サンゴの海でお魚ウォッチング『海中観光船ブルーマリン』(海陽町)

徳島県

徳島県最南端の海陽町のマリンジャムから乗船するグラスボート。県内屈指の透明度を誇る竹ヶ島周辺の海へいざ出航!船底に設置された窓を覗くと、青い海を泳ぐ多数のサカナと広がるサンゴ礁を観察することができます。

訪問日:2018/11/24(土) ※掲載内容および写真は訪問時のものです

マリンジャムにて受付

海中観光船ブルーマリン号の乗船場所は、徳島県の南部、高知県との境目にある海陽町。海洋自然博物館マリンジャムという施設が受付となっています。

もともとマリンジャムの水族館目当てで訪問したのですが、冬こそ海の透明度が高くおすすめとのことで乗船していくことにしました!出港は9:00~16:00の毎時ちょうど。受付を済ませると、時間の書かれたカードをもらえます。

乗船時間まで時間があったので、先にマリンジャム内の水族館に行きました!水族館についてはコチラ。

竹ヶ島の小さな水族館『海洋自然博物館マリンジャム』(海陽町)
橋でつながる離島・竹ヶ島にある海とふれあうためのマリンスポット。館内にある小さな水族館では、個性的な生き物が多数飼育されています。クマノミの面白い生態についても、楽しく知ることができます。

乗船場所はマリンジャムから徒歩約3分の港。既に海のキレイさがやばいです!

ブルーマリン出航!

時間になったので、ブルーマリンに乗船!船体は真っ白でとってもきれい。日の光を浴びて輝きます。

まずは屋外のデッキに着席。出航すると、おじさんのアナウンスがスタートします。「はじめて?どこから来たの?」と、とってもフレンドリーな雰囲気。

海中観測ポイントに着くまでは、おじさんが見える景色の解説をしてくれます。左のこんもりした岩がカメ岩、その右にあるのがウサギ岩。です。よく見ると左向きに寝そべったウサギに見える!

美しい海中の世界へ

10分ほど進むとポイントに到着!船内へ入る合図が出ます。港よりもさらにキレイなエメラルドの海にテンション上がります!

船室は両サイドがガラス張りになっており、海の中を覗くことができます。この季節、海に潜ることはできないので海中を見ることができる貴重なチャンス。

窓から見える海は、想像以上にキレイ!この竹ヶ島周辺の海は、竹ヶ島海中公園として海域公園に指定されています。あまり海中のイメージが無かった徳島ですが、こんなに透明度高かったのですね!!

たくさんの生き物

あまり上手く写真に撮れなかったのですが、青色がきれいなソラスズメダイや黄色いチョウチョウウオなどのカラフルな魚が泳いでます。ソラスズメダイは飼育下では鮮やかな青色ではなくなってしまうので、自然で見るのが一番キレイです。

海底にはナマコもたくさん!一瞬で写真に撮れなかったのですが、海底をうねるウツボの姿も見ることができました。

他にもナンヨウツバメウオやサザナミヤッコなどの熱帯魚、アカエイやウミガメなどの大物が見れることもあるそう。どんな生き物に会えるかは運次第、これぞリアルな海の中の世界です。

豊かなサンゴ礁

お気づきの方もいるかもしれませんが、海の中にはサンゴがたくさんあります!サンゴ礁=沖縄のイメージが強いですが、本州や四国でも一部の海域にてサンゴを見ることができるのです。

ボツボツした緑色のサンゴは、エダミドリイシサンゴという種類。サンゴ礁を形成する「造礁サンゴ」と呼ばれるタイプのサンゴです。

他にもハマサンゴ、シコロサンゴ、キクメイシサンゴなど、多数のサンゴを見ることができます。さらに、”THEサンゴ礁”といったルックスの「テーブルサンゴ」も見かけました。

写真だけ見るとちょっと水族館のようにも見えますが、最大の違いは「揺れ」。ゆらゆらと、まるで海を漂っているような気分になれます。

船酔いを心配される方もいるかと思いますが、乗り物酔いしやすい私で大丈夫だったので、酔うような揺れではなさそう。ゆらゆらとハンモックのような、なんとも心地よい気分でした。

アクセスと営業情報

阿佐海岸鉄道阿佐東線の宍喰駅からバスで約7分のバス停《竹ヶ島》下車、そこから徒歩1分ほど。車の場合は徳島ICから約2時間ほど。

運航時間 9:00~16:00の毎時00分
所要時間 約40分
休館日 火曜
料金 2,000円 ※マリンジャム内の「島の小さな水族館」入館料込
公式サイト https://marine.kaiyo-kankou.jp/index.php/en/

※掲載の情報は2022年2月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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