名古屋港のシンボル!海辺の大観覧車『シートレインランド大観覧車』(名古屋市・港区)

愛知県

名古屋港水族館のすぐそばにそびえ立つ大観覧車。人々でにぎわう港周辺の景色から、名古屋駅周辺のビル群まで広く見渡すことができます。日没後も営業しているので、水族館の後に夜景狙いで乗車してみました!

訪問日:2024/11/24(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

港にそびえる大観覧車

名古屋港に広がるシートレインランドは、1995年オープンの小さな遊園地。JR貨物の名古屋港(なごやみなと)駅の機能縮小に伴う跡地再開発のためにつくられました。そのため「シートレイン」というネーミングですが、鉄道要素はほとんどありません。JR貨物駅自体も2024年4月に廃止となっています。(※名古屋市営地下鉄名港線の「名古屋港(なごやこう)」駅と同じ漢字ですが読み方が違い、位置も少し異なっております。)

すぐ近くにある名古屋港水族館と合わせて訪問するのがおすすめなスポット。今回、水族館と合わせて立ち寄った私の目的はコチラ。

高さ85mを誇る大観覧車!!ゆるく観覧車めぐりをしているので、これを見逃すわけにはいきません!!

乗り物券で乗車

シートレインランドの入園料金は無料、アトラクションに乗る際に別途乗り物券を購入するスタイル。私のようにピンポイントで目的がある人にとってはありがたい料金システムです。

観覧車の料金は800円。乗り物券は100円単位で販売されておりますが、売場にて「大観覧車」と伝えると800円分の乗り物券をささっと発行してもらえます。

足元から見ると、離れて見たときよりも巨大に感じますね!

この日はコスプレイベントが開催されており、かわいいファッションの方々がたくさん!日が暮れて冷たい風が吹きはじめてきましたが、園内はまだまだにぎやかです。

スタンダードなゴンドラ

カラフルなゴンドラが48台。ティアドロップ型のスタンダードなタイプです。

6人乗りなのでけっこう広々としており、空調設備も完備。窓はフェンス付きですが、開閉することもできます。

動き出したゴンドラはゆっくりと空へ。約15分の空の旅のはじまりです。

なお、48台のゴンドラのうち、2台はシースルータイプ。スリルを味わいたい方はそちらへ。

360°のパノラマと夜景

眼下に広がるのはシートレインランド。メリーゴーランドやファミリースウィンガーの華やかな明かり、そしてファミリーコースターの悲鳴が響き渡ります。

その奥には「名古屋港水族館」。閉館直前ですが、スタジアムはライトが灯りプールの水色が映える。日中ならばイルカやシャチの姿が見れるかもしれません。

水族館の目の前には、南極観測船ふじと名古屋港ポートビル。ポートブリッジもライトアップされて美しく輝きます。

北側は遠くに輝く名古屋駅周辺や栄の街並み。宝石箱のような夜景にうっとりしてしまいます。

夜だったので夜景がメインですが、日中はどこまでも広がる太平洋の大海原や鈴鹿山脈などパノラマを見渡すことができるようです。

おまけ:観覧車が多い県

尺があまったので、ちょっとだけおまけのお話。観覧車って日本全国あちこちで見かけますが、いったいどれくらいあるのでしょうか?さらっと調べてみたところ、2024年12月時点で、日本国内で稼働する観覧車は132基あるそうです。

各都道府県にバランスよくあるわけではなく、中には1基もない県も。長野、滋賀、福井、奈良、島根、鳥取の6県に加えて、2022年の「カーニバルパーク・ミハマ」閉鎖を受けて沖縄も観覧車が無くなりました。

そんな中、観覧車が一番多い都道府県ってどこかご存じでしょうか。

正解は、なんと愛知県!

その数12基と、全国の1割ほどの数を占めています。なお、2位となる北海道は11基が稼働中。稼働中観覧車の数はけっこう変動するので、もしかしたら入れ替わるかもしれませんね。

私の観覧車めぐりはまだ21基ほど。200を超えているであろう水族館やお城に比べれば、132基という数字はそのうちクリアできそうな数。ただし、観覧車めぐりを始めたのがつい最近ということもあり、ほとんどの観覧車が「既に訪問済みの場所」にあるというのが悩みどころ。いつか達成する日はくるのでしょうか。

アクセスと営業情報

市営地下鉄・名港線の「名古屋港」駅3番出口より徒歩5分。

 

開園時間 12:00~20:00 ※土日祝日は延長あり
休園日 月曜
料金 入園無料(観覧車は800円)
公式サイト https://www.senyo.co.jp/seatrainland/attraction_kanransha.html

※掲載の情報は2024年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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