レイクサイドのカラフル庭園『浜名湖ガーデンパーク』(浜松市)

静岡県

四季折々の花が楽しめる浜名湖近くの庭園。色とりどりの花景色に加えて、写真映えするフォトスポットもばっちり。展望タワーやクルーズなどのアトラクションも楽しめます。

2021/4/18(日)

レイクサイドの都市公園

浜名湖の湖畔にある浜名湖ガーデンパークは、2004年に開催された浜名湖花博の会場にオープンした大きな公園。西側エリア、街のエリア、里のエリアと3つのエリアに分かれており、開放的な景色や四季折々の花を楽しむことができます。

◆西側エリア
イベントが開催されることもある芝生広場と駐車場があるエリア。
◆街のエリア
花ひろばや展望塔、屋外ステージや食事処などが集まるにぎやかなエリア。
◆里のエリア
豊かな自然の中を散策できるエリア。奥へ進むと花の美術館があります。

見どころの多い施設ですが、一部施設を覗いて入場料は無料!リーズナブルに自然が楽しめる、まさに都市型公園といったスポットです。

季節の花のお出迎え

入園してすぐに目に入るのは花ひろば。ヒマワリやコスモスなど、一年を通して様々な花畑が広がっています。春のネモフィラ、夏のヒマワリ、秋のコスモスは特に人気で、視界一面に広がる花景色を楽しむことができます。

今回は4月中旬に訪問したところ、ネモフィラがちょうど見ごろ。青白い花で埋め尽くされた、幻想的な世界が広がります。奥に見える展望塔も印象的です。

花の美術館

園内奥地にある「花の美術館」。画家クロード・モネが造った庭をイメージしたエリアで、色とりどりの花が咲くキレイに仕上げられた庭園が広がっています。

花々に包まれてかわいらしい洋館も建っています。美術館とはいいますが、建物に入るわけではなく外から眺めるタイプ。

この洋館、正面から見ても美しいのですが、横へまわってみると壁一面にフジの花がびっしり。ピンク&グリーンの外壁と紫色のコントラストがとってもあざやか。

最も奥にあるエリアなので入口から少々距離がありますが、ガーデンパークに来たらぜひここまで足を運びたい美しいお庭でした。

フォトスポットも大量

ただでさえ色とりどりの花でフォトジェニックな景色が広がっていますが、さらに写真映えする演出も。

ネモフィラ畑にはピンク色のハート型オブジェ。青い花畑をバックに記念撮影ができます。

花の美術館の芝生に一本だけ植えられたフジ。6角形のベンチに囲まれており、とっても絵になる樹です。

花の美術館の近くには「青いシクラメンの小径」という散策路があります。青紫色のシクラメンが、地面やハンギングでぽつぽつと咲くおとぎ話のような散歩道。設置された椅子に座ると、ハートの穴からちょうど写真に撮ることができます。絵本の1ページに入り込んだような気分に。

園内を一望する展望塔

園内にそびえる高さ50mの展望塔。有料施設ですが、自由に展望を楽しむことができるタワー。浜名湖花博では「きらめきタワー」という名称であった建築物です。

エレベーターで一気に最上階へ。そこに広がっているのはガラス張りの展望室。近くには高い建物もないため、開放的な景色が飛び込んできます。

展望室からは、園内をぐるっと見渡すことができます。花で染まった姿を楽しめるのは、高い位置からの眺めならでは。すぐ隣に浜名湖が広がっているロケーションも凄く印象的です。

展望室から一歩進んだ展望デッキは、宙に突き出しています。右も左も上もガラス仕立てで更なる開放感を味わうことができます。

いざ上に立って見るとあまり気になりませんが、下から見るとタワーから飛び出しておりすごく不安。高所恐怖症の方は要注意です!

遊覧船ガーデンクルーズ

浜名湖花博で「いろどりクルーズ」として人気だったアトラクション。駐車場や屋外ステージ近くの西船着場から、奥地である花の美術館付近の東船着場までを約10分で移動することができます。

時間は決まっておらず、随時運行。乗り場に行くと、次回出発時刻が記されています。今回は、花の美術館からの帰り道に片道だけ乗船しました。

ただのクルーズかと思いきや、船長のおじさんの解説を聞くことができます。

「この入り江は駿河湾をイメージしているらしいのですが、私にはさっぱりわかりません」

「あそこに滝が見えます。高さはなんと・・・と言いたいところですが、わずか1mのしょぼい滝です。しょぼ滝です」

「ネモフィラはもうだいぶハゲてます。アートネイチャーが必要です。」

もちろん見どころ情報などもしっかり教えてくれるのですが、淡々と毒舌混じりで語られる園内紹介がとってもユニーク!お値段は600円と少々高く感じましたが、それに見合った価値があると思います。

アクセスと営業情報

JR浜松駅からバスで約60分 。浜松駅発の本数は1日5~6本ですが、午前中に集中しているため比較的利用しやすい印象です。また、バスは舘山寺温泉を経由していくため、合わせて訪問することも可能です。

車の場合は浜松駅から約30分、東名高速の浜松西ICから約30分ほど。また、舘山寺温泉からわずか12分ほど。駐車場は無料で利用できます。

開館時間 8:30~17:00 ※7~8月は18:00まで
休館日 年末年始
料金 無料 ※一部有料施設あり
公式サイト https://www.hamanako-gardenpark.jp/

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