東山動植物園 Part 1 激レア動物たっぷりな動物園にコモドオオトカゲが登場(名古屋市・千種区)

愛知県

愛知県を代表する動物園であり、国内屈指のボリュームを誇ります。皆が集まる人気の動物から、ここでしか見ることができない激レア動物まで、様々なニーズを満たすバラエティ豊かな動物園です。2024年夏には、なんとコモドオオトカゲが来園しました!

訪問日:2024/11/23(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

日本を代表する動物園

名古屋市千種区にある東山動植物園は、1937年にオープンした老舗の動物園。開園当初は「東洋一の動物園」と呼ばれており、その敷地面積は59.58haと非常に広大。入園者数も、約450種(令和6年3月31日時点)という飼育種類数も国内トップクラスである、日本を代表する動物園のひとつです。

土曜日の訪問であったため、入り口は大混雑!チケットは事前購入しておくのがおすすめです。

広い園内は、本園・北園・植物園と大きく3エリアに分かれています。1日あればのんびりとめぐれそうですが、限られた時間で訪問する際は、ある程度計画を立てて進まないと途中までしか見られないなんてことも。

今回の私のプランは、地下鉄・東山公園駅そばの「正門」からスタートして、まずは北園をぐるりとまわり、続けて本園、最後に植物園をめぐり「星が丘門」から出て地下鉄・星ヶ丘駅へ抜けるという通り抜けコースで進んでみることにしました。

ちなみに植物園の順番を最後にしたのは、秋の紅葉ライトアップ期間であったため。昼過ぎに園内に入り、植物園に入る頃でちょうど日没頃になるはずという計算なのです。

定番の人気ものたち

そんなわけでぱっと思い浮かぶ動物はだいたい揃っています。悠々と暮らしているのは大きなアジアゾウ。2022年に生まれた子供のゾウもいます。

青いボールで遊んでるいるライオン。体つきは大きいですが、動きはネコそのもの。じゃれている姿がとってもかわいらしいです。

のんびりとしているカバ。干し草のようなものをひたすら食べていますが、口の中パサパサにならないのか不思議です。

他にもシマウマ、レッサーパンダ、コアラ、クロサイ、アミメキリン、ホッキョクグマなど人気な動物がたっぷり!「イケメンゴリラ」として話題になったニシローランドゴリラ「シャバーニ」も大人気でした。

ちょっと珍しい動物

アメリカ大陸に暮らすシンリンオオカミ。イヌのような姿ですが、明らかに大きいです。広いフィールドで飼育されているので、タイミングが良いと駆け巡る姿を見ることができるはず。

真っ黒な姿が美しいジャガー。ベタ塗りに見える体毛ですが、よく見るとヒョウ柄がうっすらと見えます。凄くおしゃれに見えてきました。

こちらの小さな動物はヤブイヌ。最も原始的なイヌであり、足には水かきがあるそう。胴長で短足という愛すべきプロポーション、そしてつぶらな瞳がとってもかわいいです。

かわいさならばこのスナネコも負けていません。クリーミーな体毛と短い手足、そしてくるんとした瞳がたまりません。「砂漠の天使」とも呼ばれる、人気な動物です。

他にもコビトカバ、ユキヒョウ、マヌルネコなど、コアなファンがいるレアな生き物もたくさん。見どころが多すぎます。

ここでしか見られないレア動物

珍しい動物がたくさんで既にお腹いっぱいですが、中にはこの動物園でしか見ることができないSSR(スーパースペシャルレア)な動物も。

このコジャコウネコもそんな激レア動物。ネコとつきますが普通のネコとは別の種類で、ハクビシンに近い動物です。

ケープジェネットもジャコウネコのなかま。長い尾を使い、樹上でも生活する動物です。

他にも、世界一の怖いもの知らずとされる「ラーテル」や、イエネコよりも大きく四肢が長い「ジャングルキャット」も、ここオンリーな動物。ぜひ見ておきたかったのですが、たどりついたのが夕方であったため、檻から獣舎に帰ってしまっていました。屋外展示の動物は、早めにめぐるのが良さそうです。

激レアなコモドオオトカゲ

世界最大級のトカゲ、コモドオオトカゲ。その巨大な姿からコモドドラゴンとも呼ばれています。インドネシアに行かないと見ることができない生き物でしたが、なんと2024年8月23日より一般公開がスタート!!国内でも見ることができるようななりました。

そんなわけで激レア生物であるコモドオオトカゲ、屋内展示場には大行列が!!訪問した際は常時100人くらいが並んでいました。

どれくらい待つのかと不安でしたが、意外と進むペースが速く、10分くらいで中に入ることができました。

さあ、こちらがコモドオオトカゲです!!

オスであり、名前は「タロウ」。

すっかり寝てしまっています。ときどき片目を開けているので、もしかしたらイルカや爬虫類で見られる「半球睡眠」を行っているのかもしれません。

そんなわけで動きがないためか、みんなさらっと見ておわり。長い行列の割にすぐ中に入れたのは、コモドオオトカゲが寝ていたからかもしれません。

実はコモドオオトカゲ、かつて東京・上野動物園にて飼育されていたことがあります。そのメスの個体がシンガポールの動物園に移り、そこで生んだ子供がこのタロウ。上野動物園には帰るスペースがなかったので東山動物園が選ばれたそうです。

 

さてさて、今回の記事はここまで!東山動植物園には、「世界のメダカ館」「東山スカイタワー」「植物園」とまだまだ見どころがたっぷり!次回に続きます。

アクセスと営業情報

地下鉄東山線「東山公園」駅の3番出口より徒歩3分、「星ヶ丘」駅の6番出口より徒歩7分。

開園時間 9:00~16:50
休園日 月曜、年末年始
料金 500円
公式サイト http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/

※掲載の情報は2024年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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