて抗菌性に優れ、なんと洗って繰り返し使えるそう。

この太い木の枝は、漆の原木。この樹の樹液が漆の原料。1本の漆の木から、年間200gほどしか取れないそうです。

文化と名産がつまった三重県

キラキラとかがやくミラー仕立てのトンネルは三重県ブースの入口。県内29市町の映像も流れています。

展示スタイルはとってもユニーク!壁の引き出しを開けると三重県を代表する様々なモノが隠れているという内容。「松阪牛」「伊勢海老」「真珠」など全国的な知名度のあるものだけでなく、日本一の出荷額という「電子部品」、1200年以上の歴史のある「鈴鹿墨」なども。大きい引き出しを開いたら、「オオサンショウウオ」が飛び出しました!

「地酒」「伊勢茶」など香りを嗅げる体感型の仕掛けも。こちらは「海女さん体験」。両手を入れて中を覗くと、磯ノミを使ってアワビを取る作業を体験できます。

あまりつまってない和歌山県

和歌山県のブースは広々とした空間。壁に描かれているのは、新宮市の版画作家・番留京子さんのアート作品。「八咫烏(やたがらす)」をはじめ、熊野の山や海が表現されています。

中心に鎮座するのは熊野観心十界曼荼羅。戦国時代から江戸時代にかけて熊野信仰を広めるために活動していた「熊野比丘尼」が、熊野三山の修営費用を集めるため全国に持ち歩いて絵解きを行ったというもの。

広い空間の割に展示数は少なめですが、他のブースにはない特徴として食体験コーナーがあります!遅い時間に訪問したためクローズしておりましたが、「Wakayamaの森と恵みのペアリングセット(6,000円)」が楽しめたみたいです。

なお、展示室内の壁にはhydeさんのサインが描かれています!滋賀県の西川貴教さんと合わせてこちらもお見逃しなく!

見逃した3つのブース

今回は前述の通り19:45の回で入場。パビリオンは21:00閉館となるので、3ヶ所間に合わずでした。

鳥取県は「鳥取魅力名探偵! 世界的にアピールできる鳥取県独自の魅力」という名探偵コナン感のあるテーマ。プロジェクション映像による砂丘の疑似体験「鳥取無限砂丘」が目玉展示です!入場制限があるため、並ぶことも多い人気パビリオン。訪問時は入場規制となっており、閉館まで解かれることはありませんでした・・・。

兵庫県は「ミライバス-体験型のSDGs空間-」がテーマ。県の魅力を体感するアトラクション型映像がメインのコンテンツで、上映時間が決まっているタイプです。

徳島県は「水とおどる 五感で徳島を体感!」というテーマのもと、プロジェクションマッピングや伝統工芸などが展示。必ず関連するであろう「阿波おどり」がどのようなかたちで登場するのか気になるところです。


そんなところで、21:00の閉館時間。万博会場は22:00までですが、どのパビリオンも21:00終了のため、もう入れるところはありません。東ゲートから夢洲駅へと向かいます。

夜間券で夕方から入った万博初日、パビリオンは3ヶ所しかまわれませんでしたが、なんとなく雰囲気はつかめました!なお、この日は過去最大の予約数があったという大混雑の日。ゲートから駅まで、1時間もかかりました・・・!

今更なのですが、関西パビリオンに奈良県なくないですか!?

気になって調べたところ、現知事曰く「前知事の方針で出展を行わなかった」そうです。福井県や鳥取県の参入も、きっといろんなストーリーがあったのでしょうね。

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